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Channel: ハナママゴンの雑記帳
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猛暑の2日間

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今回は暑い話題なので、涼しいうちにと早朝サンポに出た際に撮った、涼しげな写真を入れますね。

 

ミンチンハンプトン・コモン(共有地)の中心にある五叉路

 

 

コモンのフチにへばりつくように存在する集落にある、小学校(下左)と教会(下右)

 

 

猛暑がやってくるという予報通り、今週の月曜日(18日)と火曜日(19日)は本当に暑かったです!

英国のそれまでの観測史上の最高気温は、2019年7月にケンブリッジで記録された38.7℃。

この記録が破られるのではないかと予測されていました。

 

三叉路にあった 『牛に注意』 の看板と、私のお気に入りカフェ (安いから

 

 

放牧された牛が自由に歩き回る、コモンの端っこ

 

 

広~いコモンの一部はゴルフコースにもなっています。

 

残念ながら?18日(月)は記録は破られませんでした。破られたのは、翌19日(火)。

英国の観測史上初めて40℃を超えたのは、ロンドン・ヒースロー空港で、12:50のことだったそうです。

その後次々と他の地点でも40℃超えが観測されました。

最終的にはリンカーンシャー州コニングスビー(Coningsby)で記録された40.3℃が、

英国の観測史上の新たな最高気温となりました。

 

幸い私が住むグロスターシャー州は、そこまでは暑くならずに済んだようです。

私のスマホによると、18日(月)の最高気温は36℃、

19日(火)は34℃でした。

(ロンドンに住むムスメは暑くて大変だっただろうな・・・

 

イギリスで気温40度を突破、観測史上初 欧州で記録的暑さ続く - BBCニュース

 

 

さて私は、この両日ともベティーさん(仮名)の住み込み介護中で、・・・

バテました。

極端に暑がりなので、私の快適生活温度は10~20℃くらい。

25℃を超えると暑くてたまらず、もう何もしたくなくなります。

なのに、ああなのに、まさかの30℃超えって!!

 

一戸建ての平屋のベティーさんの家は、朝から晩まで日が当たり続けます。

(準一戸建ての我家は、屋根を分かち合う隣家が南側にあるので、夏場の暑さが大分しのげる。)

なので外からの熱を遮断するため、日が当たっている窓のブラインドとカーテンは、閉めきって過ごしました。

もちろんエアコンはありませんから、ベティーさんには必要に応じて、扇風機に当たってもらいました。

でも扇風機は一台しかなくて。

私が寝起きするスタッフ用寝室は、窓が西向きなので午後の後半以降は日光が当たりまくり。

ブラインドを閉じカーテンを閉めきっても、熱が伝わってきました。

夕食の仕度も辛かったです。

増築したサンルームが窓の外にあるキッチンは、家の中心部にあるので風通しが良くなく、空気はいつもどんより。

耳が遠いベティーさんは音量を上げてテレビを見るので、音を遮断するためにドアを閉めると余計に暑くて・・・。

 

暑がりの私は英国に落ち着いて以来、つまり過去30年間、夏に日本に行ったことはありませんでした。

暑さに耐えられる自信がなかったからです。

暑さに慣れていないムスメを一緒に連れて行って、体調を崩させてしまうのも心配でしたしね。

英国に来た当初は、夏の涼しさに感動して(まさに私のためにあるような国)と喜んだものです。

それなのに、ああそれなのに、年々暑さが厳しくなってきたと思ったら、とうとうまさかの40℃超えって!

 

そして私は、自分がこれほど暑さに弱くなっているとは思いもしませんでした。

暑い日は、とにかく一日中、やたらと眠いんです。たとえ前夜、よく眠れたとしても。

両目の後ろに眠気が沈殿し、頭に霞がかかったようで、思考が(普段以上に)よく働かない感じ。

体にも力が入らなくて、何もしたくなくて、ただただ屋内の一番暑くない場所にちぢこまって、暑さをやり過ごしたい、ただそれだけ・・・

 

でも住み込み介護ヘルパーとして仕事中である以上、そんなことは言ってられません。

火曜日の晩、ベティーさんはシャワーの介助を所望されました。

そこでキッチンで洗い物を終えたあと(食洗機はありません)、バスルームの準備に向ったんです。

が、軽くめまいがしてどうしても横にならずにはいられず、自室に行ってベッドに横になりました。

そんな状態でのシャワー介助は不安だったので、結局その晩は、

ベティーさんにシャワーをあきらめていただきました。

心優しいベティーさんは 「別にかまわないわ、私はそれほど汗をかかなかったから」 と、

かえって私の体調を気遣ってくださいました。

が、私自身はベティーさんに申し訳なさすぎて、仕事を真っ当にできなかった自分に嫌悪感・・・。

 

自分に対して本当に失望したので、翌日ケア・コーディネーターのモリーに、

「夏が終わるまで、できるだけ私を仕事から外して欲しい」 とメールしました。

モリーはシフトづくりがいつも遅いので、8月のシフトはまだもらっていません。

また不満足な仕事しかできない状況には陥りたくないので、

夏が終わるまでできるだけ仕事から外されることを祈っています。

もちろんこの夏30℃を超える日なんて、もしかしたらもう数日程度しかないかもしれません。

でもそれが絶対ではない以上、またベティーさんに迷惑をかけたくないので、

家でおとなしくしていたいのです。

(ずっと忙しかったから、8月は骨休めに充てるのもいいかもですし。

 

何なんでしょうね、このひどい眠気と倦怠感は?

更年期障害も入っているのでしょうか?

家にいれば家事を放り出して屋内の一番涼しいところで暑さをやり過ごせるので、

この夏はそうして乗り切りたいと思います。

 


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