Quantcast
Channel: ハナママゴンの雑記帳
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1536

家賃の値上げ

$
0
0

チャリティー・ショップで見つけた、面白い置物です。

ごちゃごちゃと生えている?動物といい、色合いといい、とてもユニークで心惹かれました。

お値段は5ポンド(825円)。

 

 

個々の動物たちの表情も、車から顔を出している人間らしき人も、怖カワイイ。

 

 

上の部分は蓋になっていて、外すと中には、・・・ミイラ・・・? これ、小物入れなんでしょうか?!

 

ほんと心惹かれたんですが、(買ってどうするの?)という理性に引き止められ、買わずに店を出ました。

だってもう、モノを増やすよりは減らすべきお年頃ですからね。

せめて写真を撮らせてもらい、覚えておきたいと思った次第でございます。

 

*       *       *

 

ロンドンでジャーナリストとして働いているムスメ。

現在賃借しているフラットには、昨年(2021年)3月から住み始めました。

〔 ほぼ決定した引越し 〕

幸い気に入って暮らしていたのですが、昨日、家賃値上げの通達があったそうです。

物価の高騰に便乗してきたか・・・!

まぁ家主さんも生活がありますからね、仕方ないんですけどね。

 

これまでの家賃(水道光熱費は含まず)は、月額1100ポンド(18万1500円←今日のレートの1ポンド=165円換算)でしたが、

来年3月から、1300ポンド(21万4500円)になるそうです。

一気に200ポンド(3万3千円)の値上げ~~~・・・

(正直オットーと私だったら、1300ポンドはおろか1100ポンドだって払えましぇ~ん

 

そんな訳で昨晩は、何とかムスメを助けたいと、ロンドンの賃貸フラットをサーチしていました。

でも、さすがロンドン。

月額1200ポンドまで狙いだと、大半はワンルームのスタジオ仕様です。

部屋の隅にキッチン設備が付いていて、別室としては狭めのバスルームがあるのみ。

ワンルームだってそれなりの広さがあれば、暖房費は節約できるし、別にいいんです。

が、あまり広くは見えない、ちょっとばかり家具を置いたらすぐにごちゃごちゃしそうな物件が多かったです。

もちろんそれは、月額家賃の上限をケチっているからなんですけどね!

上限を気にしなくていいのなら、ロンドンの夜景を眺めながら、高層階で暮らせますけどね!

 

ムスメ自身は今のフラットが気に入っているので、

住み続けたい気持ちと引越しを考える気持ちと、半々だそうです。

何せ便利ですからね、オフィスがあるカナリー・ワーフまで徒歩で行ける距離にあるし。

友達が来たときも、3人まで泊まってもらえるし、中心部に出るのも簡単です。

もう少し安いフラットに住むためにロンドンを出てしまったら、ロンドンに行くのに時間がかかるようになってしまいますしね。

(私にとっても、ムスメが今のフラットにいてくれた方が、ロンドンに和食の食べ歩きに行ったとき都合がいいです

ムスメの意向はすぐには決めなくていいそうなので、金利の行方に注目しつつ、

フラットのリサーチなどもしつつ、しばらく考えてみるそうです。

 

そうそう、ムスメのフラット生活に、ひとつだけ問題が生じました。

7月頃に始まったそうですが、上の階に住んでいるらしいカップルの女性の方が、

明け方の非常識な時間、午前2時から6時の間に、大声で叫び出すようになったそうです。

男性の方は一生懸命なだめているような感じですが、女性の方が、とにかくすごい。

怒鳴り散らし、時には殺されそうな叫び声を上げるのだそう。

始まって以降は、週一回のペースで。

女性の叫び声がとにかくすごいので、ムスメは最初、悩んでいました。

本当に彼女に危険が迫っているのなら、通報すべきだろうか?と。

(その昔、アメリカでですが、キティ・ジェノヴィーズ事件という悲惨な事件もありましたしね。)

 

私たちも電話で相談されましたが、う~ん、難しい・・・

本当に危険が迫っているなら通報すべきだし、通報しないでいてもし彼女に何かあったら、

あとでものすごく後悔するし罪悪感にも襲われそう。

その一方で、危険は迫っておらず女性の行動がオーバーなだけなのだったら、

(余計なことを)とあとで逆恨みされそうです。

結局、今のところは様子を見るように、としかアドバイスできませんでした。

 

でもその後進展があり、とうとう先月初めには、警察が来た様子だったそうです。

誰かが通報したのでしょうね。

ムスメは1階の角部屋に住んでいますから、上の住人は2階の角部屋ということになります。

だから通報したのは3階の角部屋、あるいは2階のお隣りさんかと。

ムスメ自身は先月はケニアとマラウイでの取材出張があって半分は家にいませんでしたが、

警察が来て以降はこれまでのところ、非常識な時間に女性が叫ぶことはないそうです。よかったこと。

ときどき夜中にドシンドシンと、象が踏み鳴らすみたいな大きな足音が聞こえることはあるけれど、

それは我慢できる許容範囲内だそうです。

いいな~。

私は眠りが浅くて、本当に静かな環境でないとなかなか眠りにつけません。

だから毎晩ソフト耳栓をして床に入ります。

静かでなくても眠れる人が、本当に羨ましい!

 

話が大分横道に逸れましたが、そんなわけで、ムスメのクリスマス帰郷を心待ちにしているところです。

あ、でも私も、そのうちロンドンに行きたいなぁ。

最後にムスメを訪れて和食を楽しんでから、もう8ヶ月になりますからね。

〔 ムスメ訪問: 2022年3月    〕

6月にまた行く予定だったんです。が、鉄道のストライキで流れてしまいました。

(列車を予約したのに帰宅日にストが予定されてしまったため、前払いしていた運賃は払い戻してもらえました。)

いつまた鉄道のストが起きるかわからないので、どうしようか・・・と思っているうちに、

早や来月はクリスマス。

12月のロンドンは人混みでごった返しそうだから、今年はイルミネーションを見るのはあきらめて、

家でゆっくりしていた方がいいかしらん・・・

 


Viewing all articles
Browse latest Browse all 1536

Trending Articles