一昨日3月8日は国際女性デーだったんですね。
こんな記事 を、興味深く読みました。
「女性の働きやすさ」 日本はワースト2位 最下位は韓国 英誌 - NHK NEWS WEB
英経済紙『エコノミスト』によると、日本の女性の働きやすさは、主要29ヶ国中、下から2番目ですか・・・。
1位から29位までのランキングを全部見てみましょう。下の画像はこちらから拝借しております。
アイスランド・スウェーデン・フィンランド・ノルウェー強い!過去7年間、競り合いながら上位4位を独占です。
イギリスは2016年が22位、2022年は17位と5位上昇、でもまだまだですね。
ドイツの2016年は19位・2022年は22位というのは意外です。
もっとずっと良い位置に付けていると思いました。
過去7年間、スイスが変わらず26位というのも意外です。
そして日本は、過去7年間変わらず28位・・・
下の画像はこちらから拝借しています。2020年3月4日だから、3年前のものですが。
女性が最高に働きやすい環境を100とした場合の、主要29ヶ国の指標が示されています。
教育・学業の達成度、労働への参加率、賃金、チャイルド・ケア費用、父親・母親の育児参加の権利、
職業訓練校への入学申請、管理職や行政における女性の登用率などが吟味されているようです。
第一位のアイスランドが85ほどなのに比べると、イギリスは55、日本は28くらいですね。
戦後日本女性の地位は少しずつ向上してきましたが、こうして見ると、本当にまだまだです。
産む性=育てる性ということで、出産後は育児家事に勤しむことを期待/優先させられ、
その結果女性は、キャリアを追及することをあきらめざるを得なくなる。
さらには寿命が延びた関係で、子育てが終わったと思ったら、
今度は高齢親の介護まで期待されてくるという・・・
少子化に歯止めがきかないのも納得です。
日本の女性差別、どうすればなくなるか? - BBC NEWS JAPAN
そんな中、3人目の女性区長さんが誕生したんですね。
同性として嬉しいです、ご活躍を大いに期待します!
日本政界の女性差別に立ち向かう・・・・・・東京・杉並の女性区長 - BBC NEWS JAPAN
私の個人的な予想では、日本女性を取り巻く環境や男女間の不平等が目に見えて改善されるには、
『戦前の男尊女卑の価値観をしぶとく持ち続ける年代が死に絶える(シツレイ)のを待つしかない』
という気がしています。
こちらの記事の 「日本は泥船」・・・ 同感です。
国際女性デー、上野千鶴子「おっさんたちは危機感足りない」 - OTEKOMACHI
泥船に穴が開くと、応急処置で泥を詰め、また穴が開くと、また泥を・・・の繰り返し。
小手先の少子化対策では、出生数が際立って増えることはないのでは?
今日の記事です。
【 #学童落ちた 】 SNSに相次ぐ保護者の悲鳴や怒り… 仕事を辞める選択を迫られる人も
「国なんてクソくらえよ」 「本当に絶望」 - FNNプライムオンライン
新学年新学期を前に、学童に子供を預けられないとわかるって・・・!
親御さんたちの絶望がひしひしと伝わってきます。
これぞまさしく、仕事か子供かの選択を強いられるってことですよね。
こんな過酷な状況を見た若い世代が、結婚しない/子供を持たない選択をするのは、もっともです。
結婚しても、子供を持っても、安心して生活していける。
そんな社会をつくるには、どうすればいいのでしょうね?
頭脳明晰な代議士の皆様には、背水の陣で男女間不平等の是正と少子化対策に取り組んでいただき、
状況が一日も早く改善に向かうよう、願ってやみません。