前回記事の、キングスウッド村の戴冠式デコレ。
仕事だった昨日の日曜日はあのルートで帰宅したのですが、
デコレーションはすべて片づけられ、無くなっていました。
戴冠式から一週間を過ぎたからでしょうね。
先週写真を撮る機会があって、本当に良かったです。
その機会をくれた、顧客さんのうちのお一人のお誕生日。
ただのお誕生日なら私もわざわざ仕事がオフの日にまではお伺いしないのですが、
その顧客さんオードリーさん(仮名)は何と、
100歳 になられたのですよ!
という以前の記事にも書いた通り、イギリス国民は100歳の誕生日を迎えると、
君主からバースデー・カードが送られてきます。
それで私、チャールズ国王からのバースデー・カードを見る機会があるかも?と
期待していたのですが、期待通り!
オードリーさんのマントルピースにも、国王陛下からのバースデー・カードが誇らしげに飾られていました。
(オードリーさんの許可をいただいて撮影・掲載しています。)
私が女王陛下からのバースデー・カードの実物を見られたのは、在英29年目のことでした。
なのにチャールズ国王陛下からのバースデー・カードは、こんなに早く見る機会が訪れるなんて。
即位されてから8ヶ月、戴冠式からは数日後のことでした。
ラッキー!
ただちょっと気になったのが、チャールズ国王からのカードは、カミラ妃と連名になっていることです。
エリザベス女王からのカードは、フィリップ殿下も存命中に送られてきたにもかかわらず、
女王陛下のお名前のみでした。
そういえば70年前の戴冠式のときだって、私が知る限り戴冠したのは女王陛下のみで、
フィリップ殿下はしなかったと思います。
今回カミラ妃は戴冠したのに。
70年前のことだから仕方ないですが、これは男女間の《逆》不平等と言えるのでは?
社会から不平等や差別を無くそうという機運が高まるのは素晴らしいことです。
でも本当に本気でそれに取り組むというのなら、
このような《逆》不平等や差別も、きちんと対象に含まれることを願います。
と、頭の固いオバチャンは思うのでした。