今日のグーグル・ドゥードゥルは、私の大好物の・・・
スコーンでした!
あはは~ 可愛い!
ふたつのスコーンがお互いを疑わしげに見つめています。
その理由は、昔からの議論にあるそうです。
スコーンを食べるとき、最初に塗り広げるのは、ジャムか?クロッテド・クリームか?
という。
クリームを添えたスコーンとともに紅茶をいただくクリーム・ティーは
11世紀からの伝統だそうですが、デヴォンの人々とコーンウォールの人々の間には、
大きな意見の相違があるそうです。
デヴォンの伝統では、スコーンに最初に塗り広げるのは、クロッテド・クリーム。
クリームを最初に塗ることで、スコーンとジャムの間に仕切りを作れるからだそうです。
いっぽうコーンウォールでは、最初にジャムというのが伝統的。
ジャムのフルーティーさをスコーンに馴染ませたうえでクリームを塗った方がおいしいから、
という考えみたいです。
私は断然、“ジャムが最初派” ですね~!
(誰にも訊かれてないケド)
その理由は、私は家でスコーンを焼いて食べるときは、クロッテド・クリームを、
泡立てた生クリームで代用するからです。
クロッテド・クリームはスーパーで買えますが、お高いうえ、
カロリーも生クリームよりずっと高そうですからね。
ただ生クリームだと、ふわふわ柔らかすぎて、最初に塗ってしまうと、
その上にジャムが塗り広げにくいじゃないですか。
だから先にジャムを塗り、その上に思う存分、生クリームをてんこ盛りにするんです!
その習慣から、ごくたま~にクロッテド・クリームを使う機会があっても、
やはりジャムを先に塗りますね。
でも、クリームの白地に赤いジャムを載せるのも、赤色が映えていいかも。
生クリームじゃなくてクロッテド・クリームなら、先に塗っても大丈夫。
かなり固めなので、ちゃんとその上にジャムを塗り広げられます。
今度クロッテド・クリームでスコーンを食べるチャンスがあったら、やってみようかしらん?
ちなみに故エリザベス女王陛下は、“ジャムが先” 派だったそうです。
ところでなぜ今日のグーグル・ドゥードゥルがスコーンだったのか。
ググってみて、何となく理由がわかりました。
スコーンはアフタヌーン・ティーに欠かせませんが、
“アフタヌーン・ティー” を最初にメニューに載せて、ホテル The Langham がオープンしたのが、
1865年6月10日だったからのようです。
上流階級に人気の豪華なホテルで、故ダイアナ妃も、
THE LANGHAM の常連客だったそうです。
はははっ、私には逆立ちしても縁がないホテルだわぁ。
スコーンについて調べていたら、久しぶりに食べたくなってきちゃったぞ。
レシピもいろいろ出てきたけれど、そういえば私、
メアリー・ベリーさん(素敵な歳の重ねかた)のスコーンのレシピは試したことないから、
今度作るときは、メアリーさんのレシピで作ってみなければ!
では思い立ったが吉日、忘れないうちに、リサーチ中に出てきたリンクを貼っておくとしましょう。。
3種類も出てきたから、それぞれを作ってみて食べ比べるのもいいかも
Mary Berry's scones - BBC FOOD
CLASSIC SPECIAL SCONES - MARY☆BERRY
DEVONSHIRE SCONES - MARY☆BERRY
動画では、お若い頃のメアリーさんも拝見できます。
How to make scones / Mary Berry / 1979 - ThamesTv/YouTube
* * *
さて日本人の私には、スコーンといえば忘れられないのが、
スナック菓子の、湖池屋スコーンです。あのリズミカルなCM、
YouTube動画で出てきました、懐かし~い!
華麗な脚さばきは、数十年後の今見ても、まったく色褪せていませんわ!!