・・・ と、8月15日を、日本人は、呼ぶべきだっ!
と私は思います。
第二次世界大戦を振り返り、二度と過ちは繰り返さないぞ、との戒めを込めて。
そのために憲法9条を作ったのだし。
8月15日は、連合軍側にとっては、VJ Day = 対日戦勝記念日。
その3ヶ月前には VE Day = 欧州戦勝記念日 で欧州における戦争が終わっていましたが、
VJ Day をもってようやく第二次世界大戦が完全に終結したので、
今日のイギリスでのお祝いはこんな感じでした。
VJ Day で必ず話題に上るのが、日本軍の捕虜になって残酷な獰猛な扱いを受けた元連合軍側捕虜たち。
“The Railway Man” ことエリック・ローマックス氏もその一人でした。
70年後の現在、元捕虜の多くがすでに亡くなっているのでは。
欧州では日本より2年も前に第二次世界大戦が始まっていた訳ですから、日本が無条件降伏して戦争が完結したときは本当に嬉しかったことでしょう。
日本での、戦没者の追悼。 『お国のため、天皇陛下のため』 と信じて犠牲になった多くの命に哀悼の意を表するのはいいことです。
でも右翼が集団でこうしてやって来る(下左)というのは、いただけない気が。 当時の軍服も、私は見たくありません。
あれを来て、誰かの息子、誰かの兄弟、誰かの夫、誰かの父親が還らぬ人となったのですから。
このコスプレ、本当に追悼に必要???
日本は、もっとずっと早くに降伏すべきでした。 特攻隊として若者に死を強制させた時点で、もう負けは決まっていたのだから。
せめてドイツが降伏した時点で日本も降伏していれば、広島と長崎への原爆投下は避けられたものを ・・・
まぁこれも、その後に起こったことがわかっているから言えることかもしれませんが。
そして 『日本』 『戦争』 とくれば、黙っていられない国々がまだまだ存在します。 特にあの問題のため ・・・。
終戦敗戦から70年も経ちながら、未だにこの状況。 一日本人として、本当にやりきれない思いです。
やりきれないといえば、数年前の安倍首相の靖国参拝。
なぁ~んで師走の年末のどさくさに紛れてやらなければならなかったんでしょうか。
戦前と戦時中に日本が甚大な被害を与え苦しめた国々に、政府として本当に適切な謝罪も補償も行ってきたという
自信があるのなら、こそこそする必要はないのでは?
近隣諸国との摩擦すら70年かけても解決できていないのに、集団的自衛権を行使できるように
これまでの日本国憲法第9条の解釈を変更して、放棄したはずの戦争ができる国にしてしまおうというのはちゃんちゃら可笑しい。
昭和のはじめの日本国民も、こんな風に少しずつ少しずつ洗脳されていったんじゃないかと不安になってきます。
でも当時と違い、今はいろいろな意見や見解に容易に耳を傾けられる時代。
情報を集め、分析し吟味し、自分の意見を持たなければ! と思います。
下は、私の参考になった記事です。 (これでもうすでに、私のスタンスは決まっていますが。)
戦後70年:益川敏英さん「憲法9条を守ろう、どんな小さな声でも集まれば大きな声になる」
すごい説得力 - 強烈な安倍首相批判 = 元自衛官(防空ミサイル部隊)の泥 憲和さん
先日ふと思ったのですが、そういえば日本政府って、代表者を泰緬鉄道関連施設に、
犠牲者の慰霊と鎮魂のため送ったことはあるのでしょうか?
だいいち、日本国民に対しての謝罪はちゃんとしてあるのかな?
日本人が多く命を落とした土地、たとえば白骨街道とかシベリア抑留所跡地とかに、慰霊に訪れたことは?
もしまだだったら、これはもう、集団的自衛権どころじゃありませんよ。 絶対に!
アウシュヴィッツやホロコーストに関してはいろいろ興味をもって調べることができますが、やはり私は日本人。
旧日本軍が行った残虐行為(例えば731部隊とか)については、(知るのが怖い、知りたくない)という心理がはたらくのか、
詳しく調べる気になれません。 なので今後はまた、あっちの話題に戻ります。
敗戦記念日を迎えて、いろいろと考えてしまいました。
やはり戦争は、絶対に絶対に回避しなければいけません!