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Channel: ハナママゴンの雑記帳
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Wotton Hill に上る

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我が町ダーズリーの南10kmほどのところに、ウォットン・アンダー・エッジ(Wotton-under-Edge)という町があります。

ウォットンの町自体には、ずぅ~っと昔に一度だけ、ダーズリーに引越してきて間もなくの頃(つまり27~28年前!?)、

行ったことがあるきりでした。

ダーズリーとほぼ似たような小さな町なので、大きな買物にはチェルトナムかグロスターに行ったほうが便利だから、

わざわざ出掛けるほどのこともないな~、との感想を持ったので。

 

でも新しい仕事を始めた関係で、これまでほとんど行かなかったダーズリーの南部をドライブするようになったため、

久しぶりに ウォットンの町を訪れてみたくなりまして。ようやく今日、ウォットンに行ってきたんです。

グーグル・マップでウォットンの町を調べていたら、町の北西にウォットン・ヒルなる丘がある様子。

面白そうなので、町を訪れる前に、まずその丘に上ってみました。

 

丘へと続くフットパスは、歩道のない道路の脇から始まります。そこをひたすら上っていきました。

 

 

途中にあった道標が、ワンコの足跡つきでカワイイ

 

ウォットン・ヒルに到着~!

 

木々が塀に囲まれて立っているのが、何ともユニークです。

フットパスは丘の背後の北側へとさらに続くようなので、どんな風になっているのか覗いてみました。

ゲートがあって、その先はほぼ平らになっていました。

 

この先に広がる丘には、以前車で行ったことがあります。

道路脇に車を置いて、画像左手に広がる森を抜けどんどん歩くと、ティンデール・モニュメントという塔にたどり着くのです。

もう終わっちゃった『シャーロック』 / (ついでにこれも → 元日の発見

 

ウォットン・ヒルのユニークな木々へと戻りましょう。途中右手に、大好きな野性のコーンフラワーが咲いていました

 

反時計回りに、塀の周りを歩きました。

 

全体はこんな感じです。

開け放たれた扉があったので、中を覗いてみました。木々の足元は草ボウボウでした。

 

 

扉には記念プレートがかかっていて、それによるとこれらの木々は、1815年にワーテルローの戦いにおける勝利を記念して

植えられたものでした。しかしながら木々は、クリミア戦争(1853-1856)終結の頃にはまばらになっていたので、

伐採され焚火に使われてしまいました。

新たに木々が植えられ周囲に塀がめぐらされたのは、ヴィクトリア女王が在位50年を迎えられた1887年のこと。

祝賀のため国土を点々と繋いだかがり火が、この丘でも灯されたあとでのことでした。

1952年(エリザベス女王即位の年ですね)には、追加の木々が植えられました。

この記念プレート自体も、去年のエリザベス女王のプラチナ・ジュビリーを記念して新調されたそう。

道理でピカピカだわぁ!

 

ウォットン・ヒルの木々に名残りを惜しみながら、下界へと戻りました。

 

あの木々は、下界から見ても目立って、一目でわかります。

 

 

ウォットン・ヒルと町の位置関係はこんな感じ。

私が歩いたルートです。距離的には大したことなく、30分もあれば往復できました。

ところでこのルートは、コッツウォルズ・ウェイの一部でもあったんですね。(今日知りました。

コッツウォルズ・ウェイをご夫婦で歩かれた方がウォットンをさらりと紹介されているので、リンクを貼らせていただきます。

イギリス コッツウォルズ ウェイ を 歩く

 

長くなったので、私のウォットンの町レポートは、また別の機会に。

 


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