義母の現在 (2023年9月27日) の終わりの方に、
遅かれ早かれ義母は、立ち歩けなくなるか、転倒するか、になると思う
と、書きました。
あれからちょうど10日後の今日、それが起きました。
あの後も義母は、ちゃんとした食事を取る様子はなく、ヘルパーさんに
「ランチを用意しましょうか?」 と申し出られても、「自分でやるから結構」 と断り続けました。
そのためオットーは、朝晩に母親に電話する作戦に出ました。
午前9時半頃と午後6時半頃に、母親に電話し、
「朝食/夕食は取った?薬はのんだ?」 と訊き、まだなら何か食べて薬をのむよう促すのです。
義母の返事は、ほぼ毎回、「まだよ・・・お腹が空かなくて・・・」。
何か食べ、薬を飲むよう促されると、「わかったわ、今からそうする」 と約束します。
が、一時間後に電話すると、3回中2回は、やはりまだ何も食べず、薬ものんでいませんでした。
もう義母には独居は無理です。
オットーと義妹は、現在週に5日、お昼前に一時間ずつ来てもらっている訪問介護を、
夕食時にも来てもらうことにしようと、義母の説得に当たりました。
が、義母は断固、拒否。
それどころか、現在の週に5時間の訪問介護すら、「必要ないからやめてほしい」 と言ったそうです・・・
義母は完全に食欲を失くしたわけではないようで、義妹が訪れて一緒にランチをする水曜日は、
旺盛な食欲を見せるそうです。3日前の水曜日だって、義妹が驚く量を平らげたとのこと。
でも他の日は、自分からは何も食べようとはせず、ヘルパーさんのランチの用意の介助の申し出も、突っぱねてしまう。
義母が経済的に困窮していて、介護費用が捻出できないなら、家族(子供)がサポートするしかないでしょう。
でも義母には幸い、(クソ野郎の義父が義母の収入や年金まで握って自由にさせなかったために)経済的には余裕があるんです。
だから、義母がヘルパーさんの介助は嫌うからといって、オットーや義妹や私が通って義母の介助をするというのは、
何だかな~と思うし、オットー自身も、「それはやりたくない」 と明言していました。
それで昨夜も、オットーとこんな風に話していたんです。
義母に、訪問介護の時間を増やしたり、あるいは住み込み介護や養護施設入居を受け入れてもらうには、
義母が具合を悪くして、救急搬送されることによって、
自分の現状を受け入れざるを得なくなるのを待つしかないね、と。
そして義母は、もうほとんどまともに食事を取っていない状況なのだから、
そんな日が来るのは時間の問題だろうね、と。
今日私は仕事だったので、午前9時20分に出発。
オットーは、ヘルパーさんが来る前に車で、義母の様子を見に行くと言っていました。
私が帰宅したのは午後6時50分頃で、オットーの車はなく、家に入るとすぐに WiFi につながって、
私が帰宅した頃を見計らって送ってきたらしい、オットーからのメッセージが私のスマホに入りました。
「母さんのところに9時40分に着いた。まだここで、救急車を待っている。
母さんは居間の椅子に座っていたが、立つことができなかった。
今は辛うじて立てるが、ものすごくゆっくりだし、とても弱っている。
血圧は低く、脱水状態のようだ。
救急車が要請されたのは午後3時20分頃で、緊急案件ではないので、
4~5時間待ちだと言われている。」
私は、何かできることはないか訊きましたが、
「ただ待つだけだから、何もない、わざわざ来なくていいよ。」
午後9時過ぎに 「まだ(救急車を)待っているの・・・?」 とメッセージで訊いたところ、
「そうだ。ジェイン(私の義妹)夫婦も、こちらに向かっている。
自分たちで母さんを病院に連れて行くつもりだ。
が、間の悪いことに、M5(高速道路)で車両火災が起きたため、
通行止めになって立ち往生している。」
義母と私たちが住むダーズリーから車で小一時間離れた町に住む義妹たち。
ダーズリーに来るにはM5に乗るのが一番速くてお手軽なのですが
(そしてごく一部の有料道路を除いてイギリスの高速道路は無料です)、
よりにもよって今夜、M5 で事故が起きるって・・・ 気の毒に・・・
M5 traffic held on motorway after coach fire - live updates - GloucestershireLive
すみません、オットーは23時01分に帰宅しましたが、私は明日も仕事なので、続きは次回に。
《 ② につづく 》