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Channel: ハナママゴンの雑記帳
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セント・デイヴィッズだより ⑥

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しつこいようですが。

私たちが借りたコテージは、本当にいい場所に位置していました。

南向きで、

まっすぐ前方に海・・・ もとい、セント・ブライズ湾(St Brides Bay)が見えて。

水平線には、16kmくらい離れた湾の向こう側の陸地が見えることも。

 

 野鳥はけっこう慣れていて、前庭の岩にパンくずをまいてやったらつつきに来ました。サンルームのドアが、玄関です。

 

サンルームです。 写真だと実際より広く見えます。

  

家の裏手の西側に、狭い居間。 薪をくべて暖をとる、本当の暖炉がありました。

 

 

居間を出て東に向くと、廊下兼キッチン部分になっていました。 家の裏手の中央部分にバスルームと裏口。

 

裏口を背にして南を向くと、シンクと調理台がありました。 シンクの上の窓からの眺めも素晴らしかったです。

 

その左手(家の東南の隅っこ)に、ダブル・ベッドルーム。 ムスメと私はここでベッドをシェアしました。

ムスメはちゃんと、4歳のときから大事にしているウサちゃんを連れてきていました。

大学のあるレスターでも毎晩一緒に眠り、昼間はこんな風にしてベッドでお留守番してもらっているそうです。

(・・・・・ これでいいのか、19歳!?)

  

家の北東の隅にツイン・ベッドルームがあり、オットーと義弟②はここで眠りました。

 

 

というわけで、私たちが滞在したコテージは、Agos y Mor といいます。 ウェールズ語で Near the Sea という意味のようです。

コテージの画像に惚れてオットーたちのホリデーに便乗してしまったわけですが、狭めではあったものの、

期待を裏切らない素敵なコテージでした。   

 

コテージ内に置かれていた紹介のファイルによると、ことの始まりは、現在のオーナーのお祖父さんが1920年代にここに土地を買ったこと。

最初はここを、近くの浜辺に遊びに来たときにピクニックするために使っていました。

やがて古いトレイラーハウスを買ってここに設置したため、お茶を入れられるようになりました。

裏手にトイレも加えました。

トレイラーハウスは戦後、夏の間は行楽客に貸し出されるようになりました。

やがて “The Cabin” として知られるようになっていたそれは、世捨て人のような生活を望む人々に賃貸されるようになり、

1980年代に活躍したポップスターのハワード・ジョーンズ(Howard Jones)も、一時住んでいたことがあるそうです。


(キャ~懐かしい、ハワード・ジョーンズ! けっこう好きでしたよ!!

What Is Love  New Song  Like To Get To Know You Well  No One Is To Blame  とか )   

 

1985年に建築許可が下りたため、今日立つコテージが建設されました。

 

どうやらサンルームは、あとから増築されたもののようですね。 たしかにあのコテージ、サンルームなしではかなり狭苦しい感じです。

  

本当に素敵なロケーション。 オットーたちも 「こんな所に隠居して食事用の魚を釣りに行けたらなぁ」 なんて言っていました。

 

上りのフットパスの途中から見たコテージです。

 

 

 

コテージ Agos y Mor と セント・デイヴィッズ と 聖ナンの井戸 の位置関係。 薄青の四角は、一辺が1kmです。

 

 

昨夜はかなりまとまった雨が降っていました。 今朝になっても降ったり止んだりの中、荷物を積み込み、9時40分に帰途につきました。

 

  

途中でとても洗練されたクラシック・カーを追い越しました。 どうやら結婚式用らしいです。

 

ウェールズを出る少し前から天気が良くなり、セヴァーン橋を渡る頃には青空に。

 

 9時40分にコテージを出て、12時50分にはダーズリーの自宅に着きました。 はやっ!

 

 

M5を北上し始めたら、南下する反対車線はかなりの渋滞で気の毒になってしまいました。

 

 

というわけで無事帰宅し、明日は早速仕事です。

次のホリデーまで、また地道に頑張らなきゃね!

 

 

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