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Channel: ハナママゴンの雑記帳
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義母の現在(2025年4月27日)と、新しいヘルパーさん

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土日だった昨日と今日は、普段なら私は仕事ですが、

じつはムスメが来ていた前週末に続いて、今週末もお休みをいただいてしまったのですよ。

理由は、独身の義弟②(私と同い年の63歳)が 「泊まりに来たい」 と言ってきたからです。

べつに私が仕事に行っていても全然構わなかったし、義弟が到着したのだって結局今日(日曜日)の夕方でした。

なのでお休みを取ったのは、ただ単に私が、口実をつけて2週末連続で休みたかったからでございます。

 

以前は義両親宅に泊まれた義弟②ですが、今は住み込みヘルパーさんが入っていますからね。

クリスマス後に義母に会いに来たときは、我家にはムスメも戻っていたので、

義弟②は我家より広い義妹宅(車で約一時間)に泊まりました。

97歳でほぼ寝たきりの義母は、もういつどうなっても不思議はありませんからね、

後になって悔いが残らないよう、仕事の都合がついて来れるときは、来てもらって構わないのです。

 

その義母ですが、かれこれこういうわけ

介護サービス事業所を替えるぞっ! / あと2週間の辛抱

で、4日前の23日(水)から、新しい住み込み介護ヘルパーさんが入りました。

新しいヘルパーさんの到着後すぐに押しかけても迷惑だろうからと、オットーと私は昨日の土曜日に、

新しいヘルパーさんに挨拶がてら、義母に会いに行ってきました。

まずは車で、義母の食料品の買物をしてからです。

毎週水曜日に義妹が、土曜日にオットーが、ずっとしてきている義母のための買出し。

私は週末労働者なので、普段の土曜日はオットーが一人でやっています。

 

新しく入ったヘルパーのシェファリさん(仮名)は50代後半くらいの中東出身の女性ですが、

英語はお上手で安堵しました。

前任のベサニーさん(仮名)はアフリカ出身でアクセントがきつく、それでなくとも耳の遠い義母には、

なかなか理解できないことがあったようなので。

シェファリさん、介護経験は豊富なようだし、ベサニーさんよりはずっと良心的に

業務にあたってくれそうで安堵しました。

ただ・・・ ものすごくおしゃべりでノンストップで話されるので、静かな環境を好む義母には、

うるさがられるかもという不安はあります。

もしくは、シェファリさんの方から、「ここは静かすぎるし退屈すぎる」 と、

義母の介護から外れてしまう可能性も。

最初の2週間はトライアル期間なので、その間の成り行きを見守るしかありません。

 

 

昨日買物を携えてオットーと私が義母宅に着いたのは、午前9時40分頃でした。

義母にはもうルーティーンというものはなくなっているので、朝食も朝の薬の服用もまだで、

ベッドに横向きになってうつらうつらしていました。

オットーの声がけでぼんやりと目を覚ましたので、シェファリさんが朝のパーソナル・ケアを介助できるよう、

三人がかりで時間をかけてゆっくりと、まず義母をベッドに座らせようとしたんです。

ところが義母、横になった寝姿勢のまま、「だめ、できないわ・・・」 と、まったく動く気配はなくて。

姿勢をサポートされつつ、少しずつ仰向けになることすらできそうもなくて、

(これは・・・) と暗澹たる気持ちになりました。

もう独りでの介助は無理な状態に見えたからです。

あの状態になると、ホイスト(吊り上げ機)での身体移動か、あるいはベッドから出すことはあきらめて、

ベッド上で右側転・左側転させての介助ということになり、いずれも二人がかりでの介護が必要になります。

ちょっとしたことでも悲鳴を上げるほどに感じやすくなっている義母は、そのどちらも嫌悪すると思われ・・・

 

幸い昨日は、15分ほどしたら覚醒がすすんだようで、説得を聞き入れて少しずつ、少しずつ、(時折悲鳴を上げつつも)

身体の向きを変えて、ベッド脇の簡易トイレに座り、パーソナル・ケアも受けることができました。

(とはいえ清拭も歯磨きも拒否したので、脚に保湿クリームを塗り、お尻の床ずれにバリア・クリームを塗り、

パンツ型オムツを交換しただけでしたが。)

パーソナル・ケアも、最近は受け入れさせることが、ほんとうに難しくなっているようです。

ムスメと私は隣町に買物に出掛けたためオットーだけで義母を訪ねた19日(土)は、

義母は頑なにパーソナル・ケアを拒み、とうとうオットーに対しても、初めて、

「いらないといったらいらないの!いいから放っておいて!出て行って!」

と声を荒げ、額まで上掛け布団を引き上げて、眠ったふりをしたそうです。

もちろんパーソナル・ケアの際はオットーは退出しますし、床ずれがひどくなると痛い思いをするのは

義母自身でしかなく、床ずれがひどくなったら入院が必要になるかもしれないことなども

切々と諭したのですが、ダメだったとのことで、かなりショックを受けていたみたい・・・

 

幸い昨日は、パーソナル・ケアを受けてからまたベッドに横たわり、少しばかり食べたり飲んだりし、会話もできました。

しかしながら、昨日の義母の最初の状態を見た私は、もう独りでの介護は限界に近づいているな、と感じました。

朝のパーソナル・ケアとその後のおむつ交換に、ダブル・アップと呼ばれる二人での介護が必要となると、

一日に4回は、訪問介護も頼まなければなりません。

となると、住み込み介護費用に加えて、訪問介護費用もかかってきます。

せっかく事業所を変更して住み込み介護費用を抑えたのに、それも焼け石に水ということになるかも。

果たして義母は、資産が尽きる前に、自宅で最期を迎えられるのでしょうか・・・・・?

でも、これは誰にも、どうしようもないことですから。

今後を見守るしかありませんね。

 


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