ずいぶん有名になり利用者数も飛躍的に増えたようですね、Airbnb(エアービーアンドビー)。
ムスメは利用したことがあるそうです。私自身はありません。興味本位で部屋サーチしたことはありますが。
お手頃な料金で他人様の部屋や家を手軽に借りられるのは助かりますが、中にはやはり、トラブるケースもあるわけで。
たとえば部屋や家を貸したホストが、悪質な借り手によってめちゃめちゃに荒らされたり、所有物を盗まれたり。
あるいは借り手が実際行ってみたら、広告の記述とはまったく違うとんでもないひどい“部屋”だったり。
サッカー観戦のためアムステルダム行きを計画していたロンドンっ子のベンさん。
Airbnbで一泊100ポンドの『プライベートなバスルームつきの清潔な家』を予約できて大喜びでした。
ところが実際に着いてみたら、彼が予約した『清潔な家』というのは!
公道の脇に設置された貨物コンテナ!!
内部には、寝具つきマットレスが床に直接、3つ並べて置かれていました。
タクシーで友人とともに予約した『清潔な家』を探していたベンさん、3回もコンテナの前を通過したそうです。
「まさか・・・これじゃあないよなぁ?」 しかし、これでした。このコンテナが予約した『清潔な家』でした。
仮設トイレが、 『プライベートなバスルーム』の正体。
「ドアを開けて中をのぞき、ドアを施錠してその場を去り、ホテルに泊まりましたよ。」
オーナーにクレームをつけたけど払い戻しをしてくれないので、Airbnbにコンタクトしたベンさん。
支払い済みだった宿泊料金100ポンドに加え、ホテルの宿泊費230ポンドも無事補償されたそうです。
コンテナは許可なく設置されていたため、その後市当局によって撤去されたとのこと。
コンテナを『コテージ』と称してベンさんを騙したホストのジェイコブが、その後たっぷり油をしぼられたことを祈ります。
いや~、世の中にはほんと、ツラの皮の厚い人間がいるものですね。
大多数のホストと利用客が、常識と良心を兼ね備えた一般市民と信じたいですが。
皆さまも、Airbnbに限らずサービスを利用するときは、くれぐれもお気をつけあそばせ!