散歩の途中で見かけた紫陽花。(ですよね?)
初夏に咲くイメージだったので、今の季節に満開で嬉しいオドロキでした。
パートのサポート・ワーカーとして高齢のサービス利用者さんの日常生活をお手伝いしている私。
先々週マネージャーから、Aさん(79歳女性)に試しに使ってみてもらうようにと、こんなものを渡されました。
シャンプー・キャップです。
Aさんは浴槽の上にかがみ込んでシャンプーするのが習慣ですが、近年低血圧気味なので
「シャンプーしたあとちょっと頭がふらついてしんどい」と娘さんに電話で愚痴ったそうです。
そこで娘さんがマネージャーに相談し、マネージャーが、シャンプー・キャップを試してもらおうと思ったというわけ。
(Aさんは一人暮らし。娘さんはほんの数kmの距離に住んでいるそうですが、私はまだ会ったことはありません。)
私は一昨年まで高齢者専門の精神病院に10年半勤めていましたが、シャンプー・キャップは見たことなかったわぁ!
使い方は、中身=シャンプー・キャップを袋から出さずにそのままレンジでチンして温め、
頭に被せて髪を全部中にたくし込んで、
髪全体が濡れるまで、3分間頭皮をマッサージする。というもの。
すすぎもコンディショナーも要りません。
使ったシャンプー・キャップはそのままゴミ箱へ。
髪はタオルで水分を取ったあと自然乾燥してもよし、ドライヤーで完全に乾かしてもよし。
先々週Aさんにシャンプー・キャップを試してもらいました。腕が疲れてしまったそうなので、マッサージは私もお手伝い。
(3分て結構長いですよね? )
Aさんシャンプー後の髪は自然乾燥を選んだので、私が帰るまでには乾きませんでしたが、先週Aさんを訪問したときシャンプー・キャップの
感想を聞いたら、なかなか気に入った様子。Aさんの髪も、一週間経ったというのにべたつかずさらさらしているように見えました。
Aさんの感想をマネージャーにメールしたところ、今後は娘さんがシャンプー・キャップを注文するそうです。
同じシャンプー・キャップはアマゾンで買えて、ひとつだけだと3.99ポンド(548円)ですが6つだと16.99ポンド(2328円: 単価388円)、
30買うと59.99ポンド(8218円: 単価274円)と、多く買えば買うほどひとつあたりのお値段が安くなります。
59.99ポンド=8218円というと高く感じるけど、週イチで使っても半年以上もつと思えば、その価値はあるのでは?
そっか、今はこういう便利なものが出ているのねー。
ゆっくりと、でも着実に射程距離内に近づいている自分の老後。
日常生活をラクにしてくれる便利品については、常にアンテナを立てておかなくちゃね!
と、改めて思った次第でございます。
《 オマケ 》
散歩中に見たオブジェです。羽蟻?
この家の住人さんは、昆虫好きとみた。