今回実家には3泊のみでしたが、久しぶりに父のお墓参りをしたいと思っていました。
兄に電車でお墓参りに行くつもりだと告げると、自営業の兄は時間をやりくりして車で連れて行ってくれました。
父の墓前で久しぶりに手を合わせたムスメと私。
2001年(ムスメ5歳)と2006年(ムスメ10歳)のときのお墓参りは、いずれも今回と同様4月でした。
お墓参りのあと、兄がおいしい鰻屋さんで鰻をご馳走してくれました。
『ひつまぶし』 というの、私は初めてでした。 それと鰻重をムスメと半分こし、両方味わいました。
兄さん、ご馳走さまです。
うなぎは食べられたし、お寿司も叔母さんのところでご馳走になったし。
列車で実家に向かう途中、乗り換えのため降りた宇都宮駅で、よもぎまんじゅう?を見かけて我慢できずに買い、すぐに食べちゃいました。
そうそう、宇都宮駅では個人旅行中らしい外人さんを何人か見掛けました。
とうとう日本も、外人さんが気ままに個人旅行できるようになったんだ・・・ と嬉しくなりました。
そういえば、イギリスに帰国したときの入国審査官。
マッチョな黒人男性だったのですが、東京に4日間だけ滞在したことがあるそうです。 オーストラリアに行く途中の中継地として。
「清潔だし、人は皆親切。 ぜひまた行きたい」 と言っていましたよ
おいしいラーメン(狼煙屋にて、これも兄のおごり)も、和食御膳(五穀にて、友人たちと)も食べたし。
日本を発つ日、成田空港行きのリムジンバスは、午後3時半発。
それに乗り込む前にエミリー・フローゲに入り、今回最後になる日本のおいしいスイーツをムスメと堪能しました。
帰国便の出発は、午後10時。 日本での最後の食事は、成田空港内のおそば屋さんで取りました。
ムスメはミニ天丼とつけ細うどんのセット、私は五目冷かけそばを注文。 とてもおいしかったです。 最後と思うと、特に・・・
あとでお腹が空いたとき用にと、菓子パンを買いました。 抹茶あんみつを見た私はついでにそれも買い、すぐに食べちゃいました。
今回、高校時代の友達にも会えて、一緒にお昼を食べられました。
友達からは、友達の好物だというバウムクーヘンやチョコレート菓子や、
手に入れにくいことから 『幻の羊羹』 と呼ばれるという小ざさの羊羹をいただいてしまいました。
でもオットーもムスメも、 「甘いだけだし舌触りがイヤ」 と、羊羹は苦手。
私一人で食べてしまうのはもったいないし、これ日持ちがするので、そのうち兄に送ろうかと思っています。
(友達と会ったのは帰国に備えて立川のホテルに移動後だったので、もう実家に寄る機会はなかった。)
成田空港では、ムスメも好きな私の好物の生八ツ橋を買いました。 にっき・抹茶・さくら・黒胡麻の4風味。
ムスメは今度の日曜日に大学に戻らなければならないので、今週は 『食いだおれウィーク』 になりそうです?!
そして、今回の日本行きで最も重要な目的だった、母との再会。
去年の夏ごろ、兄から 「もう家では食べなくなった」 と聞き心配していたのですが、また家でも食べるようになっており、
怖れていたよりもずっと元気そうだったので本当に安心しました。
私のことは覚えていてくれたものの、ムスメの顔は忘れてしまっていましたが。
すっかりおばあちゃんだけれど、80歳だもの、当然ですよね。 下右は、兄を抱っこした若い頃の母。
17ヶ月前の再会(下左)が最後になるかもと覚悟していたので、元気な母にまた会えて、本当に嬉しい・・・
その前のムスメも一緒の再会(下右)は、2009年、ムスメが13歳のときでした。
どうか、どうか、元気な母に、また会えますように。
お父さん、お母さんを守ってあげてね。
兄さん、お母さんの介護を一手に引き受けてくれてありがとう。
ムスメは巣立ったし、私もひと月くらいなら行けますから、お役に立てるときがあれば、どうぞ声を掛けて下さいな。
近くに住んでいれば、ちょくちょく手伝えるのになぁ・・・・・
ドラえもんの 『どこでもドア』 があったらなぁ・・・・・
と、親不孝娘は思うのでした。
《日本だより - おわり》