一昨日11月5日(金)から、新しい顧客さんのお宅で一週間の住み込みを始めました。
グロスターにあるサンライズ・ケア(仮名)の紹介で先月12日に訪問し顔合わせを済ませておいた、
ベティーさん(仮名)のお宅です。
ベティーさんが住むのは、私が以前訪問介護を試したときによく訪れた、ミンチンハンプトン(Minchinhampton)の町。
古い家並が、なんとも趣があって味わい深くていい感じです・・・
独居のベティーさんは、義母よりひとつ年上の、現在94歳。居心地のいい一戸建ての平屋にお住まいです。
ずっと一人で頑張ってきましたが、手足に患うリューマチのせいで日常生活が困難になったため、一昨年の始めから
住み込み介護ヘルパーを導入することにしたそうです。
屋内でも屋外でも、両手で握るタイプの歩行補助器を使い、ゆ~っくり歩かれます。
古めかしい石造りの長屋式住居。灯りがひとつともっただけで、暖か味が加わって印象がガラッと変わります。
裏側はこんな感じ。
中高校で生物を教えていたという元教師のベティーさんは、知的で温和で独立心旺盛。
介護施設には行かずに自宅で生涯を終えたいと、自分でできることはすべて自分でやる覚悟でおられます。
リューマチでできなくなった掃除・洗濯・料理などの家事はもちろん私が代行しますが、それを除いたベティーさんの介助といえば:
トイレ介助 - 不要。
シャワー介助 - ご自分で手が届かない背中と足だけ、私か代わりに洗ってタオルドライもします。
着替え - 不要。
ミンチンハンプトンの公園には、馬(最初牛かと思った!)が放し飼いにされていました。
夜間も自力でトイレに行かれるので、私は夜ぐっすり眠れます。(助かった・・・)
前回の、夜何度も起こされた住み込みと比べたら、天と地のちがい。
(参: ただいま住み込み中 / あと2晩・・・ / ゴールは目前! / 最後の晩は・・・)
やっぱり私は、夜はぐっすり眠れないとダメです・・・。
この石造りのお宅、どっしりとした塔つき!羨ましすぎるぞ!
私が将来ベティーさん宅に戻ることがあるのかはまだわかりません。
ケア・コーディネーターのモリーは情報を小出しにする癖?があり、先のことはあまり教えてくれないので。
(ベティーさんもモリーに関して同じように思っていたらしく、不満を口にしていました。)
でも戻れたら嬉しいです。
我家から30分もかからない、勝手知ったるおなじみの町ですから。
そして何よりも、ベティーさんが良い人ですし、私は夜よく眠れるし、お宅も居心地良いですからね