夢のように楽しかった10日間(出発日と帰国日含まず)のポーランドから戻ってみれば、
あっという間に日常に逆戻り。 (今週は5日も仕事が入ってるし・・・ )
でも仕方ない。 旅行はもちろんのことだけど、人間、存在しているだけでもお金がかかる。
次回の旅行を夢見ながら、また地道に頑張るとしよう。
オットーは3週間くらい前から腰痛に苦しんでおりまして、居間のソファにすら心地よく座ることができず、
「これの方がちょっとましだから」 と、居間にガーデン・チェアーを持ち込んで座るくらいでした。
そういう私も、この春から徐々に腰痛が出てきたので、姿勢に気をつけています。 (年取るって哀しいなぁ ・・・ )
そういう訳で、短時間しかかがめないオットーは、庭仕事ができず。
それで今日は私の貴重な仕事オフの日だったのですが、
裏庭の雑草で伸びすぎて目に余るもの、種子がこぼれる前に抜いてしまわなければならないものを、
朝食後抜きました。 バケツに2つ、取れました。
それから旅行に使ったバッグや靴をきれいにして、しまって、1階のホコリ払いと掃除機かけ。
シャワーとシャンプーをして、散歩がてらダーズリーへ。
帰宅してようやくPCの前に座れたときには、すでに午後3時20分になっていました。 その後夕飯の仕度もあったし。
旅行記書きたいのに、遅々として進まないわけだわぁ。
ダーズリーへの途上にあったお宅のハンギング・バスケットがあまりにも素敵だったので、撮らせていただきました。
工場が移転されたので、その跡地、加えてその背後にあった牧草地が切り崩され、住宅地として開発が進んでいます。
あの家々の背後の真中あたりに、幼かったムスメが昔、「ハナのコンピューター・トゥリー」 と腰掛けて遊んだ木がありました。
低い枝に座ると、ちょうどその前にもう一本、机ができたみたいに別の枝がのびている木があって、
そこに座ったムスメは飽きることなくキーボードを叩く真似をして喜んだものです。
その間ケイトーは一人で近所を探索して。
・・・・・ なくなっちゃったんだなぁ、あの木。
そりゃ、ただの木だけれど。
もう二度と見ることはない、できないとわかると、写真を残しておかなかったのが悔やまれます。
見慣れた当たり前の風景も、そのうち必ず変わる。 私の実家の周辺なんて、もはや以前の面影なし。 大変な変わりようです。
諸行無常ってやつですね。 何だか、ちょっぴり、寂しいな ・・・
フットパスの脇は雑草が伸び放題! その花粉は、ポーランドで始まった今年の私の花粉症に貢献してくれています。
青とピンクが混じったかわいい花も咲いていました。 スポーツ・グラウンドには移動遊園地が来ていました。
で、突然ですが。
8日(月)午後9時にBBC2で始まったそうです。 Japan: Earth's Enchanted Islands。
3回のシリーズで、“本州” と “南の島々” と “北海道” が紹介されます。
地元の人々が、自然との調和と動物との共棲を模索しながら生きる様子を、自然美をたっぷり織り込んで見せてくれるようです。
初回はオットーが録画しておいてくれ、もう見ました。 昨日のは録画しましたが、まだ見ていません。
美しい映像で日本を紹介してもらえると、日本人の私はやはり嬉しい。
2回目と3回目が楽しみ
そういえば、最近お話する機会のあったある患者さんの息子さんのマイケルさん(仮名)。
40代半ばくらいのマイケルさん、7年前に日本に旅行したことがあるそうです。
日本をものすごく楽しみ、ものすごく好きになってくれていました。
「本当に不思議なんだけれど、着いた瞬間から居心地が良くて・・・ まるでずっと前から日本を知っていたように感じたんだ。
皆すごく親切で、ある若い男性なんて、英語で道を尋ねたけど英語は通じなくて、でも身振り手振りで教えてくれた。
ところがしばらくしたら、彼、走って追いかけてきてね。 『間違った方向を教えてしまった』 と。
ものすごく蒸し暑い日だったのに ・・・ かえってこちらの方が恐縮してしまったよ。
あんな、まるで 『自分はここに属している』 みたいな感覚は初めてだった。 異国なのにね。
前世の僕は日本人だったのかもしれないね(笑)。 日本には、絶対にまた行きたいと思ってる。」
祖国を良く言われると、やはり嬉しくなっちゃいます。
それに慣れない土地、ましてや異国では、困ったときに受ける親切は、身に沁みて嬉しいもの。
私もポーランドで、いろいろと親切にしてもらいました。
困ったときはお互い様。
困った様子の人を見かけたら、ためらわずに声を掛けるようにしようっと。
《 お知らせ 》
今後しばらくは旅行記ブログに時間を注ぎますので、こちらのブログの更新は滞りがちになると思います。
申し訳ありませんが、どうぞよろしく ・・・・・