二年前の同じ6月に訪れたとき、オシフィエンチムの町の心臓部ともいえるマーケット広場はまさかの再舗装工事中でした。
綺麗になったマーケット広場を見るべく、今月3日にオシフィエンチムのタウン・センターを再訪。
マーケット広場は、 ・・・ 綺麗に生まれ変わっていました!
二年前に来たときは、天気に恵まれず気温も低めで、今年と比べたら10℃くらい低かったのではと思います。
(厳密に言えば、二年前はオシフィエンチムでのランチを境に天気が劇的に好転した。)
二年前(下左)と今年(下右)のこの違い。 う~ん、印象って天気によってやはりずいぶん変わるなぁ。
ちなみに下は、修復されたシナゴーグとユダヤ人博物館です。 (二年前の旅行記はこちら。)
“オシフィエンチム最後のユダヤ人” シモン・クルーゲルの家を補修・改築してオープンする予定だったカフェも、
二年前は工事中でしたが、今回は完成しオープンしていました。 ユダヤ人センターとカフェは、裏庭を共有しています。
カフェの入口は、シナゴーグの裏にあります。 そうそう、カフェの名前ですが。
“カフェ・オシュピッツィン” の予定でしたが、なぜか “カフェ・ベルクソン” に変わっていました。
2階席もあり、シンプルだけど明るく機能的で、とても素敵な店内です。 地下室は展示会や学習の場に使われるようです。
二年前はこんなだったマーケット広場も、
すっかり綺麗になっていました。 (二年前の旅行記はこちら。)
てっぺんにオシフィエンチムの旗が翻る旧市庁舎のある、広場の南西の隅です。
広場に面する東側の家並。
北東には、噴水までできていました。
下は撮影位置がちょっと違いますが、雰囲気だけでも味わってくださいな。
広場には手回し車つきの井戸が造られていましたが、あれ、過去にあったものを再現したようです。
写真で昔と今を見比べるのって、とても興味深いです。
完成しオープンしていたカフェと、再舗装工事が済んで新しく生まれ変わったマーケット広場を見られて大満足でした。
今回はアウシュヴィッツⅠのはす向かいのホテルに2泊し、この日は朝、ホテルからタウン・センターまで歩きました。
ご興味ある方は、こちらの旅行記で詳細をご覧くださいね。 下は、私が歩いたタウン・センターのルートです。
1: “Wedding Palace” 2: The Church of Our Lady Help of the Poor と聖ヒヤシンス礼拝堂
3: マーケット広場 4: 小広場 5: ユダヤ人センターとカフェ・ベルクソン 6: タクシー乗り場
オシフィエンチムのタウン・センターは、お城あり由緒ある建物あり綺麗な広場ありユダヤ人センターありで、
素通りしてしまうのはもったいない!
オシフィエンチムが悲劇の歴史を刻む “アウシュヴィッツ” だけではないことを、
もっともっと多くの人に知って欲しいです。
アウシュヴィッツ訪問を予定していて時間に余裕がある方には、オシフィエンチムのタウン・センターを訪れることを、
心の底からおススメします!!