カフェのカウンターに、価格が表示されています。
が・・・
「デーシー・チャイ」 5ポンド(840円)
「デーシー・チャイ、プリーズ」 3ポンド(504円)
「ハロー、デーシー・チャイ、プリーズ」 1.90ポンド(319円)
注文しているのは全部同じ、デーシー・チャイだけどね!
あはは~、面白い~!
この話題、先日ライブドア・ニュースで見つけました。
【海外発!Breaking News】マナーの良い客は割引価格、横柄な客には2倍以上の価格で対応するカフェ(英)
元となったニュースはこちらのようです。
Coffee shop owner charges customers DOUBLE the price if they fail politeness test - Mirror
このカフェ CHAII STOP は、ランカシャー州プレストンにあるんですね。
この『注文の仕方により異なってくる価格表』のおかげで、気分が沈んでいたり不機嫌だったりしたお客さんも
マナーを思い出し、スタッフと会話を始めるきっかけにもなりそう。
グッド・アイディアだわ!
とくに私は最近カスハラに関する記事を読んだばかりだったので、そう思います。
こちらのカフェが繁盛しますように。
ところで、デーシー・チャイって何でしょうね? 知らなかったので調べてみました。
ヒンディー語でデーシー desi は native = その土地原産(固有)の を、
chai は tea = お茶 を意味するようです。
デーシー・チャイはマサラ・チャイとも呼ばれ、マサラ masala は spices = スパイス のこと。
つまり インド風に、香り高いハーブとスパイスを加えた牛乳と水で紅茶葉を煮出し、
砂糖をたっぷり加えたお茶 のことかと思うのですがどうでしょう。
またチャイという言葉は、元来は単にお茶を意味していましたが、英語圏では
インド風に煮出したマサラ・チャイを略してチャイと呼ぶことも多いようです。
チャイ・ラテは近年、カフェのメニューに載っていることが増えてきました。
たまにはない店もありますけどね。(←グロスターシャー州限定の観察です。)
上面のフワフワした泡にココアパウダー・シュガー(シナモンシュガーだったかも)が振りかけられていて、
とても甘くて香りと風味もよくて、甘党の私は、メニューで見つけるとついつい頼んでしまいます。
さて注文の仕方ですが、私がやるのは、「○○、プリーズ」 まででしたね~、惜しい!
これからは最初に「ハロー!」も言うよう心がけることにします。
マナーの良い品性あるお客さんになって、社会にお手本を示すのだっ!