先週の冷え込んだ朝、庭の紅葉の写真を撮りました。
その前の週末にやって来たストーム・バートのおかげで、葉は大分落ちちゃってましたが。
寒いのは辛いですが、個人的にはこうして日が差し青空も広がっている方が、暖かくてもどんより空から雨が降っている天気より好きです。
パティオ部分にあった、みすぼらしく枯れた植物(庭しごととリフォームと)。
12月と1月はお休みになる庭ゴミ回収に間に合って、刈り取って処分でき、スッキリしました。
まるで、うっすらと雪が降ったかのような景色
早いもので、この家に暮らして30年と9ヶ月です。
オットー理想の “終の棲家” に引越したいと考えている私たちですが、・・・
あと何回、この家で冬を迎えることになるのかな・・・?
* * *
週末は仕事だったので、今日は外出せずに家でまったり。
土曜日に買っておいた新聞を、ゆっくり時間をかけて読みました。
「死を選ぶ権利」への第一歩を報じた新聞です。
「死を選ぶ権利」が第一段階で可決されたことを喜ぶ支持者たち。
MY DOG CAN HAVE A DIGNIFIED DEATH
GIVE ME THAT CHOICE
MY DEATH MY DECISION
(私の犬は尊厳をもって死ねる 私にもその選択権を 私の死 私の決断)
I'M TERMINALLY ILL
MY DYING WISH IS TO CHOOSE
HOW AND WHEN I DIE
(私は末期患者 死期が迫った今の願いは どのように、いつ死ぬかを選ぶこと)
もちろん、可決を喜ばない否定派もおられます。
IT WON'T BE OUR CHOICE FOR LONG
THE BILL SAFEGUARDS AREN'T SAFE
(私たちの選択ではなくなるまで長くはないだろう 法案の安全策は安全ではない)
本当にセンシティブな案件ですから、しっかりと、とことん審議して、
安全対策から漏れて自分の意思に反して死期を早められる人など出ないようにしなければなりません。
でも私は個人的には、この法案に手放しで大賛成です。
だってこの法案の大原則は、「選択権が与えられること」ですから。
どれほど苦痛に苛まれても自然死を待つことによって生を全うしたいという人は、死を選ばなくて良いのです。
でも現状では誰も死を選ぶことが出来ず、自然死が訪れるまで苦しみ続けなければなりません。
身近な人々も、そんな瀕死の状態にある愛する人・大切な人が苦しむ様を、ただ見守ることしかできません。
法案を支持する人々は言います。この法案は、
「命を断ち切るのではなく、苦しみに満ちた死から救うものだ」
と。
心から同感します。
法案が今後立ち向かう数々のハードルを無事に乗り越え、
法制化される日が一日も早く訪れることを、
心の底から願います。