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Channel: ハナママゴンの雑記帳
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映画『キリング・フィールド』

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短期帰省をしていたムスメは、今朝9時半頃、車でバーミンガムへと出発していきました。

バーミンガムでの仕事のあとは、ロンドンに戻るということでした。

金曜日の午後遅くから今日火曜日の朝までの、4泊5日の短い帰省。

土曜日は一緒に Lonely Mouth に行けて楽しかったけれど、

日曜日は地元の友達に会いに一日出掛けていたし、

昨日の月曜日は自室で一日中仕事。

それでも同じ屋根の下にムスメがいてくれるのは、昔に戻ったみたいで嬉しいのです

 

さてムスメは Netflix と Amazon Prime の会員なので、オットーと私もそれに便乗して、

いくつか映画を一緒に見せてもらいました。

見た映画のうちのひとつが、『キリング・フィールド』。

何と1984年、今から41年前(!)の作品です。

キリング・フィールド(映画) - ウィキペディア

 

実話を基にしたというこの映画。

過酷な強制労働と虐殺を生き延びた、カンボジア人ジャーナリストのディス・プラン氏(1942-2008)も、もちろん実在する人物でした。

映画でプラン氏を演じたのは、プラン氏と同様に強制労働を生き延びたというハイン・ソムナン・ニョール氏(1940-1996)で、

何とニョール氏は、それまで演技の経験がまったくなかったにもかかわらずプラン氏役に抜擢され、

さらに驚くべきことに、1985年のアカデミー助演男優賞を受賞したそうです。

でもウィキによると、悲しいことにニョール氏は、1996年2月25日、ロサンゼルスの自宅前で射殺され、

亡くなられてしまったとのこと・・・

まだ55歳と、早過ぎたその死が惜しまれます。

2時間超えの長い映画でしたが、長さがまったく苦になりませんでした。見て良かったです。

 

さて、なぜこんなに古い映画を見ることになったかというと・・・

 

この映画の前に、『シビル・ウォー アメリカ最後の日』(2024年)を見たのですよ。

主演はキルスティン・ダンストで、報道写真家を演じています。

 

この映画、悪くはなかったんです。悪くはなかったんですが、三人の感想として、

「悪くはなかったけれど、もっと良い映画にできたと思う」 ということで一致しました。

(シロウトの感想です、この映画を高く評価されている方には申し訳ありません。

その流れでオットーが、「戦場ジャーナリストを描いた映画なら、『キリング・フィールド』 が傑作だ」 と言い出しましてね。

じつは私、戦争映画にはそれほど興味がないので、『キリング・フィールド』 はまだ見たことがなかったんです。

「自分が生まれる前に作られた映画は見る気がしない」 というムスメも、もちろん見たことありませんでした。

それで、オットーがそれほど勧めるならばと、見ることにしたというわけです。

 

*       *       *

 

話は変わって・・・ この美女!

綺麗ですよね~、完璧に近い(いやもう完璧か?)、絶世の美女と言ってもいいのでは?

この方、『シビル・ウォー』 の中で言及されていた、報道写真家のリー・ミラー氏(1907-1977)だそうです。

若い頃はモデルもされていたそうですが、この美貌ならうなずける!

第二次世界大戦中は戦争写真もたくさん撮られたそうで、彼女を特に有名にしたのが、

「ヒトラーのバスタブで撮られた彼女自身の写真だ」 とオットーが教えてくれました。

 

さっそくググってみたところ・・・

1945年4月30日、アドルフ・ヒトラーがベルリンで自殺したまさにその日に撮影されたという一枚だったんですね。

彼女自身は撮った方ではなく撮られた方で、ミュンヘンのヒトラーの住居のバスタブに入り、ポーズを取っています。

写真はコチラ  で見られます。

Lee Miller's Second World War - IWM (Imperial War Museums)

その日彼女は、ミュンヘンのダッハウ強制収容所を取材に行っていました。

ヒトラーの住居に行ったのは、そのあと。

バスタブ手前に置かれた彼女のブーツには、ダッハウでついたのであろう泥。

それがあからさまにバスマットを汚しているのは、意図的な演出ということです。

私はリー・ミラー氏のことをまったく知りませんでしたから、ひとつ利口になれました。

 


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