ムスメの帰省中、三人で一緒に見た映画でもうひとつ良かったのは、
2013年にアリゾナ州で起きたヤーネルヒル火災での実話を基にした映画だそうですが、
恥ずかしながら私、この火災についてはまったく知りませんでした。
ムスメからの 「地方の消防士たちを描いた映画」 程度の前知識しかなく見始めたのですが、
見て良かったです。
この映画のおかげで、
普段は深く考えることのない、消防士さんたちの危険と隣り合わせの活動に、
思いを巡らせ敬意と感謝を持つ、良い機会に恵まれました。
それにしても・・・ 19人もの消防士が犠牲になってしまったとは・・・
予測をはるかに超える天候の急変があったとはいえ、
何とかならなかったのかと、ただただ口惜しくてなりません。
火災によって多くの建物は焼失したものの、住民は避難していたため無事だったんですよね?
人命救助のための消火活動だったならともかく、そうではなかったのなら、
天候の急変に万全を期して、火災現場からは必要と思われる以上の十分すぎる距離を保ってくれていたら・・・
と、つい考えてしまいます。
まぁこれがド素人の後知恵批判であることは、十分わかっているのですが・・・。
火災に取り囲まれ逃げ場もなく、一人一人、防火テントを被って地面に伏した消防士さんたち。
迫りくる業火は、どれほど恐ろしかったことでしょう。
犠牲になられた19人のご冥福をお祈りします。・・・
* * *
人命救助といえば、埼玉県八潮市の道路陥没事故。
もう9日目だというのに、74歳のトラック運転手さんの安否は、不明のままです。
事故発生直後は応答があったそうですが、それもすぐに途絶えてしまったようで・・・
現場で実際に救助に当たっている方々は、さぞや焦りと焦燥感に苛まれていると思います。
特に最初に運転手さんの声を聞かれた方は、進まない救助にやりきれない思いでおられることでしょう。
【八潮・道路陥没事故】 74歳トラック運転手の素顔は“孫家族と暮らす寡黙な仕事人” (以下略) - livedoor News
74歳とご高齢ながら、現役で働いていらっしゃった運転手さん。
まさか突然、目の前の道路に大きな穴が出現し、そこに落下してしまうなんて、誰だって想像すらしません。
一刻も早く発見され、ご家族の元に帰れることを、お祈りしています。・・・