今月から大学2年生のムスメ。 今朝レスターに戻っていきました。
オットーの車に、必要品を積んで。
本来なら今度の土曜日=26日に引越せばよかったのですが、大学でのアルバイトを獲得し、
トレーニングがあるため一週間早く戻らなければならなくなったのです。
26日だったら空けておいたから私も一緒に行けたけれど、今日は遅番を入れちゃってたからダメでした・・・
その分後部座席を倒し、めいっぱい積み込めましたけれどね。
私の車が車道の先にあったので、車の入れ替えをし、車窓からオットーの車を見送りました。
今度会えるのは、クリスマス休暇で戻ってくる12月半ば。 さみしー・・・・・
ムスメ、二度目の巣立ちであるにもかかわらず、昨夜も今朝も、瞳を潤ませていました。
昨夜は私もつられてウルウルしたけれど、今朝は大丈夫でしたよ!
オットーによると、ここダーズリーからレスターまで、ちょうど2時間で着いたそうです。
6寝室ある6人の学生向けの、3階建てのテラス・ハウス(長屋づくり)。
ムスメが最初の入居者なので、家主さん夫婦が正午の約束で待っていてくれたそうです。
今日の午後にはもう一人入居してくるので、今夜はムスメ、一人ではないはず。 よかった。
使いまわしですが、ムスメが前に家を見に行ったときの写真です。 オットーによると、奥行きがあって外観から想像するより広い内部だったとか。
レスター駅からも大学からも、徒歩15分ほどの距離にあるそう。 ナマケモノムスメには、いい運動になるわ。
ここで先日触れた、『家主に都合のいい家賃ルール』 について書きましょう。
其の壱。
賃貸契約は夏休みが始まる6月29日(月)からスタートし、9月27日(日)までの13週間の夏休みの間も、
普段の家賃の2/3を支払わなければならないんです!
しかもその間、「家を修理したり内装を整えたりがあるから」 と、家への出入りは禁止。
(バイトのためムスメは一週間早く入居させてもらいましたけどね。)
まるで “空気を住まわせる” ために2/3の家賃を払っているようなものなので、(なんだかなぁ~・・・)と思いますよ。
思いませんか!?
家主にしてみれば、一般の家族に家を貸せば夏休みも関係なく家賃収入が入るわけだから、
学生向けの賃貸物件として一年のうち3ヶ月も家賃収入が入らないのは面白くない。
というのはわかるんですが、やっぱり(でもなぁ~・・・)と思ってしまう。
学生向けの物件にするのは家主の選択だし、第一そのおかげで一家族に貸すよりずっと多い家賃収入になっているはずだもの。
其の弐。
賃貸契約は一年間で、6人の学生は連帯責任を負う。
つまり6人のうち誰かが家賃を滞納したり、途中で転出してその後の家賃を支払わなかった場合、
残る学生が、滞納あるいは転出して残りの家賃を払わない学生の家賃を支払う義務を負う。 ・・・んですよっ!
一年間の契約を誰かが反故にしたら、それを追及するのは家主の仕事では!?
でも、オットーがネットで調べてくれましたが、このふたつのルールはごく一般的なようです。
貧乏な学生から家賃を吸い取って、その上こんなルールまで???
あまりにも家主が保護されていて、不公平すぎるぞーっ!
ついでながら、家賃を公表しておきますね。
ムスメが最初の一年目に住んだ、学生村の12寝室ある一戸建ての部屋の家賃は、週£100.10(≒¥18,620)。
水道光熱費、ネット使用料金、テレビ受信料はコミコミです。 部屋には洗面台のみで、キッチンとシャワールームは共同。
昨年9月の最終土曜日から今年6月の最終土曜日までの39週間で、合計£3903.90(≒¥726,130)支払いました。
二年目の今年の家賃は、週£71.00(≒¥13,210)。 でもこれは水道光熱費その他を含まないので、
それらをワリカンで払うとなると 「たぶん去年とトントンになると思う」 とムスメ。
部屋には洗面台もなく、キッチンとバスルームはもちろん共同です。
二年目の家賃の支払い総額は、すでに支払った夏休み分も含め合計で£3385.00(≒¥629,610)になりますが、
これに水道光熱費その他を6人でワリカンしたものを足すと、さていくらになることか・・・・・
つまり今年ムスメが住む家の家主さんは、63万円 x 6人で、一年間に378万円の不労所得があるわけだ!
・・・・・ 不動産があるって、うらやましいなぁ ・・・・・