今年始めにロサンゼルスの歩道で保護されたチャーリーは、殺処分率の高いシェルターに連れて行かれた。
もらい手のつかない犬は、一週間以内に安楽死させられるというシェルターだ。
他の不運な犬たちと同様の結末を迎えると思われたチャーリーだったが、
『ハリウッド・グルーミング』 のグルーマーが、チャーリーにチャンスをくれた。
もつれ、固まり、こぶになった汚い毛をきれいに刈り取ってもらい、
シャンプーとブロードライもしてもらった。
チャーリーの処置前と処置後。
見違えるようにハンサムになったチャーリーは、2日後に新しい家族に迎えられた。 動画はこちら。
「プロの手を借りての変身というのは、人間にしろ犬にしろ、単なる虚栄やナルシズムとして片づけられがち。
でもこのビデオを見ればわかる通り、それは誰かの身体的・精神的な健康と幸福を促進することにもなり得る。」
と、愛犬家サイトの Dogster。
ムスメが教えてくれた記事です。 こういった動画って、見始めるとやめられませんね。
でもチャーリーは、変身前だって、まだ幸運な方でした。
誰かに縛られて車に引き引き摺られたらしい、傷だらけで苦痛に耐えていたルーマニアのルカ・・・・・
カナダのジュディスは、10年も鎖に繋がれおぞましい環境に放置されていたため後脚の機能を失ってしまいました・・・・・
側溝で発見されたとき半死半生だったインドのトフィーの頭には、びっしりと蛆がたかっていました・・・・・
道端で保護されたインドのトニーの頭部は大きく切り裂かれ、左前脚の下半分はなくなっていました・・・・・
3本脚になっても元気に駆け回る、健康と自信を取り戻したトニーの姿に慰められます。
どのコも人々が助けようとしてくれているのがわかるのか、
残酷な人間にひどい目に遭わされたにもかかわらず、
処置の間じっと静かにしています。
動物を理不尽な暴力の対象にするのが人間なら、そんな動物を必死で助けようとするのも人間。
前者のような人間は、この世に存在する価値はありません。今すぐ死んで、未来永劫地獄で業火に焼かれろ!と思います。
後者のような人々は、幸福な一生を終えて天国に召されますように・・・・・