アンディー・マリーが、ふたたびやってくれました。
ウィンブルドンの男子シングルスで優勝!
優勝が決まって思わず手放したラケットを、その後観客席にプレゼント。
感情が昂ぶったあまり、タオルに顔を埋めて男泣き。 (試合のハイライトはコチラ。)
「前回は優勝を心ゆくまで楽しむ余裕がなかったから、今回は必ずそうするよ」 とマリー。
コートを去ったあと、トロフィーを抱えてバルコニーに登場し、待っていたファンと喜びを分かち合いました。
男子シングルス決勝戦を観戦した有名人はというと。 まずロイヤル・ボックス席最前列のウィリアム王子とケイト妃。
その2列後で観戦しているロマンスグレーの紳士は、往年の名選手ビョルン・ボルグだそうです。
ボルグ氏から2人おいた席にいるのは、やはり名選手だったボリス・ベッカー。
「おや、こんな所で会うなんて、奇遇だね~!」 握手するカンバーバッチとブラッドリー・クーパー。
カンバーバッチは奥さんと、クーパーはモデルの恋人と来ていました。 その斜めうしろにはヒュー・グラントと恋人。
缶バー蜂・・・じゃなくてカンバーバッチ夫妻の2列前には、キャメロン首相とその母親。
マリーが優勝後のスピーチで、観戦し応援してくれたことに対する感謝をこめて他の人々と並べてキャメロン首相の名を口にしたら、
観客席からブーイングが起きてしまったそうです(動画はこちら)。 脱EUの影響でしょうね。
でもおめでたい席でブーイングはマナー違反! 困惑した表情になったマリーは、すかさず機転をきかせて
「きつい試合はいくつもありますが、首相と立場を交換したいとは思いません。(自分には)不可能な仕事です。」
とフォローしていました。 上出来!
ブラッドリー・クーパーの背後の若い女性は、女優のリリー・ジェームズだそうです。 ロイヤル・ボックス席ではないけれど、
一般席の最前列近くにエレン・デジェネレスとそのパートナー。 クリフ・リチャードも観戦していたそうです。
ロイヤル・ボックス席の観客が紹介されていたので、載せておきます。 知らない人も多いケド:
1 デイヴィッド・キャメロン首相 2 メアリー・キャメロン(首相の母親) 3 Lady Annabel Goldsmith
4 ベネディクト・カンバーバッチ 5 ソフィー・ハンター(カンバーバッチ妻) 6 アレクサンドラ王女
7 ブラッドリー・クーパー 8 Timothy Taylor 9 リリー・ジェームズの祖母 10 リリー・ジェームズ
11 Lady Helen Taylor 12 Irina Shayk (ブラッドリー・クーパーの恋人) 13 ケント公爵
14 ニコラ・スタージェン (スコットランド相) 15 ステファン・エドベリ 16 ヒュー・グラントの恋人
17 ヒュー・グラント 18 ニコラ・スタージェンの夫 19 アネット・オルゾン 20 ウィンブルドン会長
21 ボリス・ベッカーの妻 22 ウィリアム王子 23 クリス・エバート 24 サディク・カーン
25 ビョルン・ボルグの妻 26 ケイト妃 27 サディク・カーンの妻 28 ロイ・エマーソン
29 ビョルン・ボルグ 30 Gordon Campbell (カナダの政治家) 31 グロスター公爵夫人
32 マイケル・オブ・ケント王子妃 33 マイケル・オブ・ケント 34 Lord Frederick Windsor 夫人
35 Lord Frederick Windsor
試合後のアイス・バスも 「トロフィーと一緒なら楽に耐えられるよ!」 と、本当に嬉しそうなマリー。
晩には正装してチャンピオンズ・ディナーに出席したそうです。 そういえば34歳にして女子シングルスで優勝を果たした
セリーナ・ウィリアムズもお見事でした(筋肉も)。
優勝祝賀パーティーの一夜が明けた今日、トロフィーと一緒にセンター・コートに戻り、改めて喜びを噛みしめたマリー。
上右は、お母さん・お祖母ちゃんと。 二人は決勝戦を観戦できたけど、お祖父ちゃんは犬の世話があるから
観戦に来れなかったそうです。 ひょっとして、マリー夫妻のワンコたちかな?
何度も何度も何度も、涙をのんできたマリー。 4大大会では優勝できない運命にあるのかと、一時は思いましたよ。
29歳にして二度目のウィンブルドン優勝。 大器晩成型だったのでしょうね。
本当におめでとう!