以前 ホログラムのマイケル・ジャクソンとキラー道化師 なんて記事を書いたけど、
キラー道化師の悪流行が、この夏アメリカからイギリスにも飛び火してきたとのニュースが。
道化師のマスクをかぶったり衣装まで着たりして、佇んだり、覗いたり、手を振ったり・・・・・
電動車椅子に乗った人（下右）まで！？ 
家族向けレストランを覗いたり、子供たちに近づいて行ったり・・・。
下の２人組は、４歳と３歳の姉妹（下右）が乗った車を覗き込んだうえ、ボンネットに横になったそうだ。
かわいい２姉妹のトラウマにならなきゃいいけど・・・・・ 
さらにはＳＮＳで 「○○学校に現れるぞ」 という予告まで。 こうなるとかなり悪質。
離れた位置で佇む・微笑む・手を振るまでは許せるけれど、積極的に驚かせに行くのはダメ！
そして驚かせが、たとえおもちゃだとしても凶器を持っていることで脅しのレベルに達したら、それはまぎれもなく犯罪行為！！
友人たちと帰宅途中だった１７歳高校生は、道化師の扮装をした誰かが投げつけた尖った棒が頭に当たり、６針縫う怪我を負わされた。
ＳＮＳに載せられた道化師の 《訪問予定の学校リスト》 と、警察の 「悪戯をやめるよう」 促すメッセージ。
５日前の１０月１０日の時点での、キラー道化師の出没地マップ。
我が町ダーズリー（★）は幸いまだだけど、グロスターには出たんだな。
テムズ・ヴァリー警察は、「ここ２４時間の間に道化師関連の出動が２４件あった」 こと、そしてそのような
「警察の時間を無駄にする行為はやめて欲しい」 ことをＳＮＳで要請。 さらに 「道化師の扮装で他の人々を
脅かせば逮捕されることもある」 と警告。
確かにそうだ。 道化師の件で警察が手薄になって本当の非常事態に間に合わなかったら、どうするのよ！ 
下は、道化師の扮装で子供たちを脅かしたとして最初の罰金刑を課された１８歳と、彼が使ったマスク。
彼には犯罪歴もつくそうだ。 おめでとう！ 
しかし、本当に怪我を負わされたケースも。
この男性（２８歳・一児の父）は、友人たちと飲んだ帰りに一人で現金を引き出していたら、ナイフを持った道化師に襲われた。
咄嗟にナイフを掴んだら本物で、右手に大怪我を負わされたという。
「束の間のことで一生障害を負う羽目になった。 子供が一緒でなかったことが幸いだよ。」
道化師の大半は驚かせることが目的の悪ふざけであって誰かを傷つける意図はなくやっていると思われるけど、
この男性の場合のように、本当に悪意をもった人間がこの悪流行に便乗して紛れ込むことも大いに有り得る。
怖ろしいことだ。
オーストラリアのシドニーでは、バットを手に道端に立っていた道化師が、車で通りかかった男性にぶちのめされた。
車から降りてきた相手の体格を見てバットを地面に置き降伏の意志表示をした道化師だったが、時すでに遅し。
道化師に脅された誰かが捨て身の反撃に出て、そのうち死者が出る可能性だってある。
そうなる前に早く終結してほしいわ、この悪流行。
今月末のハロウィーンが終わるまでは、やっぱ、無理かなぁ・・・？
あるオンライン・ニュース記事では、「昔の日本のマックのＣＭが（この悪流行の）ヒントになったのでは？」 なんて記事を載せていた。
いつ頃のＣＭだろう？ ８０年代・・・ ひょっとして７０年代？
動画はこちら。 確かに不気味。 このＣＭを見て誰が （そうだ、マック食べたい～
） と思えるのよねぇ・・・・・ 
