《 ③からのつづき 》
住み込みヘルパーでの睡眠不足からまだ解消されていなかったため、ミュンヘンに行った翌日の23日(火)は爆睡してしまって目が覚めたら午前9時10分!
すでに朝食を終えていたヘルマン、私のためテーブルをそのままにしておいてくれました。我家とは大違いの美しいセッティングに、思わず写真を撮影。
この ↓ バリバリの‟クリスプ・ブレッド”は一枚で2.6gという驚きの食物繊維を含有しているのです。『便秘の女王』を自認する私は現在、ようやく重い腰を上げて慢性的便秘を解消すべく努力中なので、イギリスに帰ったらこれと同じ、無理ならできるだけ似たようなものを探そうと、固く決意しました。(イギリスにも類似品はあれど、ここまで食物繊維が多いものはまだ見たことないので。)
この日は曇りのち雨の予報だったので、まったり過ごすことに。午前中ヘルマンと一緒にルイゼのお墓参りをし、午後はヘルマンと歩いて町まで散歩しました。ヘルマンに別ルートのフットパスを教えてもらい、前日私が歩いたのと同じフットパスに出ました。
町のベーカリー兼カフェに入ってひと休み。
ヘルマンはドリンクのみでしたが、休暇中の私はもちろんケーキも外せません。どれも美味しそうで、選ぶのに迷いました。
ヘルマンはカプチーノ、私はフルーツが載ったヨーグルト・ケーキとブラック・ティーを注文。ブラック・ティーはカップにはお湯だけが注がれており、ティーバッグはカップの蓋の役目をしている小さいお皿の上に載ってやってきました。ティーバッグを自分でお湯に入れてときどきかき混ぜながらしばらくおきましたが、私が好むような濃い色は出ませんでした。それにこのティーバックの中身、濃茶色だけでないそれ以外の変わった色のティーリーフもかなり混ざっていて、色合いがちょっと山菜のお漬物、ほら、ワラビとか、みたいで面白い。ミルクもレモンもついて来ず、これだけです。味オンチの私には味はよくわかりませんでした、薄かったとしか。
帰途はバスでヘルマン宅の近所に戻りましたが、私はもう少し歩きたかったのでヘルマンと別れて近所を散策。きれいな小川が流れていました。
塀の上に置かれた鉢植えの花が綺麗。番犬のサインもかわいい。
本物のハロウィーン・パンプキンかと思ったら、陶製のようでした。毎年使えてグッド・アイディア!
庭が広すぎるお宅。隅には小川が流れてるって。家自体も大きすぎる。これはほとんど罪では。
自宅の敷地内にこんな小川が流れているって・・・水際の暮らしに憧れているオットーには目の毒だわぁ。 面白い木があったので、オットーに見せるため写真をパチリ。
屋根に英国旗を描いたミニが止まっていました。EUを離脱しちゃうけど嫌わないでね~、私はいつまでもドイツを好きだから。 自転車に引かれた三輪車?二輪車だったかも?を何度か見ました。これ、中に幼児が乗っているんです。カバーがついているから雨に降られても安心だし、子供も暖かいことでしょう。
どっしりと頑丈そうでしかも可愛い家。やっぱりいいな~、ドイツの家って。
この日は最高気温13℃と肌寒く、とくに日没後は冷え込むので、ヘルマンが暖炉に薪をくべて点火しました。
火力が十分になったら、ツマミ(下右画像の←)を動かして炉内の空気量を調整することで火力を弱められるのだそうです。イギリスでは見ないタイプの暖炉で面白い。点火後しばらくすると暖炉がほんわか暖かくなって熱を放射して部屋を暖めてくれるのです。
キッチンの引出しにはパンのスライサーが収納されているし・・・
すべてにつけてスマートすぎるヘルマンの暮らしです。(それにひきかえ我家は・・・ )
《 ⑤につづく 》