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少年C=湊伸治の再犯

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今日から12月ですね。

27回目の命日』にも書いたように、順子さんの事件を知って以来、12月は私にとって、順子さんを思う月です。

そして今年は、事件後30周年という節目の年なので、なおさらそうです。

(30年前の今日救出されていれば、順子さんは助かったかもしれない・・・)、あるいは

(30年前の今日救出されていたとしても、もう手遅れだっただろうか・・・?)と、

来月4日の順子さんの命日まで、彼女を思わない日は、きっと、ないでしょう。

 

27回目の命日』にいただいた“みい”様からのコメントで、順子さん殺害犯の一人だった少年C=湊伸治が、

この夏殺人未遂で再逮捕されていたことを知りました。

私もネットで調べてみましたが、多くの方が不満に思っておられる通り、メジャーなメディアは

今回の事件の湊が順子さん事件の湊と同一人物であることにはまったく触れていません。

それゆえここでは二人が同一人物であるとの前提で書いておりますことをご了承ください。

 

綾瀬女子高生コンクリート詰め殺人の“元少年”が、今度は殺人未遂で逮捕されていた! (デイリー新潮)

埼玉・殺人未遂で逮捕の湊伸治容疑者は女子高生コンクリート詰め殺人の元少年 (おじゃまチャンネル)

犯行少年が再犯で逮捕、女子高生コンクリ殺人事件の凄惨さ (女性セブン)

新聞が報じない少年法の敗北! またも逮捕 「綾瀬コンクリ殺人」元少年 鬼畜を育んだ共産党員一家のその後 (デイリー新潮)

“一生つぐなっていく”から28年――被害者語る「綾瀬コンクリ殺人」元少年の“殺人未遂”犯行 (デイリー新潮)

 

三つ子の魂百までと言いますが、やはり更生できていなかったな、というのが私の感想です。

出所後はあちこち転居していたようで、どうやって生計を立てていたのかもよくわかりません。

今回の事件の近隣住民のお話でも、普通でない挙動が頻繁にあったようです。

コンクリ殺人の「元少年」が再犯か 近隣住民「会話が成り立たない」 (livedoorNEWS)

出所してから今年まで事件を起こさずに来たことの方に、驚くべきなのかもしれません。

ご近所さんたち、あの変な男があの湊伸治だったと知って、驚愕し戦慄したのではないでしょうか。

これで4人のうち3人が、再犯を犯したことになります。

 

綾瀬コンクリ殺人の元少年ら4人 監禁致傷や詐欺など3人が再犯 (NEWSポストセブン)

「“おれの女をとっただろう”と知人に因縁をつけて車のトランクに押し込み、母親の経営するスナックで5時間にわたって監禁して暴行を加えたんです。Bは事件を起こす直前、コンクリ詰め殺人について、“面白かったけど相手が簡単にしゃべらなくなり、抵抗しなくなったのでつまんなくなった。抵抗しているうちは楽しかった”と話し、知人を暴行する際は“おれは人を殺したこともある。殺すぞ”と脅したそうです。これでは、裁判中の反省はポーズと見られても仕方ありません」(全国紙社会部記者)

Bは逮捕監禁致傷で懲役4年の実刑判決を受け、2009年に2度目の出所をした。


順子さんの事件の後の、少年法盲従派のご意見。

 

 

『少年手続の基本に従い』、 『少年のプライバシーを保護』 し、『その立ち直りを援助』 した結果がこれというわけですね。

日本弁護士連合会の藤井会長さん(当時)は、今さぞかし誇らしく思われていることでしょうね。

 

少年の更生と社会復帰を助けることが少年法の理念。

 それはわかりますが、何事にも限度というものがあると思うのです。

何の落ち度もなかった順子さんは、ただ運が悪かったというだけで、監禁され想像を絶する暴虐の限りを尽くされ、

41日もかけて死に至らしめられたんですよ!

少年法盲従派は、たとえ我が子が順子さんと同じ目に遭わされても、信念を曲げないのでしょうか?

 

順子さんの事件は、普通の神経を持った人間なら誰もが戦慄するほど非道な残虐なものでした。

4人の実行犯を死刑にしても、順子さんは戻ってこない。それはもちろんわかっています。

でも死んでしまった順子さんには、どれほど辛かったか、どれほど苦しかったか、どれほど痛かったか、どれほど怖かったか、

どれほど家に帰りたかったか、そしてどれほど生きたかったか――といった被害感情を訴える術は、もうありません。

なのに実行犯の4人は、社会復帰して普通の生活をしている。

こんな不公平な現状に、順子さんとご遺族が満足しているとは、到底思えません。

 

個人的には、順子さんの事件の実行犯4人は、全員死刑が妥当だったと思っています。

そうなっていれば、再犯による被害者が出ることもなかったでしょう。

何度も言うようですが、罪には償えるものと償えないものがあると思うんです。

過去の判例や『永山基準』に盲従して刑を決めるだけなら、裁判官なんて要らない。人工頭脳を置いておけばいい。

ひとつひとつの事件について、その背景や動機から始めてすべてを詳細に吟味して、最も適切と思われる刑を決める。

そのために裁判官が(そして現在は裁判員もですが)いるのではありませんか?

 

第2第3の順子さんを出さないためにも、私たちにできることは、「おかしいな?変だな?怪しいな?」と思ったら、

迷わず通報することだと私は思います。間違っていたっていいじゃないですか。

100の通報のうち1の本当があって誰かの命が助かるのなら、

それは何よりの順子さんへの供養になります。

そして事件を風化させないこと。順子さんの事件を忘れずに語り継いでゆくことも大切です。

 

湊の父親は2年前の12月に亡くなったそうですが、ご冥福を祈る気持ちはまったくありません。

彼は事件の舞台となった湊の自宅の世帯主でした。

彼が親としてするべきことをしていたら、順子さんの命は助かっていたはずです。

同じ屋根の下にいながら、監禁されていた順子さんへの執拗な暴力に気づかなかったとは言わせません。

なのに世間体を、あるいは我が子の暴力を怖れて、警察に通報する代わりに順子さんの存在に目を瞑り耳を塞いだ。

自分の保身のために、順子さんを犠牲にしたのです。

彼も事件後は大変な思いをしたかもしれませんが、順子さんのご両親が味わわされた底知れぬ悲痛とは比較にならないでしょう。

 

今月16日が、湊伸治の46歳の誕生日のようです。これほど祝いたくない誕生日というのもめったにないですね。

彼はこんな歳になってもプライバシーを保護されているらしく、最近の画像を検索してもまったく出てきません。

少年法により順子さん事件との関連は秘匿されているからでしょうか?

ならば殺人未遂事件容疑者としてだけでいいですから、彼の現在の画像を流布してもらえませんか?

殺人未遂を起こしたら、普通は映像や画像が出ますよね。なぜ湊は特別扱いなのでしょう。

 

順子さん事件の実行犯たちは、少年だったという理由で生ぬるい刑に服しただけで社会復帰しました。

そして4人中3人が再犯を犯しています。

成人してから再犯を犯したのだから、もう少年ではない以上、保護するのはやめませんか?

与えられた更生のチャンスを自ら壊したのだから、再犯を犯した時点で社会から回収し、

死刑もしくは終身刑でいいのでは?

 

殺人未遂プラス銃刀法違反とはいえ、おそらく数年で、湊はふたたび出所してくることでしょう。

ご近所に過去が知れ渡ってしまったから、今回の事件まで住んでいた場所には戻らないのでは。

 

次に彼が住みつくのはどこになるのでしょうね。古い画像しかありませんが、この顔にご注意。

また単純な理由でキレて、事件を起こす可能性大です。湊だけでなく、他の3人にも同じことが言えます。

糞みたいな自分の人生(←糞にしたのは自分自身ですがそれは棚に上げて)に嫌気がさして、

「他人を道連れに死んでやろう」と無差別大量殺人にはしる可能性だって、ゼロとは言えません。

 

皆さん、どうかくれぐれもご用心くださいね。

(といっても、できることは何もないのですが・・・)

 

 

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