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Channel: ハナママゴンの雑記帳
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ひさしぶりのチェルトナム

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オットー父は昨年5月に最初の白内障の手術を受けました。

当時はオットーはまだお勤め人だったので、テュークスビュリー病院へは私が送り迎え。

(参: テュークスビュリーの町・ふたたび

その後、残るもう片方の手術の予約はいつ舞い込むものかと待っていたのに、それが呆れるほどなかなか来なくて・・・

「高齢者(オットー父は現在92歳)はそのうち昇天する(シツレイ)かもしれないからと、後回しにされるのかな!?」

とオットーと話したものです。

それが今週の火曜日、オットー父に突然電話がありまして、『チェルトナム総合病院でキャンセルが出たから金曜日に手術できる』とのこと。

なのでオットーが送り迎えすることになりました。私もヒマだったので、手術の間オットーと町をぶらつこうと、同行することに。

予約は午前8時15分だったので、6時20分に起き、7時20分にオットー父を拾い、8時10分に病院に到着。

朝のラッシュアワーが始まっていたためチェルトナムが近づくとノロノロ運転になったものの、無事時間までに着けてホッ。

 

病院から帰宅できるのは早くても正午過ぎと聞き、オットーのスマホ番号を看護師さんに渡して連絡をくれるよう頼み、

2人でハイ・ストリート(商店街←死語?)を目指しました。オットー父がケータイを持参してくれれば本人がオットーに

「あと30分で帰宅できるから来てくれ」みたいに連絡できるところですが、「ワシにはケータイはいらん!」と頑固なので、

看護師さんに頼むしかないのです。(オットー父が一応持っていたケータイは、16ヶ月前の引越しの際に自分で捨てた。

 

プロムナード大通りには、市が立っていました。毎週なのかな?

 

 いつの間にか、wagamama が開店してました! Superdry があるのは知っていたけれど・・・あらまぁ、何と本社はチェルトナムにあるんですね、それは知らなかったわぁ。

(ところでSuperdryって、日本語を取り入れているにもかかわらず、日本では買うことのできないブランドだというのは本当ですかぁ!?

 

 オリエンタル・フード・ショップに行ったら、珍しい野菜や果物がありました。チャウチャウって犬だけじゃなかったの?と思いググってみたら、Chayote――ハヤトウリ――にたどりつきました。ウリ科の野菜みたいです。

Quinceの和名はマルメロカリメロなら知ってるけど←古すぎ!)、別名セイヨウカリンだそうです。商品名のなかった物体(下右)は、野菜なのか果物なのかも不明。(知っている方がいらしたら、ぜひ教えてくださいな!)

  

Turiyaは Luffa acutangula、和名はトカドヘチマScotch bonnet だけはオットーが知っていました。チリペッパーの一種だそうで、ほおずきみたいでかわいいのに、とても辛いそうです。Dudi はマロウ(Marrow、長円形カボチャの一種)の仲間みたいです。

  

 

つい先日経営破綻が発表された Patisserie Valerie。オットーが「もうすぐなくなっちゃうかもしれないから、入りたかったら入っていいよ?」と言ったけど・・・

 

 ・・・一切れがイートインで£4.10(テイクアウェイは£3.40)というお値段を見て、倹約主婦の気持ちは萎えてしまいました。

ムスメの卒業式のため行ったレスターで入ったから、いいや。

 

 代わりに入ったのは、M&Sデパートのカフェ。オットーのホット・クロス・バンとティーのセット、私のコーヒー・ケーキとラテ(派手にこぼしたのは私です)とすべて込みで、£8でちょっぴりお釣りがきました

 「気がついた?ここのお客、皆中年以上だよ。そういう我々も高齢者の仲間入りしつつあるしね」とオットー。言われてみれば、・・・激しく納得~!若者はCosta Coffee とかSOHO Coffee に行くもんね。

 

 

2019年1月25日(金)正午頃の、チェルトナムのハイ・ストリートです。

 

私が初めての住み込み介護中だった去年の10月18日にオープンした、ジョン・ルイス・デパート。

あの頃は私、ジルさんの介護で疲れ切っていた(参: 最悪の日 / 住み込みヘルパーの一週間)っけなぁ・・・・・

 

個人的にはジョン・ルイス・デパートよりも、前にあったビーチウッド・アーケード(下)の方が好きでした。(参: チェルトナムで読んだ『またね、富士丸。』

色んなお店が入っていて、バラエティーがあって楽しかったんだけど。なくなっちゃって、さみし~・・・。

 

 

病院に戻る途中、路地に見覚えある壁画を発見!

 バンクシーの壁画を、近くにあるカフェの人が宣伝のため真似たようです。なかなか上手! (参: チェルトナムのバンクシー

 

 

 ハイ・ストリートの端っこにあった公衆電話ブース。今も電話のままということはなく、でもダーズリーで見たように除細動器にヘ~ンシン!したわけでもなく、便利なATMになっていました。

 

病院から電話が来なかったものの、まさかもうそろそろだろうと午後12時40分に病院入りしました。でもオットー父はまだ手術中。この日は6人くらいが手術に呼ばれていて、手術を受けたのはオットー父が最後だったそうです。(当日になってさえも昇天のチャンスに賭けられたとか!?

 

 チェルトナムで買ってきたのは、私の好物のみそラーメンと焼きそばと、初めて見つけたインスタントの炒麺と、素麺。

 

 

 オットー父を家に送って私たちも午後2時半頃無事帰宅したら、オットーが注文しておいたかぼちゃの種が届いていました。

イギリスではまったく――少なくとも私の生活圏内では――見かけない、日本のかぼちゃの、種です。

一昨年ドイツに行ったとき、友人宅で野菜のローストをごちそうになったのですが、そのときのかぼちゃが美味しくて。

何というかぼちゃか訊いたら 'Hokkaido' といい、ドイツではごく普通に売っているとのことでした。

でも残念ながらイギリスにはまだ普及していないようなので、オットーに日本のかぼちゃを種から育ててもらうことを思いついたわけです(←他力本願)。

うまく育ってくれるといいなぁ!!

 

 

 

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