今朝7時過ぎの男爵邸、正面玄関です。

いつもはこんな
感じの前庭の写真しか撮っていないので、たまには反対側から撮ってみました。

パティオ(石畳が敷き詰められた部分)の先にも続く、広~いお庭。
今を去ること26年前。ダーズリーの我家に引越してくる前、家を探して不動産屋めぐりをしていたとき、オットーと、
「バドミントンができるくらいの庭がある家がいいね
」 なんて話したんです。
(そう不動産屋さんにも言ったら、「わかり易くて良い例えですね」と褒められたっけ
)
この庭なら、余裕で10組はバドミントンできそう!

一段低くなったところには、うずまきロールみたいに刈り込まれた植木がありました。かわいい。
大昔に東京でOLをしていた頃、会社のある雑居ビルの向かいにパン屋さんがあって、よくお昼を買いに行きました。
あそこで売ってたジャムロールが、たしかこんな形してたなぁ。 

盛りは過ぎちゃったけど、バラ園(?)と、面白い植物です。

濃い目のラベンダー色とでも言えばいいのかな?とても私好みの色!
茎まで色づいている部分があって、まるでスプレーされたみたいです。

正面玄関の内側の部屋はフロント・ルームと呼ばれています。この部屋はまだ紹介していなかったので、ここで紹介。
玄関内側左手のブックケースは、ガラスを壊してはいけません。あまりにも古くて、もうガラスが壊れても同じようには直してもらえないからです。
中の書物には、「1500年代のものもあるのよ」 と、奥方様。博物館か。 

居間(drawing room)とダイニング・キッチンとフロント・ルームとの位置関係はこの通り。

フロント・ルームにはいくつか肖像画が掛かっています。
子供時代の男爵殿と、お母君と、二人の弟さんの肖像画も。男爵殿は現在93歳だから、約80年前のものということに。
右隅の車椅子は、男爵殿が転倒され入院した1月に購入されたもの。現在は男爵殿、杖を1本だけ使って歩いておられます。

私と交代で働くことになったエマは、派遣会社で引き受けた仕事がまだ残っているため、男爵邸での仕事は今のところはイレギュラー。
本来なら月曜日の今日が交替日でしたが、エマの都合でそれは明日になりました。
明日((火)家に帰った私は、3日だけ家で暮らし、また土曜日にここに戻ります。そして8日後の日曜日(8月4日)に、エマと交代。
その後8月12日(月)からは、基本『月曜から月曜まで』のレギュラー交代になる予定です。
今回は私、家からスチーム・クリーナーを持参しました。
これ、家で窓と床掃除に重宝しています。友達のローズが買ったのを見せてくれて、私も欲しくなり買っちゃったもの。4年前に。

男爵邸の窓ガラスがずいぶん汚れていて気になっていたので。
以下5組の画像は、窓ガラス掃除の前と後のもです。
違い、わかっていただけますかぁ?
朝始めたけど仕上げは午後になってしまったので、「Before 画像が不鮮明なのは、単に朝でモヤっていたからでは?」
なんて言われそうですが。





ダイニング・キッチンの窓は、踏み段を使っても下側しか掃除できませんでした。手が届かなすぎる! 

西向きの窓の外には、バード・フィーダーが吊り下がっています。

その真下で、一心にお食事中のリス。
男爵邸は、庭にリスを見ない日はないくらいにリスに好まれているようです。


この辺りの明日の予想最高気温は、なんと30℃。暑い一日になりそう・・・ 
でもパリの42℃よりはずっといいですから!文句は言いません。 
パリに限らず猛暑の中で暮らす皆様、どうかご無事で・・・!