“謎のカリー氏” ②
《 ① からのつづき 》 [ 2017年1月の時点での、カリー一家の年齢: ロジャー・カリー氏76歳、妻メアリー・ジョー65歳、息子ケヴィン36歳、娘ジアネット27歳 ] 元スーパー従業員のケヴィンは一児の父親で、過去に4度、禁固刑を受けている。 犯した罪は、武器を使った襲撃、家庭内暴力、空巣、詐欺行為など。...
View Article手乗りコマドリ❤
イギリスではお馴染みの、顔と胸がオレンジ色の野鳥・ロビン(Robin=ヨーロッパコマドリ)。 羽毛のオレンジ色の部分は、冬になるとさらに燃え立つように、色濃くなります。 コマドリ(とこの記事内では呼びます)は、クリスマスカードにもよく登場しますが、今日本語ウィキを読んで初めてその理由を知りました。な~る! 3週間の住み込み仕事から戻ったら、オットーから喜ばしい報告がありました。...
View Article近所の Car Boot Sale
今日はイギリス、この夏最高の暑さになりました! ロンドンのヒースローとノーソルト(Northolt)で34℃を記録したそうです。 イングランド南西部にある我が町ダーズリーでも、32℃を記録。 でも昨日はフランスで、観測史上最高の、なんと45.9℃を記録したそうですから! 暑がりな私ですが、それに比べたらずっとましだと思わねば。 今朝はまだ涼しいうちに、オットーと、近所の Car Boot...
View Article結婚式の招待状
イギリスの結婚式の招待状。 4月初旬、ムスメ宛に我家に届きました。 万一郵送途中に紛失してしまった場合に備えて(←ごくたま~にある)、写真を撮ってからロンドンのムスメに転送。 画像が残っていたので、名前はローラとアルマンゾに置き換えて、記事にさせてもらうことにしました。 だって初めてなんだもの、こんなにきちんとした結婚式の招待状を見るのって!...
View Article立ち止まる勇気
ムスメを結婚式に招待してくれた、レスター大学時代の仲良しローラ。 ムスメに会いにレスターに行ったとき、私も会ったことがあります。 いいとこのお嬢様ですが、全然派手なところがなくて、地に足がついた、堅実で聡明なヤング・レディーといった印象でした。 大学1年目から付き合い始めたという彼氏は、定期的にローラの部屋に泊まりに来ていたし、ずっとステディーな仲。...
View Articleムスメ帰る・2019年7月
前回の記事(立ち止まる勇気)で触れたように、 3日前の晩に帰宅したムスメ、現在家にいます 今日(月曜日)正午に住み込みを終えた私が帰宅したのは、午後1時ちょっと過ぎ。 ムスメ、ケーキを作って待っていてくれました! 在宅イラストレーターのオットーと、ムスメと、私と。 昔みたいに3人でランチ後、ムスメの手作りケーキを切り分けて美味しくいただいてから、写真を撮ることを思いついて・・・...
View Article呆れた不手際
夏らしい、最高気温20度台前半の日が続いています。 私は昨日1週間の住み込みを終えて帰宅しましたが、昨日の朝は、起きたら霧が出ていました。 相変わらず美しい男爵邸の前庭も、霧のため幻想的でした。空気もひんやりと爽やかで私好み。 霧が晴れたらまた好天気になりましたが。 昨日から、私と一週間交替で男爵邸で住み込みをする予定のエマが働き始めました。...
View Articleムスメの見送りとカップラーメン
思いがけず、5泊6日で帰省していたムスメ。 (参:ムスメ帰る・2017年7月) 昨日は二人で、家から見える三角丘とその隣の丘に散歩に行きました。 三角丘のてっぺんで写真を撮るムスメ。 画像では涼しげに見えますが、このときの気温、22℃くらいだったかな?二人とも暑がりなので、帰途はけっこう辛かったです。...
View Articleサマー・フェスティバル
・・・と言っても、わが田舎町ダーズリーのですから! 期待せずにさらっとお読みくださいますよう。 昨日(13日土曜日)は、タウン・センターでサマー・フェスティバルが開催されるとのこと。 これまでずっとスルーしていたけれど、ちょうど今週は仕事オフの週だったので、話のタネに行ってみました。...
View Articleアホなのか無能なのか
昨日から男爵邸での住み込みに戻っています。 私と交替で住み込むため雇われたエマは、初の住み込みを終えて昨日正午で帰宅しました。 さて、男爵邸の裏口の外には、リサイクル品入れと埋め立て用ゴミ入れが並んでいます。 タテ長で緑色のがリサイクル用の瓶・缶・プラスチック容器入れ。黒いのが埋め立て用ゴミ入れ。 薪置き場の右端にあるのは、リサイクル用の紙類入れです。...
View Articleガーデニング好きの庭
ひとり上手すぎて社交性が著しく乏しいワタクシですが。 先週、同じ町に住む元同僚のルイーズにお茶に呼ばれてお邪魔しました。 ルイーズは私より少し年上の60代で、 keen gardener です。 ガーデニングには興味ない私ですが、カラフルな花々に彩られた彼女の素敵な裏庭に感心したので、ここで紹介しちゃいます。 奥の木格子フェンスまでが、ルイーズの裏庭です。...
View Articleスグレモノ❣スチーム・クリーナー
今朝7時過ぎの男爵邸、正面玄関です。 いつもはこんな 感じの前庭の写真しか撮っていないので、たまには反対側から撮ってみました。 パティオ(石畳が敷き詰められた部分)の先にも続く、広~いお庭。 今を去ること26年前。ダーズリーの我家に引越してくる前、家を探して不動産屋めぐりをしていたとき、オットーと、 「バドミントンができるくらいの庭がある家がいいね」 なんて話したんです。...
View Articleオットー、奮闘中
オットーの両親は、一昨年9月に、私たちが住む町ダーズリーに引越してきました。 理由は、庭のメンテナンスが自力では出来なくなったオットー父(現在93歳)、そして庭師を雇っても 100%自分の思うようにやってもらえないとすぐクビにしてしまうオットー父が、 「もう庭は要らない!狭くて手のかからない裏庭しかない家に越したい!」となったからでした。 (参: 老後の沙汰は、カネ次第①)...
View Article小児性愛犯罪団でっち上げ事件
4年前のある晩。 看護師ドーン・ビーチは、BBC番組 “Panorama” を見るため居間に落ち着いた。 時事問題を取り上げて一般大衆に警鐘を鳴らすことで知られる番組で、この回のエピソードは特に懸念を引き起こすと思われた。 それは高名人から成る小児性愛犯罪団が1970年代と80年代―30年以上前―に犯した3件の殺人を含む重大犯罪と、...
View Article「あのクソ野郎が!」
去年のクリスマス頃、高齢(当時92歳と90歳)の両親を訪問して帰宅したオットー。 玄関に入るなり、頭から湯気を立てながら(←ウソです)、怒りをこめてタイトルのセリフを吐き棄てました。 普段は冷静で、罵り言葉(swearword)もめったに――平均的英国人男性の1割程度しか――発しない人なんですけどね。 “He's such a bastard!” 直訳すると...
View Article義父はおそらくサイコパス
他人の感情に配慮したり共感することがまったくできず、また 「フィクションは作り事で全部嘘だから、見たり読んだりする価値なし!」 と決めつけて、 テレビをつけても見るのはニュースとドキュメンタリーだけのオットー父。 (そしてチャンネル権はオットー父にあるので、オットー父が居間にいないときしかオットー母は好きな番組を見られません。)...
View Article義母の気持ち
オットー母は、バーミンガムの大学で教師の資格を取り、小学校の先生をしていました。 友達に誘われてチェルトナムの『国際友好クラブ』の会合に参加し、オットー父と知り合っ(てしまっ)たそうです・・・。 「なんでお父さんと結婚したの?」と子供たちに訊かれると、オットー母は、 「お父さん、あれでも昔は優しかったのよ。ロマンチックなところもあったし。」 と答えたそうです。...
View Article鴻上尚史さんの本
数ヶ月前、ネットをサーフしていて見つけた悩みごと相談。 回答者の鴻上尚史さんて、何となく見覚えがあるような・・・と思ったら、COOL JAPAN で司会を務めてられる方だったんですね! サポート・ワーカーをしていた昔、勤務先の家で衛生放送を入れたので、スタッフのお泊まり部屋のテレビで 日本の衛星チャンネルをひとつだけ、無料で見ることができたんです。...
View Article『大草原のビッチの告白』 ③
『大草原』ファンの皆さま、長らくお待たせいたして申し訳ございません。 9連休を利用して、連載の続きを書き始めましたので、どうぞご覧くださいませ! * * * 《 ② からのつづき 》 皆さん覚えてますよね? “Bunny” (邦題: 『ネリーの落馬』) のエピソード。 アリソンによると、『大草原』...
View Article『大草原のビッチの告白』 ④ マイケル・ランドン
《 ③ からのつづき 》 早起きとハードな仕事により、ティーン時代のアリソンは、常に睡眠不足でした。 シミ・ヴァレーに往復する車の中で眠り、ランチの休憩時間中にも眠ったものの、まだまだ寝不足。 自分の出番がないときは、誰にも見つかることなく平和に眠れる場所を探し、こっそり昼寝をするのが習慣になっていました。 やがてアリソンは、昼寝に理想的な場所を発見します。小道具用のトラックです。...
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