私が30年以上も大切にしているこの本。
先月アグネスを訪ねるにあたり、アグネスが住む町から日帰りで出かける場所を探すため、またまた参考にさせてもらいました。
ひらいたかこさん・磯田和一さんの共著で、お二人が 1980年代にヨーロッパを貧乏旅行された際のスケッチ紀行です。
風景も文章もすべて手書きで、ほんと味があって素敵
私はドイツ編のこの『グリムありますか』と、イギリス編の『マザーグースころんだ』を、今でも持っています
今回は、アグネスの住む町からほど近いシュタイナウとハーナウに行くことにし、ハーナウについて読んでみたら、
隣町に 『2000点以上のコレクションを誇るヘッセン人形博物館』があるという、興味を引く記述が。
私、精神年齢が幼いままのせいか?人形もおもちゃもけっこう好きなんです。
そういえばドナウヴェルトでも、ケーテ・クルーゼの人形博物館を訪れました。
なので、せっかくハーナウに行くなら、ヘッセン人形博物館も見学せねば!となったわけです。
(ところで磯田和一さんは、5年前にお亡くなりになっていたんですね・・・ ご冥福をお祈りします。)
公園の中にある池越しに見た、博物館を擁する建物。
私が行ったときは博物館が入っているあたりの前面を修復工事中だったので、ネットから画像を拝借。
博物館に使われているのは、この大きな建物のほんの一部でした。他は何に使われているのかな?
西を見ると、ビスマルク塔(Bismarckturm)がありました。1905年の建造で、高さ18m。何かの記念日には、てっぺんにあるお皿に火を灯せるそうです。
博物館は2階にあって、入場料は3.5ユーロ。贅沢にスペースを使っていました。
一部ではありますが、展示物をご紹介。
(つづく - 加筆に戻ってきます)