書きたいことはいろいろあるのに、なかなか更新がはかどりません~
まぁ、『洒落怖』読みにはまって時間をムダにしている自分が一番悪いわけですが・・・
スターリング・ケアを辞めてウスターにある別のケア・サービス事業所に求職し、面接を受け、採用が決まってトレーニングを受けて。
その後は、『犯罪歴がないことの証明書』が到着するのと、過去の勤務先からの照会が終わるのを待つ日々でした。
じつはある理由があって、来週半ばまでは仕事が入らなければいいな、と思っていたんですが・・・
一昨日の金曜日にオフィスから電話があり、急に入ったという住み込みを頼まれたので、明日(月曜日)から働きに行きます。
10月3日を最後に働いていなかったから、約40日ぶり!
その間家でまったり専業主婦したし、アグネスを訪ねてドイツに行って楽しい思いもしてきたので、また頑張らねば。
さて、・・・タイトルにある通り、私、ドイツにいたとき、メールで訃報を受け取りました。
覚えていますか? 私の男爵邸での最後の夜のアクシデント。9月30日未明のことでした。
その結果奥方様は救急車で病院に搬送され、私はその日の正午でスターリング・ケアとも男爵邸とも縁が切れるはずでした。
ところが私と交代したエマが急病になったため、思いがけず私は、10月1日夜から3日夜まで、48時間の緊急カバーを引き受けました。
その48時間中に奥方様の品を取りにきた息子さん夫婦から、奥方様は折れた足首の手術を受け、さらに皮膚移植の手術も施され、
病院で快適に快活に過ごしていると聞き、ほっとしていたんです。が・・・・・
なんと私がドイツにいるとき、男爵殿の息子さんから、メールが入りました。
奥方様が、入院していたグロスター・ロイヤル病院で、急に亡くなったと・・・・・。
順調に回復されていたんですが、突然数日間体調が悪くなり、食欲を無くしたと思ったら、急死されたそうです。
はじめは信じられませんでした。90歳だった奥方様は、100歳まで生きるんじゃないかと思っていたのに。
絶対に3歳上の男爵殿を見送られてから、逝かれると思ったのに。
スターリング・ケアにははっきり辞める理由を訊かれなかったので伝えていなかったのですが、緊急カバーで戻ってみてエマの
非常識な行為を見つけ、黙っていられなくなってケア・マネージャーにメールしました。ついでに、辞めることにした理由も。
辞める理由の50%がケア・マネジメント・チームへの不満、30%がエマの仕事ぶりへの不満であって、
奥方様の振る舞いによる失望は20%にしか過ぎなかったと。
そのせいか、緊急カバーを終えてからは、ケア・マネージャーからは一切コンタクトはなく、私もそれで満足でした。
奥方様の訃報を聞いた私は、男爵殿の息子さんに、お葬式の日取りを教えてくれるよう頼みました。
するとしばらくして、今週のある日(ここでは伏せておきます)になると、メールで教えてくれました。
ついでに、男爵殿自身も、前週に転倒して肩甲骨を折って入院中だと。
・・・何だか私が辞めてから悪いことが続くようで、心苦しいなぁ・・・
奥方様と私の最後のお別れは、アクシデント後のどさくさに紛れてしまいましたから、ドイツから戻ったら奥方様の帰宅を待って、
改めてご挨拶に伺うつもりでいました。なのに、こんなことになってしまって・・・
そんなわけで、奥方様のお葬式にはぜひ参列したかったのですが、仕事が入ってしまっては仕方ない。
お葬式の日、住み込み先で、奥方様のご冥福をお祈りすることにします。
ついこの間まで元気でいた奥方様が、もう、この世にいないなんて。
ほんと、誰も明日の運命はわからないものですね。
急に終わりが来たときのために、いつでも誰とでも別れ際は、良い関係を保ったまま、笑顔で別れるように心がけたいと思います。
ついでながら。私の照会先としてスターリング・ケアのケア・マネージャーも挙げてあったんですが、私の新雇用主が
照会をメールで依頼しても、なかなか返事が来なかったそうです。しびれを切らして電話してみたところ、
ケア・マネージャーは辞職したと聞かされたとのこと。
これは意外。私が辞職した9月30日(実際には緊急カバーのため10月3日になったけど)には
オフィスにいて、私はスターリング・ケアの身分証を、彼女に返したのにな。
なぜ突然辞職することになったんだろう・・・? それとも前から予定していた・・・?
ナゾです。