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Channel: ハナママゴンの雑記帳
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日本だより (2) 

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せっかくノートブックPCを持参したのに、実家にいてネット環境になかったため久しぶりの記事UPになってしまいました。

現在4月20日(月)の夜。 実家での3泊を終え、今は立川のホテルにいます。

もう6泊もしたというのに、まだ時差ボケは続いていて、昨夜も夜を通しては眠れませんでした。

でもせっかくの日本なのだからと、目いっぱい楽しんでいます。

今日は、成田から直接行った福島県の訪問記でも。

 

私の両親の故郷、福島県。 母の出身地である須賀川市内のホテルに2泊しました。

母方の親類は須賀川に着いた日のうちに訪問を終え、その翌日は亡き父(存命なら現在83歳)の親戚を訪問しました。

突然の訪問でしたが、私にとって最も血縁の近い叔母(父の妹)は大喜びで迎えてくれました。

前回、父も一緒に叔母を訪ねたとき、現在19歳のムスメはまだ2歳でした。

17年ぶりに会う叔母は、幸い叔父とともに在宅していて、叔父は前庭で除草剤散布中、叔母は裏庭のアジサイの手入れ中でした。

六男だった父ですが、戦争や病気で兄弟を亡くし、私が生まれる頃には父の兄弟のうち残るのはこの叔母さん(80歳)のみでした。

農家に嫁いだ叔母さん。 現在は母屋の裏手の隠居家屋で生活しています。

涙もろい叔母は、「まぁだ会えるとはぁ、思わなんだぁ~!」 と泣いて私たちを歓迎してくれました。

 

叔母の家のアルバムにあった、とても懐かしい写真。 私が見たことなかったものもあったので、写真を撮らせてもらいました。

父方の祖父母は私がまだ幼いうちに立て続けに亡くなったので、私の記憶にはまったく残っていません。

下左写真は、昭和39年か40年頃の撮影かと。 下右写真は、若いころの叔母とその両親(私の祖父母)です。

 

健康優良児の私(下右、兄と)   昔はどこの小学校にもあった、二宮尊徳像を背景にしています。 懐かしい~!

 

叔母夫婦は去年9月に、次男・孫とともに父のお墓参りをしてくれたそうです。

せっかくの上京なので、私の母・兄と一緒に。


叔母のところへは顔見せ程度のつもりでしたが、「せっかく来たんだから~!」 と、叔母が従妹(私の叔母さん2)に電話。

叔母の 「ついでにお昼も持ってきなぁ~!」 の一言で、叔母2は勤めている和食店からお昼を持ってきてくれ、ごちそうになってしまいました。

 

叔父さんの運転で、父が生まれ育った実家に寄ってお線香を上げさせてもらうことに。

のどかな景色が続きます。 (下左は叔母夫婦の母屋で、現在は長男夫婦が住んでいます。)

 

  

父の実家です。 私が子供の頃に遊びに来たときは、トイレは独立して庭の隅にありましたっけ。

だから夜に一人でトイレに行くのが怖くて、母について行ってもらったものです。

もうずっと前に立て直されたので、現在は当時の面影はありません。

 

本家である父の実家は、父の従弟(戦死した父の兄の遺児)が継いでいます。

 

17年近く前に、66歳で亡くなった父。

父の生まれ育った土地に立ち、父が馴染んで育った方言を聞いて、心の中があったか~くなりました。

イギリスに落ち着いてからは一度しか訪れていなかったので気が引けたのですが、行って良かった・・・・・

じつは持っていたのは住所だけ。 電話番号は知らなかったので、いきなりの突撃訪問だったんです。

ずっとご無沙汰していたし、かなり迷ったのですが、私も53歳になりいつどうなるかわからないので、

(せっかく須賀川まで行くんだもの)と、思い切りました。 (父の故郷は須賀川からタクシーで20分くらい。)

でも本当に、行ってよかった。

 

私に "会えた" というだけで、泣いて喜んでくれる人がまだいたなんて。」

両親以外に(父は亡くなっているし母は認知症ですが)そんな人がいたことを、学べただけでも収穫でした。

もちろんムスメも同行し、訳のわからない会話が飛び交う中、おとなしくニコニコして座っていてくれました。

父方の親類の皆、喜んでいたよ! 有難うね~、ムスメ

ムスメはムスメで、「日本のカントリーサイドに住む、真に素朴な人々に会えて良かった」 と言ってくれました。

 

  ホテル(須賀川市内)の部屋からの眺めです。             夕飯は、近くの洋食屋さん 『和蘭丹(ランタン)』 へ。

 

          昼間見るとこんな素敵な洋館なんです。             ここはエントランス・ホール。 左の扉のむこうがレストランです。   

 

私はシーフード・カレー、ムスメはシーフード・スパゲティーを注文しました。

 

ユニークな外観のおじさまの置物です。

 

天井が高く、落ち着いたインテリア。 とても落ち着ける空間でした。

 

通り沿いのウルトラマンは、暗くなってからも地球の防衛のために頑張っていました。

 

 えっ、なぜにウルトラマン?  ・・・・・ その答えは、この方須賀川市出身だからだそうです。


スミマセン。 この先は、覚え書きのつもりで書いています。 親類へのお土産の品。

下左: ヒースロー空港の免税品で買ったチョコレート。 Buy One Get One Free だったので、一箱(300g入)6ポンド(1060円)とおトクでした。

下中: 同じくヒースローで買った、缶入りリーフティー3個のセット。 1セット5.99ポンド(1060円)。 缶がかわいいので、私もひとつ欲しかった。

下右: 成田駅のそばで買い足した和菓子の詰め合わせ。 小さいものだったので、ひとつ1294円。

  

 でもあんなに歓迎されてみると、この程度のお土産では申し訳なかったような・・・・・

 

 

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