自家製チョコレート・ファッジ・ケーキどぇ~っす!
減量の敵と知りつつ作ってしまうのは何故・・・
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前回記事ワクチンの効果は?を書いた翌日(=昨日4月7日)、
アストラゼネカ・ワクチン(以下AZ)についての新たなニュース発表がありました。
最初は、EMA(欧州医薬品庁)が下した現段階でのAZの安全性に関する見解。
手短かに言うと、
アストラゼネカ製ワクチン接種の利益はリスクを上回る
けれど、その一方で
接種2週間以内に血小板の減少を伴う非常にまれな血栓が発生する可能性があるため、
アストラゼネカ製ワクチンの非常にまれな副作用として血栓の発生を記載すべき
とのことです。
血栓は「アストラゼネカ製ワクチンのごくまれな副反応」=欧州当局 (BBCニュース)
つづいてMHRA(英医薬品・医療製品規制庁)からの、英国における今後のワクチン接種事業の軌道修正の説明がされました。
イギリス、30歳未満にはアストラゼネカ製ワクチンを制限へ 血栓の報告受け (BBCニュース)
MHRAによると、2000万回分のAZワクチン接種のうち79人に血栓が発生(女性51人、男性28人)。
血栓が発生した79人のうち、19人が亡くなった。
つまり100万人中4人に血栓が発生し、1人が亡くなっていることになる。
亡くなった人の年齢は18歳から79歳で、うち3人が30歳未満。
血栓はすべて1回目接種後に発生しているが、まだ2回目を受けている人が少ないため、
血栓は2回目のあとにも起こるのかは現在のところ不明である。
とのことでした。
新型コロナの感染リスクの度合いにおける、年代別のAZワクチン接種の利益と害の比率も示されました。
それによると、若年層は高年齢層ほど感染率が高くないため、高年齢層ほどには利益と害の差がないとのこと。
なるほど、感染リスクが低い環境にある場合、20代の人には害の方が利益よりやや高くなっています。
でも感染リスクが中程度になると、20代でも利益が害を上回り、・・・
・・・感染リスクが高い場合は、20代でも利益が害をはるかに超えます。
60代など、利益は害の600倍!
このような調査の結果、今後は若年層(18~29歳)には、可能な限りAZ以外のワクチンが接種されることになりました。
でも希望するなら、30歳未満でもAZが接種できるそうです。
私が最初のAZを受けたのは3月18日。今日でちょうど3週間だから、血栓は今回はなさそうですね。
もっとも100万人中4人に発生ということは、25万人に1人だから、宝くじに当たるようなものかも!?
私はくじ運よくないから、6月に受ける予定の2回目も、たぶん無事にクリアできることでしょう。
それよりも、ワクチンが行き渡ったあとの英国のコロナ状況が気になります。
感染をゼロにすることはもう無理としても、
ワクチンのおかげで重症化や死亡が抑えられるのなら万々歳なのですが。
変異種が世界各地で出現しているようですから、なかなか難しいでしょうけどね・・・。