サンポ中に見た『迷い犬/猫』ならぬ『迷いカメ』の掲示です。
Mediterranean spur thigh tortoise でググったけどよくわからず。
Mediterranean だからチチュウカイリクガメ属の一種じゃないかと思うんですがどうでしょう。
貼紙までしてもらって心配されているカメくん、早く見つかって無事家に戻れますように・・・
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一週間前に亡くなられたフィリップ殿下の葬儀は明日。
殿下はご自分用の霊柩車をデザインされていたそうで、その完成には2003年から2019年まで16年かかったそうです。
デザイン変更が何度もあったのでしょうか?その霊柩車が昨日、公開されました。
特製のランドローバー・ディフェンダーTD5 130という車種だそうです。
くすんだ緑色は英国軍を象徴する色で、これも殿下のリクエストによる特殊な色だそう。
明日殿下の棺はこの霊柩車の後部に安置され、ウィンザー城敷地内を、葬儀が執り行われる聖ジョージ礼拝堂へとゆっくり移動します。
予定では明日、George IV Gate から城内に入った霊柩車は、まず中庭を反時計回りに1/4周します。
Equerries Entrance 前で霊柩車から下ろされた棺は棺をかつぐ人たちによってかつがれ、Inner Hall を抜けたあと
State Entrance から外に出、また霊柩車に乗せられて聖ジョージ礼拝堂へと移動するそうです。
故人の近親者が棺の後を歩くのですが、エリザベス女王陛下によって決められたという近親の配置によると、
ウィリアム王子とハリー王子が肩を並べることはなさそうです。
やはり・・・ですね。今二人は犬猿の仲と想像されますから。
女王陛下ご自身は車で移動されるので、棺のすぐ後を歩くのは、まずは4人の子供たち(チャールズ皇太子、アン王女、
アンドリュー王子、エドワード王子)になるもよう。(棺のすぐ後を歩く特殊な役割の人/人々がいれば別ですが。)
そのあとにウィリアムとハリーの両王子が続くようです。ピーター・フィリップス氏を間にはさんで。
ウィリアム王子とハリー王子の間に配置されたピーター・フィリップス氏というのは誰?と思ってググってみました。
アン王女の長子で女王陛下の初孫の方でした。
ウィリアム王子とハリー王子、母ダイアナ妃の葬儀のときは、肩を並べて悲しみに耐えていたのに・・・。
兄弟仲が良さそうで、微笑ましく思っていたのに・・・。
フィリップ殿下の葬儀のためせっかく再会できたのだから、何とか和解してくれるといいのですが・・・。
まだ幼い曾孫たちに囲まれた女王陛下ご夫妻。子供はやっぱり、小さいうちが一番可愛い!?
私はグロスターシャーに住んでいてグロスターも車で30分ほどの距離です。そういえば、たまにグロスター公というのを
耳にしますが、どういう立場の方かは知りませんでした。ほら、日本で言えば三笠宮殿下とか高松宮殿下みたいな。
王室の系図があったので見てみたら・・・グロスター公は女王陛下の従弟で、『英国王のスピーチ』で描かれた
ジョージ6世(女王陛下の父君)の甥にあたる方だったんですね。スッキリしました。
明日(4月17日)午後3時(日本時間の午後11時)に始まる葬儀の冒頭では、
まず1分間の黙祷が捧げられます。
きっと私もニュースを見ながら、黙祷することでしょう。
王室ファンというわけではありませんが、69年の長きにわたって妻をサポートし続けたという殿下の実績は、
深い敬意を表すに値すると思うので。