サンポ中に見たツツジが! 輝くばかりにキレイでした!!
じつはムスメは、歯並びがけっこう悪いんです・・・。
オットーはムスメ以上に悪くて。ローティーンの頃、矯正用のブリッジを何年も何年も着けたそうです。
下顎が狭すぎて下の歯は前後に生えたりしていたので、そういう部分の歯は抜かれました。
そのため下の歯は普通より5本くらい少ないそうです。
私も上はともかく下の歯は歯並びが悪いですが、目立たないのでそのまま生きてきました。
さてムスメですが、3月に引越しを手伝ってくれた高校時代からの友達に、歯列矯正を勧められました。
その友達の歯は歯列矯正など必要ないと思えましたが、本人は気にしていて矯正してもらったそう。
そうしたら大満足なので、「すごくいいから、やってみたら!?」とムスメにも勧めたのだそうです。
ムスメは上の前歯の歯並びがとくに悪いので、けっこう目立つんですよね。
本人が何も言わなかったので私も話題にしたことはありませんでしたが、
やはり気にしていたようです。前歯って顔の中では目立ちますから。
友達に紹介された(もちろん私営の)クリニックに行って、私たちにも相談のうえ、やってみることに決めました。
矯正には約1年かかるそうです。
スキャンされた今の歯並びと、矯正後の歯並びのシミュレーション画像が見られます。
上の歯と、
下の歯。
ここでは省略しましたが、シュミレーション画像は段階別になっています。
矯正は100%は成功せず80%くらいまでで終わることもあるそうですが、ムスメ、「それでも今より全然いいからやってみる」と。
歯列矯正用ブリッジというと、昭和の時代に成長した私には、これ しか思いつきませんが、・・・
・・・上のよりはかなり目立たないタイプのも、その後出てきていたんですね。
ムスメが着けることになるのは、透明に近いマウスピース型。
米国のアライン・テクノロジー(Align Technology)という会社が開発したインビザライン・システムという矯正治療法で、
このマウスピースを定期的に交換して徐々に歯並びを矯正していくのだそうです。
なるほど、これならかなり目立たないかも。 材料は何でできているんでしょうね。
ムスメ、歯列矯正のため親知らずを一本抜くよう言われ、現在はそれを待っています。
抜歯の費用は、たしか145ポンド(22330円)。
矯正治療そのものは、全部で3600ポンド(55万4千円)だそうです。
たっか~~~!
でもすべてプライベート治療だから・・・仕方ないのでしょう。
オットーの成長期は(=半世紀前)歯科診療はすべてNHSで無料でやってもらえましたが、その後歯科医は
私営になることが許可されたので、NHSの歯科診療所はどんどん私営になり、現在はほんの一握りしか残っていません。
奇跡的にダーズリーには一軒残っていますが、そこも去年BUPAと名前を変えたので、私営になるのは時間の問題と思っています。
あ、このあたりのことは以前歯科治療費はうなぎのぼり!で書いていましたね。
イギリスの人は皆真面目に歯の定期検診に通うので、オットーと私はもちろんムスメも、2歳の頃から通っていました。
でも歯列矯正はすすめられたことがなくて、ムスメがティーンになったころかかりつけの歯医者さんに聞いてみたら、
「それはNHSではできない」とのこと。NHSは財政状況が厳しくなってしまったので、歯列矯正はよほどひどい場合を除いては、
もうNHSではやってもらえないんだな・・・と解釈するしかありませんでした。でも歯って、特に前歯って、目立ちますからね・・・。
費用は高額だけれども、矯正によってムスメの今後の人生がよりハッピーになるのなら、その価値はあるでしょう。
矯正用のマウスピースは、何か食べるとその度に掃除しなければならないそうです。だからムスメ、
「掃除が面倒で間食が減って、いいダイエットになるかも~」
と自ら言っています。
・・・ムスメの歯列矯正成功に願かけして、私も間食を控えようかしらん・・・!?