今日で4日連続、31℃の最高気温を記録しています。
あぢ~!
そんな暑さの中、昨日は私、新たな雇用主の元で住み込み介護の仕事を始めるための、
一日トレーニングに行ってきました。
場所はなんと、以前サポート・ワーカーをしていた時の雇用主ハッピーライフ(仮名)のオフィスがあったのと同じ、
田舎にあるビジネス・センターにあるオフィス!
(ハッピーライフのオフィスはその後引越し、今は別の町にあります。)
レンガ造りで主に平屋、一部2階建てのオフィスが連なるビジネス・センターで、
私の新しい雇用主サンライズ・ケア(仮名)のオフィスは2階建ての部分にありました。
トレーニングは2階の一室で行われたんですが、窓が小さいうえ暖かい空気が階下から上ってくるので、
じわじわとそれはそれは暑くなっていって・・・
幸い午後からは1階の一室が開いたので、そっちに移動できました。生き返ったぁ~!
正午からの30分がランチ休憩で、他のトレーニング受講者(3名)は外の日が照りつけるピクニック・ベンチで
ランチにしましたが、私は涼を求めてビジネス・センターの隣にある教会に行ってみました。
サポート・ワーカー離職のいきさつの記事にあるのと同じ教会です。
あれは10年前の春のことだったんですね。
あのときハダカだった教会にある大きな木は、昨日はびっしり葉を繁らせていました。
気持ちよさげな木陰を見つけて、その下でひとりランチ。
日陰にいれば我慢できる暑さなのが救いでした。
ランチを食べながら、視線の先にあった墓碑を、なにげに読みました。
To the Memory of, ANN Daughter of THOMAS and NANCY DAINTY who died October 28, 1826. Aged 17 Years.
Also JANE DAINTY Sister of the Above who died June 6, 1834, Aged 21 Years.
トマスさんとナンシーさんのデインティー夫妻は、今から200年近く前の1826年10月28日に、娘のアンさん17歳を亡くされたんですね。
さらにその8年後の1834年6月6日には、アンさんの妹のジェーンさんまで、21歳の若さで亡くされるとは・・・
子供にとって親を亡くすのはもちろん悲しいけれど、いうなればそれは順番通り。仕方ないと思えます。
でも子供に先立たれるって・・・ 親にとってそれほど辛いことはありません。
自分が先に逝くのが順番なのに、自ら我が子を葬らなければならないのですから・・・
何の縁もゆかりもないデインティー夫妻に同情してしまいました。
今は天国で皆一緒にいると信じたいです。
教会の入口が開いていたので、ランチ休憩の残りを使って急いで内部をのぞいてきました。
中は涼しくて、湿った木の臭いがしました。
日本の町や村にお寺があるように、英国には教会があり、天災や疫病に襲われたとき、人々の心の支えになってきたのでしょうね。
昨今は人々の教会離れが著しいですが。
この教会をまた訪れる機会があるなんて、思ってもいなかったなぁ。
久しぶりの住み込み介護が、うまく行きますように。(←神頼み)
とはいえ、実際の仕事のスタートはまだ先――来月半ば過ぎになりそうです。
じつはムスメがまた帰郷すると言っているので、ムスメが帰郷しロンドンに帰ってからということにしてもらいました。
私自身だって、いつどうなるかわからないお年頃。
ムスメと過ごせる時間は、本当に貴重ですからねっ!