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Channel: ハナママゴンの雑記帳
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皮膚がんと放射線療法

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今日はなんと、31℃まで気温が上がりました。暑かった~! 

私は今年で在英30年目なんですが、9月に入って30℃超えを記録したのは、覚えている限り初めて。

9月に入ってうすら寒くなり、もう夏も終わったと思っていたんですが・・・とんだ番狂わせだわ。

明日も28℃まで上がるとの予想だけれど、明後日以降は21度と、暑がりの私にはウェルカムな気温に戻りそうです

 

今朝涼しいうちにと上った丘からのダーズリーの町の眺め。朝もやに包まれて、ちょっと幻想的じゃありません?

 

今回記事のタイトルの皮膚がん。発症したのは義母(93歳)です。最初に気づいたのは3年ほど前でした。

眉間と鼻のアタマの中間あたり、つまり顔のど真中に、赤黒い湿疹状のものがいつの間にかできていて、なくなるどころか広がっていってるっぽい。

かかりつけ医に診てもらったところ病院へと送られ、皮膚がんと診断され、日帰りの除去手術を受けました。

けっこう大きな傷跡が残ってしまいましたが、時間が経つにつれ色が肌色に近くなり、目立たなくなっていきました。

ところが今年に入って、傷跡の上の部分にまた赤黒い部分ができまして。3月にオットーが、義母のかかりつけ医に画像を送って診てもらった

ところ、また病院へと送られ、二度目の日帰り除去手術となりました。今度は 「がん細胞を残すことがないよう大きめに切除した」 とのこと。

患部には、肩の皮膚が切り離されて移植されたそうです。(ガクブル・・・

そのとき 「手術は成功したが、再発しないよう念のため放射線療法も受けてもらいたい。そのうち文書で連絡する」 と言われました。

ところが待てど暮らせど連絡は来ず。7月に入ってオットーが病院に問い合わせて、ようやく放射線療法のコンサルテーションに呼んでもらえました。

その放射線療法が、今週からスタート。全部で10回で、月・水・金を3回続けたあともう一回月曜日に通って終了です。

場所は手術を受けたグロスター・ロイヤル病院ではなく、チェルトナム総合病院。

ダーズリーからは片道40分ほどかかります。

本当はまだ近い(片道30分)グロスター・ロイヤルの方が良かったんですが、放射線療法はチェルトナムでないとできないとのこと。

最初だった昨日は、オットーが義母を迎えに行き、車に乗せて同行し、施術後家に送り届け、帰宅しました。

施術自体はほんの数分ほどで終わるそうです。

オットーが同行したコンサルテーションのときに言われたのですが、じつは放射線療法の患者さんには、送り迎えが病院側で手配できるとのことでした。

でもオットーが義母の意向を訊いたところ、義母は「貴方に連れてきて欲しいわ」とお断り。

まぁ気持ちはわかるんですけどね・・・足元が覚束なくなっている93歳ですから・・・

 

昨日の朝の日の出です。

 

オットーは先日63歳になりましたが、イギリスの公的年金受給はオットーの場合は66歳からなので、あと3年あります。

義弟②と私なんて、67歳からですから、まだ大分あります。

義父母の年代は男性は65歳、女性は60歳から公的年金を受給できました。

でもその後法が改正され、受給年齢が引き上げられ、男女差もなくなったのです。皆長生きするようになりましたからね。

義父母が60台に入るころはちょうど好景気で早期退職が奨励されていたので、二人は60歳と58歳で年金生活に入りました。

そのせいか、記憶力も衰えてきている義母は、オットーはもう悠々自適の年金生活に入っていると思い込んでいるようで・・・

医者とか、歯医者とか、病院とか、コロナのワクチン接種などといった用事で母親に同行するたびに、オットーは仕事から引き離されるので、

我家の減収につながっているんですけどね・・・(私もあまり働いていないし・・・

週いちの買物だけは私が代行してきましたが、義母はとにかく 『我が子大好き』 な人。

私が同行するよりオットーが同行した方がぜったい嬉しいと思うので、買物以外はオットー任せにしてきました。

でも放射線療法は、10回もあるのではねぇ。

私は今のところ次の住み込みの予定は入っていないので、明日からの放射線療法には、私が義母に同行することにしました。

義母はオットーの方がいいでしょうけど、私で我慢してもらうしかありません。

 

以前人生は一度きり!にも書きましたが、義母と私の関係はうす~いうわべだけの関係です。

それゆえ独居になった義母のサポートに関しても、私は消極的な立ち位置でいます。

よくない考えと自覚はしていますが、『義母がクソ野郎の義父から離れようとしなかったせい』で、

還暦を過ぎたオットー(義母にとっては長男)が、それは苦労させられましたから・・・。

しかも義母は、自分の夫と息子が対立したときは、息子の方を黙らせようとしましたからね!

仕事をするのをあきらめて、大嫌いな父親を母親のためだけに我慢してサポートしようとしている息子を!

その話を聞いたときは、ほとほと呆れました。

義母がサイコパスのクソ野郎に添い遂げるのは、義母の選択だし自由です。

でも 「還暦を過ぎた息子まで、義父に服従させようとするなー!」 と、怒りすら覚えました。

それにシンディーのことも引っかかっています。最後は夫に同調して、85歳と83歳の身で1歳のシェパード犬を迎えたのですから・・・。

 

私は、義母のことは嫌いではないけどとくに好きでもないです。

だから仕方ないときはサポートするけれど、自発的に積極的に関わっていくつもりはありません。

(我ながら、使えないヨメだなぁ・・・

ちなみにオットーはといえば、私に頼ってくることなしに、自分でできる限り母親をサポートするつもりでいます。

『親孝行 妻子にさせて したつもり』 のどこかの国の男性とは対照的~!

 


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