まず、今から21年前の、2000年夏の写真をご覧ください。
当時4歳のムスメの隣に見えるのは、オットーが防水シートを使って作った、我家の池です。
中央に見える幹が細くてまっすぐな木は、1999年夏を我家で過ごした母が、記念に買ってくれたもの。
柳の一種だそうで、葉先にピンク色がちらつく、とても綺麗な木です。
Salix integra 'Hakuro-Nishiki' Tree と、名前に日本語っぽい言葉が含まれているのも気に入りました。
下左画像に一緒に写っている黄色いTシャツの女の子は、ムスメの従妹のアナちゃん。
この秋ムスメは26歳に、アナちゃんは24歳になります。
(時の流れの速いこと・・・ )
そしてこれが、 同じ池の現状・・・
長年のネグレクトの結果、池の周りに植えられていたヒービー(Hebe)が、池を囲むレンガ壁のてっぺんが見えないくらい、
脅威の増殖を遂げまして。上の2画像は、私が先週ヒービー(参: 花の文化史 - ヘーベ)の刈り込みを始めてから撮ったものです。
(刈り込みを始める前に撮っておけばよかったなぁ・・・ )
さらにはヒービーに負けじと柳までもが狂ったように枝葉を伸ばし、この有様・・・
余りにも余りな状態なので、とうとう池をつぶすことにし、オットーが防水シートに穴を開けて水抜きしました。
なので防水シート内に今残っているのは、乾いたヘドロ(?)です。
レンガ壁には大きな亀裂がはしっているし、どぉ~するのよコレ!?状態で・・・もちろん今年中には終わらず、数年かかるかもしれません。
防水シートの乾いたヘドロを取り除き、防水シートを剥ぎ取って棄て、レンガ壁を修理し、周囲の植物を処分して土を改良し、
また新たに植木や草花を植える・・・うーん、何年かかるかな?
池の近くにはオットーが10年くらい前に植えたパームツリーもあって、これもまたぐんぐん成長しています。
そういえば私の実家にもパームツリーがありましたが、私はパームツリーは、あまり好きじゃありません。
葉っぱが大きすぎて邪魔くさいし、何となくだらしない伸び方するし、それにパームツリーはあまり暑くならないイギリスよりも、
陽光がさんさんと降り注ぐカリフォルニアのような土地にこそ似合うと思うので。
そんなわけで、天気がよくて時間があるときは、少しずつ池まわりのヒービーと柳の刈り込みをしています。
今なら隔週月曜日に、庭ゴミの収集サービス(有料)がありますからね。そのサービスも11月で終わり、12月と1月はお休みに入るので、
その前にできるだけ刈り込んで、出たゴミを持って行ってもらおうという魂胆です(参: 庭しごと)。
さて、今日は月曜日。義母の放射線療法も、3週目に入りました(全10回、月・水・金 x 3週 + 月)。
最初の1回はオットーが連れて行きましたが、その後の5回は私が付き添いました。
今週は、独身の義弟②が有休を取って義母宅に来てくれたため、3回とも義弟②が連れて行ってくれることに。
義弟②は来月義母宅に来る予定でしたが、放射線療法の付き添いという用事ができたため、予定を早めて来てくれたのです。
ありがたや~!
じつは、密かに期待していたんですよね。一人娘で義母とはとても仲良しの義妹は、車で片道50分ほど離れたウスターに住んでいるんですが、
毎週水曜日は仕事がお休みなので(小学校の教師助手をしています)、「水曜日は私が付き添うわね」と申し出てくれるんじゃ・・・?と。
義妹には息子が二人いますが、もう17歳と14歳だから手がかからないし。朝のラッシュアワーに高速道路を使って義母宅まで来るのが嫌だったら、
前日義母宅に泊まることだってできるし。でも、義妹が付き添いに言及することはなくて・・・ちょっとモヤっとしました。
やはり朝、息子たちを車で学校に送らなければならないからでしょうか。それならそれで、「私はこれこれこういうわけで
母さんの付き添いができないの、ごめんなさいね」とオットーに一言あれば、こちらも納得できるんですが・・・。
そんなこともあったので、義弟②が今週の付き添いを受け持ってくれるのは本当に助かります。
今週が終われば、あとは来週の月曜日を残すのみ。これはオットーに行ってもらうことになります。
私は以前の雇用主ウッドペッカー・ケアに再雇用されることになったのですが、
来週はそのためのトレーニングに参加しなければならないので。
そのへんのことは、また改めて別記事にしますね。