前回記事に書いた通り、ウスターで大学生のエリーさんをサポートする住み込みをしていました。
昨日(1月9日日曜日)はエリーさん、午前10時頃から友達と外出。
「一緒に教会に行き、そのあとは友達の家に友達お手製のランチをご馳走になりに行く」ということでした。
私はエリーさんの外出後、彼女の部屋の掃除を済ませ、洗濯物を洗濯室から回収し畳んでベッドの上に重ねたあと、
自分のランチをしてから午後の休憩時間を使って散歩に出かけました。
私の居場所がわかるよう、散歩に出かけるときと散歩から戻ったときは、テキストでエリーさんに伝えました。
午後4時20分頃エリーさんからテキストが来て、「あなたの部屋にあるバッテリー・チャージャーを持ってきてくれる?」。
そういえばスタッフの部屋の机の隅に、大きめの角ばったチャージャーがあったんですよね。
それを持ってエリーさんの部屋に行くと、トイレの介助も頼まれました。
お友達は一緒に部屋にいて、エリーさん、「今日これから列車で家に戻ることにしたわ」と。
もうバックパックを詰めて準備が済んでいて、エリーさんはスマホで列車の時刻を検索中。
私は言われるままに、携帯用ドリンクボトルに紅茶を作りました。
車椅子のエリーさん、お友達、エリーさんのドリンクボトルを手にした私で1階に降りると、
エリーさんは車輪と小さな座席しかない車椅子に、慣れた手つきで1階に保管してあった車輪つきのハンドルを取り付けます。
すると車輪だけしかなかった車椅子は、三輪車に早変わり。
なるほど外を長く歩くときは、疲れないよう車椅子を電動の三輪車に変身させるんですね。
私に持ってくるよう頼んだバッテリー・チャージャーは電動の車輪つきハンドルのもので、
ロンドン郊外の自宅に戻ってから充電できるよう持っていく必要があるのでしょう。
幸い鉄道駅は、学生用住居から徒歩3分の距離。エリーさんは「明日連絡するから」と言って、友達と駅に向かいました。
そして今日、1月10日月曜日。
頼まれていた寝具カバーとシーツの洗濯をしつつエリーさんからの連絡を待ちましたが、なしのつぶてなので午前11時前、
エリーさんの突然の帰郷をオフィスのケア・コーディネーターのメリッサ(仮名)に電話報告しました。
メリッサは少し驚いて、「私から連絡を取って状況を訊いてみるわ」とのこと。
私は思いがけず自由時間ができたので街に出、外ランチしちゃいました。
行ったのは、グーグル・マップで目をつけておいた、ちょっと引込んだ位置にある小ぢんまりしたカフェ Time to Eat です。
ランチには早い時間だったので空いていましたが、私が出る頃にはぼつぼつお客さんが入っていました。
ココアが2.40ポンド(375円)、ラザニアが6.95ポンド(1084円)、合計でも9.35ポンド(1460円)。
メインと飲物で10ポンド以内って嬉しい イギリスはほんと、外食が高いですからね~・・・
腹ごなしに長い散歩でもしようと思いつつチャリティー・ショップめぐりをしていたら、メリッサから電話がありました。
自宅に戻ったエリーさんは、結局明後日までウスターに戻らないとのこと。
もうすぐ大きなレポートを提出しなければならないけれど、「自宅の方が集中できるから」というのが理由だそうです。
???
思わずメリッサに、「私なにかマズいことしたかしら?」と言っちゃいました。
メリッサは「ゴン(私のことです)の仕事には満足していたそうだから、単に里心がついただけと思うわよ」と言ってくれましたが・・・
拍子抜けしたし、ちょっと気になってしまうのは当然ですよね。
でも私はベストを尽くしたし、あれで私の仕事ぶりあるいは人柄が気に入らないというのがウスターを離れた理由であるならば、
私にできることは何もないので、気にしないことにします。
ちなみに私は、明後日までだった予定通りの賃金を支払ってもらえるそうです。
二日(実質的には一日半だけど)早く帰れるのにちゃんと賃金をいただけてしまうなんて、ちょっと気が引けるけど・・・嬉しい!
神様からのお年玉かな?
これ以降の画像は一昨日の散歩のときに撮ったものです。ついでに貼らせてくださいね。
日曜日だった昨日。なかなかの賑わいを見せる公園を見つけました。
氾濫するとウスター競馬場を水没させてしまうセヴァーン川です。明るさが全然違いますが、同時間の上流と下流です。
反対側の川岸には、おそらく洪水対策でしょう、上げ底したみたいな家屋も(下左)。
競馬場があるこちら側よりも絶対に低い位置に、可愛らしいコテージも見えました(下右)。
あのコテージは過去に何度も浸水したに違いありません、気の毒に・・・。
そんなわけで今日(1月10日月曜日)は、散歩を切り上げて学生用住居内の私の部屋に戻り、スタッフ用の寝具カバーとシーツとタオルを
洗濯して乾燥して仕舞い、掃除をし、荷物をまとめ、車に積み込み、オフィスに寄ってスタッフ用の住居キーを預け
(水曜日に次のヘルパーさんとの申し送りができず対面で手渡せないため)、16時50分に帰途につき、
17時55分に無事帰宅しました。
驚いたことに、ベティーさんの住み込み介護のことで、午後ばたばたと帰り支度をしていたとき
ケア・コーディネーターのモリーからメールが入りました。
モリーとのメールのやりとりもあったので、帰宅時間が思ったよりずっと遅くなってしまいました。
(ウスターのエリーさんの住み込みはウスターにあるウッドペッカー・ケア経由ですが、
我家から近いベティーさんの仕事はグロスターにあるサンライズ・ケア経由です。つまり別会社。)
モリーからの連絡内容については、長くなるので次回に。