夏至から早くも2ヶ月になろうとしています。
日の出が少しずつ遅くなると同時に、日没が早まってきているのを感じます。
ベティーさんのお宅で住み込み中に猛暑の2日間を経験し、扇風機もない中働くのは無理と悟った、暑がりのワタクシ。
先月20日にベティーさん宅から戻って以来充電(別名休職)していますから、今日でちょうど一ヶ月になりました。
「夏が終わるまで仕事から外して欲しい」とケア・コーディネーターのモリーに急遽お願いしたから、
私はもうモリーに、見限られちゃったかな・・・?
早朝散歩中に見る家々です。
小心者の私は、あれから何度か考えたんです。(暑いから働きたくないなんて、自分を甘やかしすぎ?)と。
でも、やっぱり、嫌~! あの暑さの中、扇風機もなく、体調を崩しながらも我慢して働くなんて、嫌~!
もちろん報酬をいただいて働いている以上、ハンパな仕事はしたくないですしね。
正直、ベティーさんにも少しばかり失望しました。実は、ベティーさんに期待していたんです。
あの猛暑が来るというニュースを聞いて、スタッフ用に扇風機を購入していただけるのでは?と。
経済的に不自由のないベティーさんは、常日頃から便利用品のカタログを見ては、
惜し気もなくあれこれ買い求め、試されておられるので。
ところが猛暑前も猛暑中も猛暑後も、ベティーさんの口から
「スタッフ用にもう一台扇風機が必要ね、買いましょう」との言葉が出ることはありませんでした。
そうおっしゃって下さっていたら、私は隔週の住み込みを続けていたことでしょう。
でもベティーさんがおっしゃったのは、「私が使っていないときは扇風機を借りてもいいわよ」のみでした。
私が自宅から扇風機を持参すれば、隔週の住み込みを続けることはできたでしょう。
でもそれは、違う気がして・・・
住み込み介護の場合、住み込み先のお宅は『職場』になります。
従業員が支障なく業務を遂行できるよう『職場』に必要な設備や備品を整えるのは、雇用主の責任ですよね?
なのになぜに私が、オットーも必要とするかもしれない扇風機を、わざわざオットーから奪って
持参しなければいけないの!?と、反発を覚えたのです。
まぁベティーさんの気持ちも、わからなくはないのですが。
イギリスの夏の本当に暑い日なんてたかが知れているし、来夏にはベティーさん(95歳)はもう、
この世にはいない(縁起でもなくてすみません)かもしれないのですから。
それでも、私が自分で扇風機を持参するのは、やっぱりイヤ。
なので夏の間は働かないことにしました。
我ながら頑固だと思いますが。
ダラダラ書いてきましたが、あの猛暑の2日間以降はずっと、最高気温20℃台の日々に戻っていました。
なので(早まったかな?)とも思ったんですが、今月8日(月)から14日(日)までのぴったり7日間は、
また暑さがぶり返しまして。最高気温が連日、30℃~34℃まで上がりました。
なのでその間私は、(住み込みに戻っていなくて良かった)と思いつつ、屋内の涼しい部屋に避難し、
扇風機をかけて、暑さをしのぎました。
7日連続で30℃超えなんて、以前は考えられなかったことです。
30℃を超える日なんてないことが多く、あってもせいぜいひと夏に2日程度でしたから。
ということで、モリーがまた私を使う気になったら、来月から住み込みに復帰します。
モリーに見限られベティーさん宅に戻れなくなった場合は、新たな住み込み介護仕事に応募することにします。
でも私、仕事への復帰を急いではいません。
来週末にムスメが帰郷し2週間ほど滞在することになったからです。
せっかくムスメが帰郷する以上、できるだけムスメと過ごしたいですからね
2週間中4日は仕事をしなければならないそうですから、貧弱な腕をふるって、美味しいものを作ってあげたい!
ムスメがフリーな日は、一緒にどこかにランチに行きたい!
(我家はオットーが外食嫌いなので、オットーと私の二人で外食することはめったにありません。
私が外食するのは、おひとりさまで、あるいは友人と、あるいはムスメを訪ねてロンドンに行ったときになります。)
私はムスメに会うのは、ロンドンにムスメを訪ねたこの春以来だから、4ヶ月ぶり。
いっぽうのオットーときたら、ムスメがクリスマス・ホリデーを終えてロンドンに戻って以来だから、8ヶ月半ぶりです。
久しぶりだから、
嬉しい~!
* * *
先日義弟(義妹のウクライナ人の旦那さん)の誕生日だったので、このカードを贈りました。
THE SCREAM ならぬ THE SCREEN が、ダジャレになっているんですね。
義弟はジョーク好きなので、このカードも気に入ってくれたことを祈ります。