ヘルマン宅に到着した翌日(10月22日月曜日)は好天気だったので、ミュンヘンに出かけました。最寄り駅から電車で30分ほどで、ロンドンにとってのピカデリー・サーカス的存在であるミュンヘンのマリエン広場駅に到着。ミュンヘン中心部ではすべての電車も地下鉄と同様地下を走るため、駅も地下になります。
今回は前回のゾフィー・ショルを偲ぶみたいな特別な目的もないので、まずはウィンドー・ショッピングで目の保養をしました。和風っぽい食器があり、お箸も入ったセットまで!TOKYOというシリーズ(ブランドかも?)みたいです。欲を言えば、もうちょっと明るい色も混ぜて欲しい。
日本でも売ってますよね?このカワイイ置物のシリーズ。お値段もまことに素晴らしいので、見るだけで満足しておきます。若い頃のような物欲がなくなっていてよかった。
マリエン広場からカールス門までの約500mは、ホコ天のショッピング・ストリート。その途中にある聖ミヒャエル教会です。日本語の案内パンフもあったのがウレシイ。買いませんでしたが。
この教会の地下室にはルートヴィヒⅡ世の遺体が安置されているそうなので、初めて入ってみました。入場料は2ユーロで、残念ながら写真撮影は禁止です。いくつかの王族の棺に混じって彼の棺もありましたが、一番大きくて鉄柵で囲まれていたのですぐわかりました。彼の弟オットーの棺もありました。
好物の焼き栗の屋台があったので、つい購入。日本の甘栗ほどの甘味はありませんが、本来のほっくりとした栗の味が味わえるので好きなんです。 イギリスでは昔チェルトナムに屋台が出ていたんですが、残念ながら近年はほとんど見なくなりました。10個で3.5ユーロ、16個で5ユーロ。10個買いました。
高い建物にはさまれたショッピング・ストリートは日当たりが乏しくて寒かったので、日が当たっていた聖ミヒャエル教会の外側の窓敷居(?)に陣取って栗を食べていたら、おこぼれ目当てにやってきたハトが足元に。調子にのって栗で餌付けしていたら、ハトたちに大いにモテました。
お昼は去年ヘルマンと入ったレストランで、好物のジャガイモ団子とロースト・ポークのサラダ添えをいただきました。感涙ものの美味しさでした・・・ ここのトイレについていた、エアードライヤーだとばかり思ったセンサー付きの器械。手をかざしたら温風の代わりにペーパータオルがにゅるっと出てきたのが新鮮でした。初めてだわぁ、こういうタイプって。
(つづく)