今日1月15日は、全世界を驚愕・感嘆させた『ハドソン川の奇跡』からちょうど10周年。
節目の年ということで、ハドソン川のほとりでTVインタビューに応じるサリー元機長です。
「あの極度に限られた時間の中では、余計なことは一切考えませんでした。
そうすることを自分に許さず、またそうしようとも思いませんでした。
家族のことも考えませんでした。
すべての問題が最終的に解決されるまで、フライト・パスをコントロールし、
ひとつずつ順番に問題を片付ける。それ以外は何も考えませんでした。」
私のヒーローとなったサリー元機長。パイロットとしてのみならず、お人柄も素晴らしい方です。
「全員が脱出したと確信してはいましたが、万一誰にも気づかれることなく水没してしまった
乗客がいたら・・・と、全員の無事が確認されるまで、恐怖に満ちた4時間を過ごしました。
公式に全員の無事を伝えられたとき、全宇宙の重みが肩から下りたように感じました。」
映画 “SULLY” でもサリー機長の卓越した人格はしっかり描かれたから、私も嬉しい・・・
ということで、今日は『ハドソン川の奇跡』を老後にまとめ読みするときのため、関連記事のリストを作っておきます。
何度読んでもいい話なので・・・ (←自画自賛)
ハドソン川に不時着水し後日引き揚げられた機体は、上の記事のどれかにも書いたように、現在は航空博物館に展示されています。
ハドソン川から引き揚げられたサリー機長の鞄も一緒に。
引き揚げ直後のコックピットはこんな状態だったそうです。
その後キレイにされたらしい同機内部の画像。
あの日あのときあの便の操縦桿を握っていたのがサリー機長で、本当に本当に良かった・・・
仲睦まじいおしどり夫婦のサレンバーガー夫妻。
サリー元機長とご家族の皆さまの、末長いお幸せをお祈りします!!