私の新しい雇用主ウッドペッカー・ケアに紹介されて住み込んだ、3件目のお宅。
介護が必要な男やもめのアランさんが、息子さんとそのパートナーと同居している家です。
3件目の正直?と期待しましたが、・・・『?』をつけておいてよかったかもです。
外観は良さげなお宅なんですが、でもよく見ると、ちょっと・・・と思う点があれこれありました。
もう現在は使われていない車を庭に停めていて、訪問者の駐車スペースを狭めていたり・・・
外小屋はボロボロだし、玄関の先の車道は水溜りが深かったりするし、玄関から私の車まで歩くうちに靴は汚れるし・・・
あ、玄関の真ん前に車を付けられれば、靴はほとんど汚れずに済むんです。が、息子さんの車が玄関前を定位置にしているようなので、それはできなくて・・・
アランさんは週に3回ウスターに出かけるので、私が運転手を務めるのですが、車に乗り込む前に2人とも靴が汚れてしまうのが嫌!
住み込み介護ヘルパーを雇えるくらいだからそれなりに裕福なはずなのに、なぜ車道をちゃんと舗装しなかったんだろう???
(ビンボーな我家でさえ舗装してあるのに)
この家はもともとはアランさん一家のファミリー・ホームでしたが、子供たちが独立し奥様にも先立たれてしまったアランさんは、この家は自分一人には
広すぎるしウスター市内に住んだ方がなにかと便利だからと、フラットを借りて市内で一人暮らしをしていたそうです。
でも認知症の診断を下されたため、4人のお子さんのうち末っ子の息子さんが、そのパートナーと一緒にこの家に戻り、フラットからアランさんを
呼び戻して三人で暮らし始めました。そのため息子さんたちの荷物とアランさんの荷物が収納しきれず、屋内はこんな感じ。
居間(下右)も何だかごちゃごちゃとして片付いていません。
息子さんもパートナーさんもいい人なんですけど、2人とも在宅仕事する人たちなので、これまでの住み込みと比べて屋内の人口密度が高いです。
アランさんの衣類を洗濯しようとしても、洗濯物干しがふさがっていることも多いし。
それに3人が3人とも、毎朝!欠かさず!シャワーを浴びるんです。2階のシャワーは壊れているから、皆バスタオルを体に巻いただけの状態で、
1階に下りて1階のシャワーを使うんですが、アランさんならともかく、その状態の息子さんとパートナーさんに出くわすのは気まずいです。
息子さんとパートナーさん、本当にいい人たちなんです。が・・・家族が同居している家に住み込むというのは、やはりやりにくいです。
ケア・マネージャーの話では、「息子さんたちは家の反対側で暮らしているからあまり顔を合わせることはないと思うわ」ということだったのに!
いざ行ってみたら、キッチンも居間もシャワーも共同。
最初は(ま、いいか)と思いましたが、日が経つにつれて、やっぱり話が違いすぎるよなぁ、やりにくいなぁと思うようになりました。
だから一週間の住み込みが終わったあと、思ったことをはっきりケア・マネージャーに伝えました。
「息子さんたちが同居している間は住み込みに戻りたくない」と。
でも「急に代わりは見つからないから、来週火曜日(12月17日)からの6日間だけは住み込んでくれないか」と頼まれたので、それだけはやることにしました。
本当はやりたくないんですけどね、明後日(12月15日)はムスメが帰郷するので。でも仕事は仕事ですから仕方ない。
ムスメにはオットーと、父娘のクオリティー・タイムを過ごしてもらうことにしましょう。
というわけで、ウッドペッカー・ケアの紹介で3件の住み込みを試しましたが、残念ながら、喜んで働きたいと思える住み込み先にまだ出会えていません。
なので、年が明けたら新たな雇用主探しを始めようかな、と思っています。
アランさんのお宅も、先の2件と同様田舎にありました。だからホント、景色はいいんです。
散歩中に見かけた、見覚えのあるポーズ。『ウ○チさせないでね』のサインでした。
アランさんは週に3回、8kmほど離れたウスターに出かけます。合唱クラスと、ヨガの個人教授と、ダンス・クラブに参加するためです。
合唱クラスは2時間半と長いので、私は車を駐車場に置いたあと町歩きし、寒かったのでカフェに入りました。
広い2階席は暖房が届きにくいようで寒かったけど、ラテとケーキはおいしかったです。
* * *
クリスマス前の週(17日から23日まで)に家を離れなければならなくなってしまったので、慌ててクリスマス・ケーキの準備を始めました。
たっぷりのドライ・フルーツを洋酒に漬け込んだり、飾りのホリーを白と黄色のマジパンで作ったり。
ドイツのアグネスの雑誌から切り抜かせてもらったレシピも試してみました。“フルーティー・アーモンド・プディング”です。
オットーがアーモンド好きなので。
でも出来上がりのあまりの違いに唖然。なんて不味そうな色。上も焦げちゃったし。あ、粉糖はわざと振ってありません。
「食べるときに咳き込む」とオットーが嫌うので。
不味くはないんですが、甘さ控えめすぎて、とくに美味しくもありませんでした。
仕方ないのでランチ代わりに私がせっせと食べました。もう二度と作らないでしょう。
《 オマケ 》
肩こりがひどいので、ワイヤレス・シームレス(と言いつつ縫い目はあったケド)のブラをアマゾンで買ってみました。試してみたら、ま~あ!
なぁ~んてラクなことっ!
私が着けるとシルエットは参考画像(下左)のようにキレイにはなりませんが、まるで着けていないかのようにラクなので、もうこれ以外は着けられません。
伸縮性がすごくてチチが垂れ気味だったので、肩の部分を詰めました。
とっくの昔に女を捨ててるので、こんな“ババブラ”もまったく抵抗なく着けられますことよ。
本当にラクだわぁ~! ビバ!ババブラ!!