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Channel: ハナママゴンの雑記帳
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ほぼ決定した引越し

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クリスマスのため12月半ばに帰郷したムスメは、年明けにロックダウンに入ってしまったため、

未だに我家におります   が・・・

先週の土曜日(2月20日)、仕事がオフだったムスメは、急遽日帰りでロンドンに行ってきました。列車で。

午後6時過ぎ、ストラウド駅までムスメを迎えに行ったんですが、列車はガラガラ!

降りてきたのは、どうやらムスメ一人でした!

皆さんロックダウンを守ってお出掛けを我慢しているのでしょうか?だったらそれは、とても良いことですが。

 

ムスメの日帰りロンドン行きの目的は、引越すためのフラットの下見でした。

ロンドンで新米ジャーナリストとして働き出し、今住んでいるフラットで暮らし始めたのは2018年11月のこと。

(参: ロンドンへの引越し、無事完了! / 新米ジャーナリストへの道 )

今住んでいるフラットでの専用部分はこの自室のみで、あとはすべて、他4人のフラットメイトと共用です。

 

居間とキッチンは、L字型のオープンプランになっています。ソファの色が違って見えますが、すべて同じものです。たぶん。

フラットは2階に分かれていてバスルームは各階にあるので、ムスメの場合、バスルームだけは同じ階に住むもう一人と

シェアするだけでいいそうです。

満足して暮らしていたムスメでした。が、その後3人もフラットメイトが変わったことにより、騒音問題が浮上・・・。

新しいフラットメイトたち、音を立ててドアを閉めたり、午前2時といったとんでもない時間にキッチンで料理を始めたり、

夜遅くに友達を連れてきて居間で騒いだり、朝6時頃からばたばた音を立てたり・・・

ムスメの部屋は居間兼キッチンの真向かいなので、両方のドアが閉まっていても、大きな音は防げないそうです。

また引越してきた当初は女性だった隣室の住人も、ゲーマーの男性に変わり、このゲーマー男がまた!

夜中に大声で電話で誰かと喋ったり、大声で叫んだり独り言を言いながらゲームして夜明かししたり。

おかげでムスメは睡眠不足に悩まされるようになったそうです。

やんわりフラットメイトたちに気をつけるよう頼むと、その場ではとても申し訳なさそうに謝ってくれるけど、

10日か2週間もするとまた、元の木阿弥だそう。

居間兼キッチンやバスルームなどの共用部分は当番制で掃除をすることになっているけど、

それも、誰も真面目にやってくれない。

それでも、オフィスで仕事をしているときはまだましだったそうです。家に戻ったら、くつろいで、眠るだけなので。

ところが去年から、ロックダウンにより全員の在宅時間が長くなったため、

自室で仕事(ビデオ通話での打ち合わせやインタビューを含む)しなければならないムスメにとって、

問題は深刻に・・・。

 

そんなこんなで、キッチンもバスルームもついた一人用フラットへの引越しを考え始めたムスメは、

クリスマス前に我家に戻ってからずっと、賃貸物件をネットでチェックしていました。

見つけた物件のうち一件は、今住んでいるフラットの目と鼻の先で、徒歩で引越しができる距離にあります。

今現在ロンドンから離れているため、(そのうち借り手がついちゃうよね・・・)とあきらめていたのですが、

かれこれひと月以上も賃貸物件のページに残ったままでした。

そこで不動産屋に連絡し、ビデオ下見をしたあとも気に入っていたので、とうとう土曜日、実際に物件を見に行ったわけです。

(ロックダウン中でも引越しのための外出は許されるそうです。)

 

それにしても、広告の写真って何でこうも、広々と清潔に見えるんでしょうねえ! 実際は普通に(?)狭かったそうです。

 

寝室部分は、階段を上った先にあるようです。ここも広々として見えますが、実際は狭いそう。でも狭いとはいえこの構造だと、冬は暖房費がかさむんじゃ・・・?

 

キッチン部分と浴室は、ごく普通だったそうです。

 

 

実際に下見に行ったムスメ、ビデオ撮影もしてきたんですが、それをよく見てみると気になる部分がありました。

窓枠の汚れと、窓の一番上の部分はペンキ塗りされているのですが、そのペンキがボロボロに剥げ落ちつつあることです。

     

上の3画像は賃貸物件ページからのもの、下の2画像はムスメのビデオからのものですが、まぁったく、何たる違い!

       

広告ページの画像は、絶対に修正を加えてあるに違いない。

木製のダイニングテーブルも、広告の写真からは想像もつかないほど傷んでいたそうです。

この物件、家賃は月額1150ポンドでした。

今日のレート£1=¥148で計算すると、なんと17万円っ!

 

ムスメがこれまで住んでいたフラットシェアの家賃は、月額700ポンド(10万3千円)でした。

水道光熱費とWiFi費用は他4人のフラットメイトと分割して払っていたので、月35ポンド(5,200円)程度。

それも今後は自分だけで払うようだし、さらには!

キッチンと浴室がつくと一世帯とみなされるのか住民税もそれなりにかかるようになるので、

そういった諸費用の合計は、月額100ポンド(14,800円)くらいにはなるそうです。

(ひょっとしたら、もっとかも。)

 

それでも全体としては気に入ったので、窓のペンキ塗りされた部分の塗り直しと窓枠の掃除を条件に

月額1100ポンド(16万2千円)でオファーしてみたら、オファーが受け入れられました。

ペンキ塗りも、清掃業者を頼んでの掃除も、してくれるそうです。

家賃1100ポンド、プラス諸費用100ポンドで、今後は月1200ポンド(17万7千円)かかるわけ・・・か・・・

はっきり言ってこれは、オットーと私だったら払えない額です!

ムスメに越えられたなぁ、私たち・・・

月735ポンド(10万8200円)から1200ポンド(17万7千円)て、大きなジャンプですよね。

ムスメ自身も、「あまり貯金できなくなるなぁ・・・」とぼやいています。

でも良い仕事をするためには、生活(今は仕事も)環境が充実していなくてはなりませんから、仕方のない出費でしょう。

オットーと私はただただ、ムスメが後悔することのないよう、祈るのみです。

まぁ、もし後悔したら、また引越せばいいだけの話ですけどね。

(ちなみにムスメ、一年ということだった賃貸契約の拘束期間も半年ということでOKしてもらいました。)

あ、それともちろん、「コロナのせいで新聞の売上げが激減したから、申し訳ないけど解雇ね」なんてことには、

どうかどうか、なりませんように~ ~ ~!!

 

そういう事情なので、契約の手続きや引越しの準備がありますから、ムスメは今週末にロンドンに戻ることになりました。

3月は両方のフラットの家賃を払い、仕事の合間に新しいフラットの準備をするそうです。

WiFiがなければ仕事になりませんから、その手配とか、必要な電化製品の買い入れとか。

ムスメがロンドンに戻るのは早くても3月末だろうと思っていたので、悲しい・・・

でもムスメがキッチンや浴室を共用しなくていいフラットに引越したら、私も遊びに行き易くなりますもんね

ムスメとロンドンで食べ歩きする日を心待ちにしつつ、ムスメの新生活を応援しようと思います。

 

《 オマケ 》

 

いつもは先輩ジャーナリストがやっている、日々の『新型コロナ・アップデート会見』の際の記者質問ですが。

先輩に「やってみる?」と振られたムスメ、先月のある日、数秒間だけテレビにデビューしました!

ムスメの背景として全国放送された部屋は、今私がいるこの部屋です。

我が子をテレビで見るって、不思議~。

ムスメがテレビに映ったのはほんの数秒間でしたが、ムスメ、「ず~っと心臓がバクバクして倒れるかと思った」そうです。

無事終わって良かった。

ムスメを見た友達からSNSを通じてたくさんコメントが来ましたが、うち1人は

「居間でショック死するところだった」と言っていて、笑えました

私には、若者(ムスメの友人たち)がちゃんと毎日のコロナ・アップデート会見を見ていることの方が、

新鮮なオドロキでしたけどね。

(オットーと私はめったに見ないので・・・

 


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