面倒臭がりでデブ症で、イギリス国内の友人など片手に余るほどしかいないワタクシ。
(といっても、日本の友人も片手ほどしかいませんが )
そんな貴重な友人が遊びに来てくれたので、火曜日は我家から車で15分ほどのところにあるパブにランチに行きました。
ダーズリーを出て、チャールズ皇太子もいらしたことのある隣村を抜けて、森の中の坂道を上り、
平らな土地に出て間もなくのパブ、Rose and Crown Inn です。
(村に一軒しかないレストランで一位 ↑ って、笑える。 )
道路のこっち側にあった駐車場に車をおいて、ビアガーデンを抜けて、脇の入口に向かいます。
暖炉は入って左手のバー側にあったものですが、私たちは右手のレストラン側に入りました。
平日のランチタイムだったせいか、レストランはとても空いていて落ち着けました。
(写真では見えないところに、お三人様グループがいたのみ。)
窓の外、道の向こう側に見えるこっち向きの石造りの建物は、バス停のシェルターです。
友達はフィッシュ&チップス、私は厚切りハムにしました。 どちらも£7.5(¥1425)で、
パブ・ランチとしてはお手頃価格。 イギリスって、ほんっと外食が高いっ!
このパブが “(裏手にある土地を開発業者に売って資金を作って)大がかりな改装を計画中” という、
去年の1月付けの新聞記事を見つけました。 そうか、道理でキレイだし新しい感じ。
トイレもなかなかかわいかったので、つい写真を撮ってしまいました。
パブを正面から見たところと、パブに向かって左側の眺め。 ちっぽけな緑地の向こうの建物は、ヴィレッジ・ホールのようです。
ホールの軒下は、・・・ ・・・ツバメの集合住宅になっていました。
親鳥は、ほけ~っと見上げる私たちを警戒することなくせっせとヒナに餌を運びに巣に戻り、
ヒナの中にも、顔を引っ込めることもないのもいました。 かわいい。 苦悩したようなカオのも含めて。
Rose and Crown Inn があるのは、二ムスフィールド Nympsfield 村。
とても静かで、近くにはお店の一軒も見えませんでした。 ・・・ 車がなきゃ生活できないだろうな。
かわいい玄関ドア。
これは、ホテル ・・・ ・・・ まさか個人の家? だったら(立派すぎて)許せんっ! (←はい、単なる妬みです )
Rose and Crown Inn は Listed Building なので、
内装や外装を修復するにもいろいろと規制があり大変だったようです。
(あ、Listed Building というのはゆる~く言えば、その歴史的価値から、保存の対象になっている建造物のことです。)
駐車場に戻ります。 パブの向かいにある石造りの小屋が、先ほどパブ内から見えたバス・シェルターです。
ずっと前からその存在を知っていながら、ダーズリーに住んで21年目にして初めて来ました。 Rose and Crown Inn。
きれいに模様替えされたあとで、ラッキーだったかも。 食事もおいしかったし。
ついでながら、ここは Inn なので、宿泊もできるようです。
帰り道、そこからすぐのビューポイント、コーリー・ピーク(Coaley Peak)に寄りました。
以前たま~にケイトーの散歩に、車で来たことがあります。
ピクニック・テーブルがあり、週末や夏休みにはよくアイスクリーム売りも来ています。
下り斜面は、ハンググライダー・クラブの人以外は立ち入り禁止。 右手遠方にはセヴァーン川が見えます。
遠くに見える我が町、ダーズリー。 赤 ↓ は、我家のあるあたり。 オレンジ色 ↓ は、 ・・・
・・・ 私の散歩ルートの一部があるあたり。 散歩中にそこから見えるコーリー・ピークは、こんな感じです。
家でネットしているのが大好きで、数少ない友達と会ったりなどもめ~ったにないワタクシ。 なのに、
先月のブロードウェイとバイブリー訪問といい、このパブ行きといい。
一年分の社交イベントを、ひと月以内に済ませた気分だわぁ。
(ということは、この先一年間は友達と会うこともない・・・?! )