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Channel: ハナママゴンの雑記帳
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クリスマス・ベイキング

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あっという間に終わっちゃいました、今年のクリスマス。

イギリスは25日はクリスマス・デー、26日はボクシング・デーという祭日ですが、

 私は24日・25日・26日(一昨日・昨日・今日)と早番・遅番・早番が入っていたので。

 

クリスマスに働くのは苦になりません。 どのみち日本ではクリスマスは祭日じゃないし。

オットーの家族と集まって、たらふく食べて、おしゃべりして・・・ と毎年同じだし。

どうせ食べ過ぎたあとは退屈する(シツレイ)だけなら、働いて時間を有効利用しようと思うのですよ。

 

ちなみにオットーは、今年はホリデーに行き損ねて有休を溜め込んでいたため、今月14日から1月2日まで

有休を消化しての丸3週間のお休み中です。 しかも10月最後の週から毎週水曜日にも有休をとって、

“ひとり週労働4日制” を楽しんでいました。

じつは私も、明日から10日間、仕事が入っていないんですよね・・・

緊急のシフトが入ったら働くべきだよな・・・ とは思いつつ、オットーとムスメが家にいる今は

自分も家でまったりしたいという気持ちも強くて。 家族3人水入らずができる日々なんて、もうこの先

あまりないでしょうから。 ムスメが社会人として独立生活を始めたら・・・

 

クリスマス前の19日から23日までも、シフトが入らなかったので5連休がありました。

なのでそれを利用して、重い腰を上げてクリスマスのお菓子づくりをしました。

まずは定番のミンス・パイ

  

 フィリングに使うのはミンスミート。 といっても 『挽き肉』 ではなくて、ドライフルーツ、スパイス、スピリッツなどの、すご~く甘い混ぜもの。

定評ある料理家のデリア・スミス(Delia Smith)さんが 「自家製のミンス・パイは市販品とは段違いにおいしい」 と言っていたので

一度頑張って手作りしてみましたが、あいにく味オンチの私には市販品と変わらなくて。

なので手作りはそのとき一度きり。 あとはずっと市販品を使っています。 高いものじゃないし。 (一瓶1ポンドだったかな?)

  

 パイ生地を作ってミンスミートを入れ(とても甘いので薄めに入れれば十分)、上に飾りの生地をのせて焼くだけ。

 

 上にのせる飾り生地に卵液を塗ればもっと照りがでておいしそうに見えます。 面倒臭がりの私はやりませんでしたが。

 

 

「ミンス・パイ作りで疲れちゃった~」 とオットーに訴えて、その日の夕食は珍しくオットーに受け持ってもらいました。

ラム肉のステーキ、ネギのパセリソース(インスタントのソース使用)、チップス(冷凍もの)です。

(ラムに添えられているのは、  江戸むらさきではなくて・・・・・、)

 ラム料理にはつきもののミント・ソース。 (酸味があって、私はあまり好きじゃないですが。)

 

 自分で料理しなかったものって、ほんとおいしく感じるんですよね。 オットーに感謝。

 

日を改めて、クリスマス・プディング・ビスケットも作りました。 これはほんと、見た目がカワイイ

 

 さらに、これも定番のクリスマス・ケーキも。 カップケーキなら焼けるのも速いしカットする手間も

いらないので、ここ数年はカップケーキ・バージョンばかり作っています。

クリスマス・プディング・ビスケットと一緒に小分けして、オットーの家族にもおすそ分け。

 

 今月半ばに帰宅してから忙しそうに勉強しているムスメも、従弟②の誕生日用にビスケットを作りました。

 

蒸して作るクリスマス・プディングは、メンド臭そうなので私は一度も挑戦したことがありません。

時間と手間を考えると、買っちゃった方が早いし。 いつもは4~5ポンドのもので済ませるんですが、今年は雑誌で

高評価を得ていたモリソンというスーパーの “ポート&オレンジ・クリスマス・プディング” というのを買ってみました。

8人前で7ポンド。 クリスマス・プディングはクリスマス・ディナーのデザートとして食べるのが普通ですが、

我家はクリスマスを待たずにいただいちゃいました。

3人家族なのに8人前なので、一度に全部をチンしてお皿の上にひっくり返して出すことはせず、

一人分ずつほじってボウルに盛り、それぞれをチン。

 

 プディングの外側になるよう貼りつけられたオレンジはゴールドに染められていてゴージャス

クリスマス・プディングはブランデー・バター(バター・砂糖・ブランデーの混ぜもの)を添えていただくのが伝統のようですが、

プディング自体がもうかなり甘いので、我家では砂糖を加えずに泡立てただけのクリームを添えていただきます。

 

 この “ポート&オレンジ・クリスマス・プディング” の評価ですか?

残念ながら、50点。

甘すぎてポートの香りもオレンジの風味も何もわからなかったんですもん。

この甘党の私に甘すぎると言わせるなんて。 イギリスのお菓子、やはり侮り難し・・・! 

 

過去の関連記事:

  クリスマスのお菓子 - イギリス編     クリスマス・ケーキとクルミのピクルス

クリスマス・ケーキと雪の結晶     いよいよ明日はクリスマス!

 

 クリスマス・ディナーは、今年は義妹一家がやってくれました。

義妹の次男の10歳の誕生日が24日だったので、ムスメはすでに義妹宅に泊まりに行っていてそのままクリスマスに参加。

でも食べものに興味ないし家族との集まりにも(いつでも集まれる面々なんだからと)興味ないオットーはパス。

私も仕事を口実にパス。 オットー両親と独身の義弟②は、オットー父の運転で片道50分の義妹宅に往復して参加。

 

オットーは年々食べものへの興味を失くしていくし、私も年々メンド臭がりがひどくなっています。

今年はクリスマス・ツリーすら出しませんでした。 いつもはムスメが出して飾るんですが、今年は

勉強が忙しくてタイミングを逃していたので、 「出さなくていいよねっ!」 と説得しちゃいました。

どうせ片づけは私がすることになるんだもの。 ツリーがあると掃除の邪魔だし。

このテンションの低さ・・・・・ 5年後10年後を想像すると、

ちょっとコワい気が・・・・・

 

 

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