《 ④ からのつづき 》
次はいよいよ、事件の舞台となる 1階 です。
1階はこのような構成になっていたようです。 わかり易くなるようアルファベットをふってみました。
事件との関わりは後回しにして、まず画像でそれぞれの部屋を見てみることにします。
事件後に撮影された画像が見つからなかったときは、元ラムジー邸が売りに出されたときの画像を使っていますことをご了承ください。
下左は玄関ホール。 画像左手に2階への階段、右端に居間Aへの間口が見えます。 下右は居間Aから見た間口と2階への階段。
下左は居間Aに立ってサンルームBとダイニング・ルームCを臨んだ画像のようです。 事件前のものなのか事件後のものなのかは
不明。 一見広~い間口があるように見えますが、じつはクリスマス・ツリーの背後に、サンルームBとダイニング・ルームCを仕切る
壁を背負った居間Aの狭い壁が隠れています。
下右は事件を検証するドキュメンタリー番組で映し出された、ラムジー一家が転出したあとのラムジー邸の映像の一部の同じ場所。
居間Aの隅っこ。 下右は元ラムジー邸が売りに出されたときの画像で、左端にダイニング・ルームCのアーチ形の窓が見えます。
元ラムジー邸の居間A。 間口に扉はついていなかったようですね。 2階への階段が見えます。
元ラムジー邸の南東の角にあったサンルームBの画像です。
ダイニング・ルームC。 西側にガラス入りのダブル・ドアが見えます。 日当たりがいいから居間として使っても素敵。
下左画像では左端にサンルームBが、下右画像では左端にブレックファスト・ルームDが見えます。
ダイニング・ルームCとキッチンEに挟まれた、ブレックファスト・ルームD。 ダイニング・ルームはお客様をお招きしての
正餐のときに使用し、普段の家族だけの食事にはこのブレックファスト・ルームDを使っていたのでしょう。
元ラムジー邸の下左画像では奥にキッチンEが、下右画像では奥にダイニング・ルームCが見えます。
下左は事件後に撮影されたらしいキッチンEの画像。 下右は元ラムジー邸のキッチンEの同じ辺りの画像かと思います。
キッチンE。 内装はラムジー家当時のものらしいですから、事件後片付けられてから撮影された画像でしょうか。
キッチンEを西に進んでいくと、廊下Fに突き当たる手前左側に電話があります。 パッツィーが警察を呼ぶのに使った電話です。
画像の右端に、ジョンの書斎Gらしき部屋の一部が見えます。
内装を一新された、元ラムジー邸のキッチンE。
左手にブレックファスト・ルームDとダイニング・ルームC、右手に廊下Fとジョンの書斎Gが見えます。
東側の玄関に近い端に立って見たキッチンEと、反対側から見たキッチンE。
(当時のラムジー邸の内装は、今の水準と比べるとかなり安っぽかったような・・・ と、勝手なことをぬかしてみる。)
下左は事件後に撮影された廊下F。 身代金を要求する手紙が残されていたという螺旋階段が、突き当たりに見えます。
下中はラムジー一家が転出してからの画像でしょう。 緑色のアーチをくぐるとガレージに到達します。 手前の扉口はジョンの
書斎Gのもの。 パッツィーが警察を呼ぶために使った電話(下右)は、下中画像の右手にある壁の反対側にあることになります。
ジョン・ラムジーの書斎G。 書斎というよりは居間ですが、画像に入っていない右手に本棚があったようです。
扉の向こうはトイレ。
元ラムジー邸の、元ジョンの書斎G。
廊下Fの突き当たりにある螺旋階段の右手には、パントリーHへと下りる階段があります。
下左は、事件を検証する番組でパントリーへと下りる二人の男性。 下右はパントリーHから見上げた螺旋階段。
元ラムジー邸のパントリーH。 ここには裏口がありました。
“裏口” としてこんな画像(下)も出てきましたが、これは螺旋階段の背後にあるらしい収納庫の扉では?と思います。
(つづく)