4月27日(火)、ケント州のフットパスで女性の撲殺体が発見されました。
遺体の身元は、ジュリア・ジェームズさん(53歳)と判明。
下の2画像は、2017年に再婚したご主人と一緒のもの。前夫との間に成人した息子さんと娘さんがいるそうです。
4月27日(火)、仕事を終えて帰宅したジュリアさんは、飼犬のジャック・ラッセルを連れて散歩に出ました。
下の画像と同じ服装だったということです。午後3時頃、散歩のため家を出るジュリアさんを隣人が目撃しています。
遺体が発見されたのは、午後4時頃。(誰がどのような状況下で発見したかは不明です。)
下はグーグル・マップの画像です。ジュリアさんの自宅から遺体発見現場まで、直線距離にして500mくらいでしょうか。
ジュリアさんが住むスノーダウン(Snowdown)は、ロンドンから東南東に進んだ先、ドーバー海峡の20kmほど手前にあるんですね。
大聖堂で有名なカンタベリーと白い崖で有名なドーバーの、ほぼ中間地点でしょうか。
ほんの一握りの家々しかないちっぽけな集落なので、人口は近接するエイルシャム(Aylesham)に含まれているそうです。
ジュリアさんの職業は、PCSO(Police Community Support Officer)でした。
PCSOは2002年に発足したそうで、私の解釈では “準警察官” 的なもののようです。
地域をパトロールしたり、反社会的行為など軽犯罪を取り締まったり、公的イベントの群集誘導や交通整理をしたりして、
地域社会の安全を守り住民に安心感を与えるのがその主な役割で。
鈍器で撲殺され発見されたジュリアさんの着衣に乱れはなく、動機は不明のまま。
ジュリアさんはDVユニットに関与していたので、逆恨みによる復讐という線も捜査の対象になっているそうです。
ジュリアさんの愛犬は、遺体の発見までジュリアさんの側に付き添っていたそうです。
事件から10日が経ちましたが、重要な手がかりはなさそう。
警察は、犯人のDNAが付着している可能性もあるとして、ジュリアさんの愛犬も検査しているとのことです。
セーラ・エヴェラードさん殺害事件の記憶が冷めやらぬうちに、またまた起きたひとり歩き中の女性の殺害事件。
しかもこの事件の場合は、犯人が捕まるまでは、こんなことのできる人間が何食わぬ顔で歩きまわっているということで・・・
私も人気(ひとけ)のない田舎道をよく散歩する身なので、他人事ではありません。
一刻も早く、犯人が捕まりますように!
ジュリア・ジェームズさんのご冥福をお祈りします・・・。