フィリップ殿下の葬儀(前編)
2021年4月17日土曜日、ウィンザー城。 快晴に恵まれた、絶好の葬儀日和となりました。 葬列の行進は午後2時40分頃から。私は午後2時20分頃からテレビ中継を見始めました。 上の画像の下端近くに停まったままの馬車が気になり「あれ何だろね?」とオットーに訊いたところ、 「たぶんフィリップ殿下が愛用されていた馬車だと思う」と。さすがオットー、その通りでした。...
View Articleフィリップ殿下の葬儀(後編)
《 前編からのつづき 》 女王陛下と女官が乗るベントレーは、やがて葬列から離れ、聖ジョージ礼拝堂の側面に横付けされました。 ウィンザー司祭に案内され、堂内へと入られる女王陛下。新型コロナのためお姿を拝見するのは久しぶりでした。 そりゃご高齢ではあられます(まもなく95歳)が、覚えていたよりずっと小さくはかなげに見え、何だか切なくなりました・・・。...
View Article女王陛下のお誕生日
今日4月21日は、女王陛下の95歳のお誕生日でした。 陛下が誕生したのは、ロンドンのメイフェア地区の母方の祖父母ストラスモア=キングホーン伯爵夫妻の邸宅。 帝王切開により午前2時40分にお生まれになったそうです。 当時の国王の次男の長女として誕生しましたから、生まれたときは、まさか将来女王になるなどとは誰も考えず。 運命って不思議ですね(参: エリザベス女王の “ナチス式敬礼”)。...
View Article葬儀のあとで
4月17日(土)。 フィリップ殿下の葬儀が終わって女王陛下がお車で去られたあと、他の参列者たちも次々と礼拝堂から出てきました。 ウィンザー司祭と言葉を交わしている様子の、ウィリアム王子、ハリー王子とケイト妃。 そのあと三人は、チャペル・ヒルと呼ばれる緩やかな坂道を上りはじめます。マスクを外すウィリアム王子。...
View ArticleウィンザーのトップレスBBA
ウィンザー城でフィリップ殿下の葬儀が執り行われてから、今日でもう一週間になるなんて。 時の経つのは早いなぁ・・・ 当日、政府は一般市民に、新型コロナの感染予防のため「葬儀の模様は自宅でテレビ中継をご覧ください」と要請していました。 が、それでもやって来た多少の市民やメディアや警備の警官などで、葬儀の日の城外にはそれなりの群集があったようです。...
View Article我が町で殺人事件・・・!
我が町ダーズリー(Dursley)にあるスポーツ・グラウンドで、10日前の今月16日(金)、ショッキングな事件が起こりました。 午後1時20分頃、17歳の少年が、ナイフで刺されたのです。 腹部を刺されたジョシュア・ホールくん、17歳。 ヘリで救急搬送されたものの、残念なことに翌日、亡くなったそうです・・・。 下画像の右手にグラウンドの入口。道路をはさんで反対側は工場になっています。...
View ArticleムスメとIKEAに額買いに❤
オットーがずっと前に描いて文庫本の表紙になったというイラストです。 しまい込まれていたのを引張り出され額に入れてもらって、今はムスメの新しいワンルーム・フラットに掛かっています 今月半ば、「有休を取って5連休ができたから」と、帰郷したムスメ。 「新しい部屋に飾る絵が欲しいなぁ~」とオットーに持ちかけて、このイラストをもらうことになりました。...
View Articleトウダイグサ属にご注意!
私が庭しごとに目覚めて(?)から、早くもひと月が経ったんですね。 天気と相談しながら時間があるときちょこちょこと庭に出るようにしてきたので、着々と進歩しています。 と言っても、草むしりが主ですが。 改善努力の結果は、いずれまとめて発表しますね。 今日はその一部をちょこっとご紹介 (ガーデン・センターで買ってきた花を植えただけですが)...
View Articleとってもローカルな資金集めセール
“セント・ジョージズ・クローズ(通りの名)のベンチがあるところで本とケーキと植物を売ります” という掲示を見たんです。よく通るフットパスの入口で。 昨日5月1日の午前11時から午後3時までということだったので、行ってみました。 散歩の帰りに、ちょうど11時ごろにセール現場に着くように時間を合わせて。 着いたら、ようやくセール会場の設営が終わろうとしているところでした。...
View Article5月なのに寒い・・・
朝起きてキッチンに入ると、窓辺にはチリ・ペッパーの鉢が三つ。 昼間はミニ温室で過ごすペッパーたちですが、夜間は未だに冷え込むため、屋内に入れてあげるのです。オットーが。 ブラインドを上げるとこんな 感じ(晴れた日は)。このチリ・ペッパー、けっこう辛いので辛いのが弱い私は持て余し気味です。...
View Articleセモリナ&ヨーグルト・ケーキとブロンディー
ずっと前に、ケーキを作るのに少し必要だったので買ったセモリナです。 ほんの少し黄色っぽくて、牛乳と煮てなめらかなお粥のようなデザート(Semolina pudding)を作るのが最も一般的な使い方。 高齢者専門の病院で働いていたときも、デザートとして週2回は出てきましたっけ。 賞味期限を過ぎていたので、早いとこ使っちゃおう。でもお粥デザートは芸がなさすぎるなぁ。...
View Articleジュリア・ジェームズさん殺害事件
4月27日(火)、ケント州のフットパスで女性の撲殺体が発見されました。 遺体の身元は、ジュリア・ジェームズさん(53歳)と判明。 下の2画像は、2017年に再婚したご主人と一緒のもの。前夫との間に成人した息子さんと娘さんがいるそうです。 4月27日(火)、仕事を終えて帰宅したジュリアさんは、飼犬のジャック・ラッセルを連れて散歩に出ました。...
View Articleラッセル母娘殺傷事件(前編)
今から25年前の、1996年7月9日。 ケント州の田舎で凶悪殺人事件が起きました。 下の画像は、死亡した被害者リン・ラッセルさんと次女のメーガンちゃんのもの。 何度も何度もニュースで見たのを覚えています。 我家に関していえば、当時ムスメは生後7ヶ月。毎日育児に追われていただろうし、インターネットはようやく普及を始めた頃だったから、...
View Article53年前の行方不明事件、解決なるか・・・?
今日の午後、驚きのニュースが入りました。 グロスターの中心部に近いカフェで、警察が捜索を開始したそうです。 サウスゲイト・ストリート Southgate Street にあるカフェ、THE CLEAN PLATE。 このカフェは53年前は The Pop In というサンドイッチ店で、1968年1月6日に行方不明になった メアリー・バストホルムさんはここで働いていたそうです。...
View Article続・53年前の行方不明事件、解決なるか・・・?
前回記事の続きです。 まだ進展があったわけではありませんが、ニュースで新たに知ったことがあるので書いておきたいと思います。 下はお店の前にテントが張られる前の、警察が到着したばかりらしいカフェ『ザ・クリーン・プレート』の画像です。(壁に掛かった時計がカワイイ) そうそう、この道。新型コロナのワクチンを受けに行ったとき、通りました。あのときは飲食店はどこも休業していましたが。...
View Articleジュリア・ジェームズさん殺害事件: 容疑者捕まる
先月起きたジュリア・ジェームズさん殺害事件に関しても ここ一週間ほどで大きな進展があったので、今回はそちらについて書きます。 ケント州ののどかで美しい田園風景のなか、その後も懸命の捜査が続いていました。 ケント警察は、事件があった4月27日(火)にこの地域 にいたすべての人から話を聞くことを望んでいました。...
View Articleラッセル母娘殺傷事件(後編)
《 前編からのつづき 》 ジョーシィちゃんは、脈があるとはいえ、瀕死の重傷を負っていました。 損壊された頭蓋骨の代わりに、58平方センチメートルの金属板が挿入されました。 いつ医者に「生命維持装置をオフにしましょう」と促されるかを危惧しながら、ジョーシィちゃんに付き添うショーンさん。 ジョーシィちゃんの脳損傷が身体的・精神的・知的機能にどこまで影響しているか不明でしたし、...
View Article道化に堕ちたハリー王子
ほんと、5月なのに寒い・・・。 相変わらず最高気温も低めの、天気の不安定な毎日が続いています。 散歩も、天気と相談しながら。下は散歩中に見たライラックです。 ハリー王子、またまたやらかしてくれましたね。 先週の『アームチェア・エキスパート(Armchair Expert)』(ポッドキャスト番組)での発言です。 (同番組には、オプラ・ウィンフリーと一緒に来週から始める動画配信サービス『Apple...
View Article鉄道高架橋の足元の売家
ネットニュースで面白い位置にある売家が紹介されていたので、今回はその話をば。 ノース・ヨークシャーにネウズバラ(Knaresborough)という、人口が2万人にも満たない小さな町があります。 町を流れるニッド川(River Nidd)には1851年に開通した鉄道高架橋がかかっているんですが、 その足元にある平屋が今、売りに出されているのだそうです。...
View Articleパブの『善きサマリア人』
今日はちょっぴり切なくて、でも最後は感動する話をば。 コロナ感染対策が緩和され、レストラン・カフェやパブの店内でも飲食が許されるようになった 今週月曜日(5月17日)のこと。 パブにいた3児のパパのマークさんは、一人で座っている高齢男性が15分経っても 注文を取ってもらえていないことに気づいていました。...
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