ネットニュースで面白い位置にある売家が紹介されていたので、今回はその話をば。
ノース・ヨークシャーにネウズバラ(Knaresborough)という、人口が2万人にも満たない小さな町があります。
町を流れるニッド川(River Nidd)には1851年に開通した鉄道高架橋がかかっているんですが、
その足元にある平屋が今、売りに出されているのだそうです。
興味が沸いたので、グーグル・ストリートビューでよく見せてもらいました。
家のすぐ前が道路になっているんですね。
上から見るとこんな感じ。ほんと珍しい位置にある家です。
ちなみにネウズバラ高架橋(Knaresborough Viaduct)は高さ24.5m、長さ80m(100mという異説もアリ)、幅17.3mとのことです。
家の周囲はすべてパティオというかテラスというかになっていて、土いじりできるような庭はなさそうです。
間取りはというと、裏手に寝室とバスルームが集まっていて、前面は居間、ダイニング・エリア、キッチンがオープン・プランになっているんですね。
玄関を入ってすぐにダイニング・エリアというのは、ちょっと落ち着かない感じがします。
外が暴風雨とか大雪の日とかは特に。
広いエリアがオープン・プランだと、寒い時季の暖房費もかさみそうです。
それから下の間取り図、ダイニング・エリアと INNER HALLWAY の間のドアが抜けてますよね、明らかに。
それがなければ寝室1と3には入れないもの!
家の背面の形が不規則なのは、背後の崖?の影響でしょうか。背面にある窓から見えるのは、やはり崖だけ?
前面は窓が多いので採光がいいし、インテリアもモダンで明るくていい感じです。
窓からネウズバラ城が見えるって素敵。(廃噓だけど。)
寝室はやや狭苦しい感じ? ・・・って、我家のと比べればおそらくこちらの方が広いのでしょうけど。
私なんぞにはもったいなくて使えそうにないピカピカのバスルームです。
ネウズバラは、小ぢんまりとして居心地よさそうな町ですね。
定期的にマーケットも開かれるみたい。こういうの大好き!
最後にもう一度、高架橋に戻りましょう。
SLが走る高架橋・・・ 絵になるわぁ!
さて、気になる売家のお値段はといいますと、
69万5千ポンド = 1億703万円だそうです。
玄関を入ってすぐダイニング・エリアだとか暖房費がどうのこうの以前に、
私なんぞ、予算的にお呼びじゃなかったですね。
・・・ おあとがよろしいようで~ ・・・ ・・・